PCに接続しても認識できないUSBメモリの修繕をしました

今回紹介しているのはUSBメモリー(フラッシュドライブ)の修繕について。

修理依頼時の状況

飛び込みでご来店してくださったのは当店の近くに事務所があるという法人のお客様。

どうやら仕事で使っているUSBメモリが壊れてお困りの様子でした。

詳しい状況を聞いてみると・・・

お客様の状況としてはこんな感じらしく、製作した会社に修理の問合せをしても

もう年数が経過していて新たなソフト環境に移っているらしく修理は不可とのこと。

修理は不可だが、新しいソフト環境に移行すれば引き続きサポートが可能らしいが

その環境を構築する為には費用が100万円以上発生するということ。

上記の理由から、USBメモリが認識できるようになるのなら何万円かかったとしてもいいから直したい。

と、そんな感じで受付をしました。

USBメモリの認識不具合の原因

さて、ひとまず分解して内部の様子を確認してみようかと作業を開始しました。

USBメモリの中を見てみると一目見て明らかな異常がありました。

半田が経年劣化で剥がれてしまっていました。

接触不良の原因はこの半田部分が浮いたりくっ付いたりしていることが要因。

少し拡大してみるとこんな感じになっています。

なんだか自作感満載のUSBメモリですが、製作会社の方でかんたんに修繕ができるような・・・。

まぁサポート外になった以上は、仕方のないことなのでしょうが。

真ん中の2本も半田が取れかかっていたのでついでに全部半田を足して焼き直し。

ぐらぐらしないように接触させて作業は完了です。

お客様は徒歩で数分のところに職場があるようなので、さっそく電話すると

すぐに引き取りに来てくれました。

会社に戻って動作が出来るようになったか確認してみると、問題なく改善できていたようです。

USBメモリの半田修繕費用

今回の作業は通常受付のメニューにあるわけではなく

あまりにお困りだったのでひとはだ脱いでみたという感じで受付をしました。

内容は単純でしたので、作業費として3850円を頂戴しました。

USBメモリの接触不良でお困りの方がいましたら

もしかしたら直せるかもしれないのでお気軽にご相談ください。