スマホが充電できない
充電をしても、iPhoneの充電マークが出たままで充電されない不具合 | スマホスピタル
最近では街中でも見受けられるほど、iPhoneユーザーの方が多いことが分かりますよね。
初代iPhoneは今から12年前の2007年に発売され、そこから約1年おきに新機種が発売され続けています。
現在ではiPhoneX、XS、XS Max、XRといったこれまでのiPhoneからさらに進化を遂げ、それぞれにスペックの向上した機能が搭載されているのです。
そんな新機種が発売されるとすぐに、新しい端末に機種変更するという方もおられるでしょう。
しかし、これまでのiPhoneモデルをずっと使い続けている方もたくさんいらっしゃいます。
ただiPhoneも精密機器になるので、同じ機種を何年も使い続けているとなると、どうしても本体の劣化などが進み、何かしら不具合や異常が起きる可能性が考えられます。
『さっきまで普通に使えていたのに、突然おかしくなった』『原因が分からない異常が出た』といったことが実際に発生しているのです。
今回はそんな不具合の中でもiPhoneが充電されないトラブルについてご紹介します。
iPhoneが充電されない!?充電マークがでたままなのはどうして?
『iPhoneに充電ケーブルを繋いでも充電されない』、『ずっと充電していても充電マークが出たまま』とった不具合が起きることがあります。
そんな症状が起きる原因として、バッテリーの劣化が考えられます。
そもそもバッテリーには寿命があり、劣化することで不具合が起きるのです。
寿命はだいたい1年半から2年と言われているので、それ以上の期間で同じ機種を使っていて、バッテリー交換の経験がなければバッテリーの劣化により異常が現れてもおかしくない状況にあります。
なので寿命が来てしまったバッテリーは、充電を溜めることすらできなくなっているので充電ケーブルを繋いでも、充電マーク(電池マーク)がでたままになってしまうのです。
iPhoneの充電ができないときの対処法
バッテリー自体消耗品になるので、劣化してしまった場合はバッテリーを新しくする必要があります。
なので、iPhoneのバッテリーを新しくすることで充電が出来るようになるはずです。
ただしバッテリーの劣化以外の原因で充電が出来なくなってしまっているのなら、バッテリーを新しくしても症状は改善されないでしょう。
その場合はその症状にあった対処の方法で改善されることがあります。
バッテリーの劣化により、iPhoneの充電ができないときの対処法
充電をしてくださいというマークが出ていて充電ケーブルを繋いでもその充電マークが出たままで充電されないという不具合の多くはバッテリーの劣化によるものです。
バッテリーの劣化が著しく、バッテリーを溜めることすら出来なくなってしまっているのです。
こういった症状になったらバッテリーを新しくすることで改善するでしょう。
iPhoneのバッテリー交換方法には大きく次の2つがあります。
- 自分でバッテリー交換する
- プロにバッテリー交換を依頼する
自分でバッテリー交換する
iPhoneのバッテリーを自分で交換しようとする方もいます。自分で交換すれば確かに、費用は最小限に抑えられますし、予約を待つ手間もかかりません。
しかし、よほどiPhoneの内部構造を熟知している方でない限り、自分で交換するのはおすすめできません。慣れない方が自分で行うと、他のパーツを損傷させてしまう場合があります。完全にiPhoneが使えなくなってしまうかもしれません。
プロにバッテリー交換を依頼する
バッテリーの交換はスマホ修理業者やメーカー(Apple Store)に依頼することができます。多くの修理店では、バッテリー交換に対応しています。
Apple Care+に加入している場合、Apple Storeでの修理が無料になることがあります。バッテリー容量が80%未満に低下していることが条件です。
80%以上である場合やApple Care+に加入していない場合は、有料になります。
Apple Storeでの交換が無料にならない場合は、スマホ修理業者に依頼するのがおすすめです。修理業者の方が安くバッテリー交換できる場合が多いです。また、Apple Storeは予約が取りにくい場合も多いですが、修理業者は予約なしでも対応できる場合があります。
関連記事:iPhoneのバッテリー交換を行うには?交換タイミングや交換依頼先について
それ以外の原因により、iPhoneの充電ができないときの対処法
充電器や充電ケーブルの故障
充電が出来ないという症状になったらまず、いくつかの充電器やケーブルを繋げて充電が出来るか試してみましょう。
そして一つの充電器やケーブルのみ充電が出来なければ、それが不良であるということが分かります。
コンセントの不具合も考えられるので、念のためコンセントも差し替えてみると良いでしょう。
しかしそれでも充電が出来なければ、原因は他にあると言えます。
できるだけ充電器や充電ケーブルは純正のものを使うことをおすすめします。
ケーブルには様々な種類がありますが、中には粗悪なものもありすぐに壊れたり、iPhoneに対応していないものもあることがあります。
充電口の不具合
充電ケーブルを充電口に挿しこんでも、反応しなかったり、うまく挿しこめないといった場合は、充電口の不具合であることが考えられます。
充電口の挿しこみがうまくできないということであれば、中にホコリなどの異物が入りこんでしまっていることがあります。
そういったときには無理に自力で取ろうとせず修理店などに依頼しましょう。
もし充電に必要な大事な部分に影響があると、ホコリなどは取り出せたとしても充電が出来なくなってしまう可能性があります。
そして充電口になにも異物が入り込んでいる様子はないということなら、充電口自体の故障が考えられるので、パーツ交換の修理で改善することでしょう。
iPhone本体の故障
どうしても精密機械になるので長期間使ってるうちに、動作が不安定になったりすることがあります。
そうすると一時的にシステムのエラーなどで充電が出来なくなることもあるのです。
なので一度本体の強制再起動をしてみることで、充電が出来るようになるかもしれません。
充電器や充電ケーブル、充電口、システムの不具合でもないということなら、本体の不具合によって充電が出来なくなってしまっていると考えられます。
よく車や新幹線などで充電するという方がいらっしゃいますが、車や新幹線ではソケットの電圧が違うためiPhone本体に負荷がかかってしまいます。
その影響で本体に何かしらの異変が起きて、充電が出来なくなってしまうということになるのです。
充電するときは、iPhoneに負担のかからない電圧のものから充電することを心がけましょう。
データのバックアップを取っておく
充電が出来なくなってしまっても充電残量があるということでしたら、その充電が無くなってしまう前にデータのバックアップを取っておきましょう!
バックアップを取っておけば、もし電源がつかなくなってしまったということでもデータだけは守れます。
機種変更や本体交換になった際でもデータがあるのとないのとでは全然違いますからね。
関連記事:iPhoneが充電できない原因は?直し方や修理費用について解説
iPhoneのバッテリー交換にかかる費用と期間
iPhoneを修理に出す場合「いくらかかるのか」「iPhoneが戻ってくるまで何日かかるのか」といった点が気になる方は多いかと思います。
そこで、iPhoneのバッテリー交換にかかる費用と期間についてまとめました。
iPhoneのバッテリー交換にかかる費用
さきほども解説したとおりiPhoneのバッテリー交換は、修理業者もしくはメーカー(Apple Store)に依頼することができます。修理業者とメーカーは修理料金が異なります。
ここでは、修理業者であるスマホスピタルとApple Storeの、バッテリー交換にかかる費用についてまとめました。
iPhoneシリーズ | スマホスピタルのバッテリー交換 | Apple Storeのバッテリー交換 |
iPhone 7 | 1,780円〜 | 11,200円 |
iPhone 8 | 2,800円〜 | 11,200円 |
iPhone X | 3,680円〜 | 14,500円 |
iPhone 11 | 5,080円〜 | 14,500円 |
※税込価格
※Apple/スマホスピタル 新宿アルタ店(2024年5月22日時点)
Apple Care+に加入しており、かつバッテリー容量が80%未満ならApple Storeで無料でバッテリー交換が可能です。それ以外の場合は、修理業者(スマホスピタル)の方が安くバッテリー交換できます。
参考:iPhone バッテリー交換 即日修理| スマホスピタル
iPhoneのバッテリー交換にかかる期間
スマホスピタルの場合、iPhoneのバッテリー交換は45分程度で完了します*。予約して店舗にお持ち込みいただければ、すぐに対応することが可能です。
Apple Storeの場合、iPhoneは一旦預かりになる場合が多いです。iPhoneが戻ってくるまで、5日〜7日程度かかってしまいます。
そのため、早めにバッテリー交換したい場合や、iPhoneが使えない日をなくしたい場合は、スマホスピタルでの修理をおすすめします。
*ご予約状況・機種により前後する場合がございます。
スマホスピタルの充電ができないiPhoneの修理実績
スマホスピタルでは充電ができないiPhoneを修理した実績も多数あります。今回はその中でも次の3つの修理実績を紹介します。
- 実績1.充電マークが出るだけで電源が入らないiPhoneSE(初代)の修理対応
- 実績2.充電器が反応しないiPhone XRの修理対応
- 実績3.落として充電できなくなったiPhone 7の修理対応
実績1.充電マークが出るだけで電源が入らないiPhone SE(初代)の修理対応
1つ目はiPhone SE(初代)の修理対応です。今回のiPhone SE(初代)は充電マークが出るものの、何時間待っても電源が入らない状態でした。購入後1度もバッテリー交換を行ったことがないとのことでしたので、バッテリーの寿命であると推測しました。
こちらでiPhone SE(初代)を分解して、バッテリー交換を行いました。劣化したバッテリーを本体から取り出し、新品を取り付けます。結果問題なく電源が入るようになりました。データも消えることなく、すべて残っていました。
「充電マークが出るだけで電源が入らないiPhone SE(初代)の修理対応」の詳細はこちら >>
実績2.充電器が反応しないiPhone XRの修理対応
2つ目はiPhone XRの修理対応です。iPhone XRのは充電器を挿しても通常は反応がないが、角度によっては反応するという状況でした。また、ケーブルが奥までしっかり入らず、挿しても抜けてしまう状態でした。
このような場合、原因は充電口にゴミやホコリが詰まっていることがほとんどです。そこで、こちらで充電口の掃除を行いました。結果、奥までしっかり刺さり充電できました。
このように、iPhoneの修理を行わなくても充電できない問題が解決する場合もあります。ただし、充電口の掃除は気をつけて行わないと、端子を傷つけてしまう恐れがあります。心配な方は自分で行わず、スマホスピタルにご相談ください。
「充電器が反応しないiPhone XRの修理対応」の詳細はこちら >>
実績3.落として充電できなくなったiPhone 7の修理対応
3つ目はiPhone 7の修理対応です。
今回のiPhone 7は落として画面が激しく割れてしまい、さらに充電もできなくなってしまいました。こちらで何が原因で充電できないのか調査したところ、充電口が故障していると判明しました。恐らく、落としたときの衝撃で、充電口の中がショートしたと思われます。
こちらで、画面交換対応に加えて、充電口交換対応を行いました。合計120分ほどで作業が完了しました。スマホスピタルでは、複数の故障を同時に修理することも可能です。
「落として充電できなくなったiPhone 7の修理対応」の詳細はこちら >>
iPhoneの充電ができないときはスマホスピタルまで!
iPhoneの充電ができなくなった際に、バックアップを作成していたり、データを諦めきれるなら、そこまで問題はないのかなと思います。
ですが、データがどうしてもほしい、バックアップも作成していない…
ということでしたら、正規店で修理をしたり、機種変更を行うとデータはなくなってしまうでしょう。
そんなときはぜひスマホスピタルにお越しください!
スマホスピタルでしたら、データそのままで当日修理が可能です。
バックアップを作成していなくても、パーツ交換修理のみ行いますので、データ領域には触れることなく修理ができるのです。
スマホは精密機械になるので、予期せぬ不具合が急に起きることがあります。
原因がはっきりしなかったり、自力では直せないという故障などがございましたら、ぜひスマホスピタルにお越しください。
iPhoneはもちろんのこと、XperiaやGalaxyなどのAndroidスマホの修理も承っております。
もしご不明な点やご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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