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壊れたスマホからデータは取り出せる?iPhone/Android共に解説 | スマホスピタル
iPhone・Androidスマホ・ガラケー等から「データが取り出せない!」とお困りではありませんか?
本来、機種変更の際は旧デバイスでバックアップを取り、新デバイスに復元することでデータ移行を行います。しかし、予期せぬ故障によってバックアップが不可能になることはもちろん、そもそも電源が入らないといった状況になることもあります。
そういった故障デバイスに保存されたデータは諦めるしかないのか?
いいえ、スマホスピタルなら救出できる可能性があります!今回は「故障デバイスからのデータ復旧」について解説していきたいと思います!
Contents
スマホからデータだけ取り出せない?
結論から言いますと、スマホからデータだけを取り出すことはできません。
スマホはセキュリティ対策の観点から、他者が簡単にスマホ内のデータにアクセスできないように設計されています。データ移行には必ず端末操作が求められるため、故障している場合は“スマホを操作可能な状態”にする必要があります。
なお、スマホ内の写真・動画・アプリといったデータは本体の基板に取り付けられている記憶媒体(本体ストレージ)に保存されています。
本体ストレージのデータにアクセスするためには、ご存知のとおりスマホのロックを解除してデバイスから見る方法が1つ、もう1つがパソコンに接続する方法です。ただし、後者はパソコンへの接続を許可したり、データ転送の許可をスマホで行う必要があるため、壊れたスマホでは実質無効となります。
いずれにしても、スマホを操作可能な状態にするためには「修理」が基本になるということを覚えておきましょう。
【故障別】データ復旧の可能性について
ここではスマホの故障状態ごとに、データが取り出せるかどうかの可能性について解説します。
- バッテリー劣化の場合
- 充電ポート故障の場合
- 画面故障の場合
- 水没による故障の場合
- 基板破損(全損状態)の場合
バッテリー劣化の場合
写真:iPhone 3GS – バッテリー交換|スマホスピタル 八王子店
バッテリー劣化が原因でスマホの電源が入らなくなったのであれば、バッテリー交換によって再度電源が入るようになる可能性があります。
スマホ内蔵のリチウムイオン電池は経年劣化を起こし、最終的には電池として使えなくなります。初期症状としてはバッテリー持ちの悪化と軽度なものですが、起動に必要な電力すら生み出せなくなると、いくら充電しても電源が入らなくなるようになります。
なお、長期間使っていなかった古いスマホもバッテリー劣化が進行することがあり、「昔は使えたのになぜか使えなくなった」というケースもよく見られます。
「iPhoneのバッテリー交換」に関する料金等の詳細はこちら
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充電ポート故障の場合
写真:iPhone 14 Pro – 充電口修理|スマホスピタル 八王子店
正常なバッテリーでも、充電ポート(充電口)が故障している場合は充電そのものができなくなります。ただし、こちらも修理で再び充電可能になり、同時にスマホ内のデータにもアクセス可能になります。
主な原因は、強い衝撃や経年劣化による充電ポートの変形、埃やゴミの混入による接触不良、接続端子の腐食などが挙げられます。充電ケーブルを接続した際に特定の角度や指で力をかけないと充電が始まらないような状態であった場合は、充電ポートの故障を起因に電源が入らなくなった可能性が考えられます。
「iPhoneの充電ポート修理」に関する料金等の詳細はこちら
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画面故障の場合
写真:Xperia 10 Ⅳ – 画面修理(重度)|スマホスピタル 大阪梅田店
重度の画面故障により、タッチ操作が一切できなくなることがあります。こうなると端末操作はもちろん、PCを使ったデータ移行もできなくなります。
画面修理については、お使いのスマホのタッチパネル構造によって難易度が異なり、ガラス交換のみで済む場合もあれば、液晶や有機ELも交換しなければならない場合もあります。ただし、タッチ操作が一切無効になるような画面故障は基本的に後者に該当します。
ただし、こちらも他の故障と同様に、修理による画面交換でまたタッチ操作ができるようになることがほとんどです。タッチ操作が可能になれば、スマホのロック解除はもちろん、PCを使ったデータ移行やバックアップもできるようになります。
「iPhoneの画面修理(重度)」に関する料金等の詳細はこちら
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水没による故障の場合
スマホを水没させると画面が映らなくなったり、反応しなくなったり、電源が入らなくなったりすることがあります。こういった場合は「水没復旧」と呼ばれる修理によって、一時的にでもスマホを操作可能な状態にできる場合があります。
“一時的にも”と言った理由ですが、一度水没したスマホは完全に修理することはできません。手の届かない細かいパーツ部分に浸水し、そこが時間経過で腐食して再び再起不能になるといったことが起きます。
したがって、水没した場合は機種変更が安全策にはなります。ただし、当然水没スマホからデータ移行なしでは以前と同じようには使えません。こういったケースでも「水没復旧」により、一時的に操作を可能にすることでデータ移行自体は可能になる場合があります。
基板破損(全損状態)の場合
写真:iPhone 12 Pro Max – 基板修理(データ復旧)|スマホスピタル 池袋店
スマホの全機能のパーツが集約された基板が破損した場合、データ復旧できるかどうかは故障状態に依存します。
例えば、水没によって基板が部分的にショートしたようなケースであれば、データ復旧の余地はあります。しかし、車に轢かれた等で物理的に大破しているような状態である場合は、残念ながら復旧は極めて困難だと言えます。
基板修理については、スマホ修理の中でも最も難易度が高く、修理メニューとして取り扱っていない修理店も多数あります。したがって、修理を希望する場合は修理店のサービス内容を事前に確認しておくことをおすすめします。
なお、スマホスピタルでは「基板修理(データ復旧)」としてサービス提供しており、これまでにも壊れたスマホからのデータ救出に成功した事例は複数あります。もし基板修理をご希望の場合は、スマホスピタルへのご来店をご検討ください。
「iPhoneの基板修理(データ復旧)」に関する料金等の詳細はこちら
「Androidの基板修理(データ復旧)」に関する料金等の詳細はこちら
データ復旧のために自分でできること
修理店に持ち込む前にご自身で確認・試行できることもいくつかあります。具体的には次のとおりです。
- クラウドに保存されたバックアップの確認
- パソコンに保存されたバックアップの確認
- SDカード内のデータ確認
- ソフトウェアの修復
クラウドに保存されたバックアップの確認
まずはお使いのスマホに紐づけられたクラウドストレージに、バックアップがないか確認しましょう。
iPhoneの場合は、iCloudを確認します。パソコンやその他デバイスでiCloud.comにサインインすることで、写真・連絡先・カレンダーなどのデータが同期されているか確認できます。また、iCloudバックアップが有効になっていれば、デバイス設定やアプリデータなどもバックアップされており、新しいiPhoneにデータを復元することが可能です。
Androidの場合は、Googleアカウントに紐づくサービスを確認します。Googleフォトにアクセスすれば写真や動画が、Googleドライブには各種ファイルが保存されている可能性があります。また、Google Oneのバックアップ機能を利用していれば、アプリ・連絡先・SMSメッセージ・デバイス設定などがバックアップされている可能性があります。
ただし、iCloudの無料プランで提供されるストレージ容量は5GB、Googleアカウントの無料プランは15GBです。これらの容量では、スマホの全データを保存できていないことが大半であるため、有料プランにアップグレードしていない限り、一部の画像や動画などは復元できないことがほとんどです。
パソコンに保存されたバックアップの確認
過去にスマホをパソコンに接続し、手動でバックアップを取ったことがある場合、バックアップ時点のデータについては復旧することができます。
iPhoneの場合、MacのFinderまたはWindowsのiTunesを使用してバックアップ&復元ができ、新しいiPhoneにもこのバックアップデータを反映させることができます。最新状態ではない、妥協のデータ復旧にはなりますが、その時点に戻すことはできます。
Androidについては、メーカーがPC用バックアップソフトを提供していないことが多く、この方法については一部モデルのAndroidユーザーに限られます。具体的には、Samsung(Galaxy)が「Smart Switch」というソフトを提供しているのみで、その他Androidメーカーについては専用ソフトはありません。
PC接続自体はどのAndroidでも行えますが、データ転送できるのは画像や動画といったものに限られており、「○○時点のバックアップデータを使って、スマホを復元する」ということはできない点にご留意ください。
SDカード内のデータ確認
SDカードスロットを備えたAndroidスマホを利用している場合、SDカードに保存されたデータは救出できる可能性があります。ただし、これはSDカードをどのように設定していたかによって大きく左右されます。
SDカードを「外部ストレージ」として使用していた場合、データ復旧は簡単です。壊れたスマホからSDカードを取り出し、他のスマホやパソコンのカードリーダーに挿入するだけで、保存されている写真や動画、音楽ファイルなどに直接アクセスできます。
一方、注意が必要なのはSDカードを「内部ストレージ化」して使用していた場合です。この設定を行うと、SDカードはスマホの内部ストレージの一部として扱われるようになり、そこに保存されたデータはスマホ専用に暗号化されます。
暗号化を解くための複合化キーはスマホ本体の内部に保存されるため、SDカードを取り出して他の機器に接続しても、中身を読み取ることは一切できません。つまり、SDカード内のデータ復旧にも、スマホの修理が必要になることになります。
ソフトウェアの修復
スマホの故障原因がOS(iOSやAndroid)の不具合である場合、公式の修復ツールを使って問題を解決できることがあります。例えば、起動時にロゴマークが表示されたまま動かなくなる「リンゴループ」や「ロゴループ」といった症状がこれに該当します。
iPhoneの場合は、パソコン(MacまたはWindows)に最新版のFinderまたはiTunesを準備し、iPhoneを「リカバリーモード」で起動して接続します。次にパソコンの画面に「アップデート」と「復元」の選択肢が表示されたら「アップデート」を選択してください。「復元」を選択すると本体が初期化されて、保存されているデータはすべて消去されてしまうので注意しましょう。
Androidの場合については、メーカーによっては公式の修復ツールが提供されていることがあります。Galaxyは前述の「Smart Switch」、Xperiaは「Xperia Companion」、Google Pixeは「Google Pixel Update and Software Repair」というウェブツールが提供されています。
残念ながら、AQUOSやarrowsには公式修復ツールはありません。なお、社外製のAndoroid修復ツールを提供する企業もありますが、実際に修復できるかどうか定かではないため、そういったツールを利用する場合は自己責任で行いましょう。
壊れたスマホのデータ復旧は『スマホスピタル』にお任せください!

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