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iPhone修理について

iPhoneの電源が突然落ちるのはなぜ?その原因と対処法 | スマホスピタル

iPhoneの電源が突然落ちるという症状でお困りではありませんか?

その原因はバッテリー劣化やiOSの不具合など様々ありますが、それぞれ正しい対処法を把握しておくことで、不測の事態にもスムーズに対応することができます。

この記事では、iPhoneの電源が突然落ちる原因と対処法をはじめ、修理が必要な場合の具体的な料金などもわかりやすく解説していきたいと思います。

iPhoneの電源が突然落ちる原因は?


iPhoneの電源が突然落ちる原因は、主に次のとおりです。

  • バッテリーの経年劣化
  • 低温・高温の影響
  • 高負荷によるフリーズ
  • iOSの不具合
  • アプリの不具合
  • ストレージの容量不足
  • 本体の故障

バッテリーの経年劣化


https://smahospital.jp/column/repair-battery/112839/

iPhone内蔵のリチウムイオンバッテリーは消耗品であり、使用とともに経年劣化していきます。

バッテリーが劣化すると蓄えられる電力量「最大容量」が減るだけでなく、瞬間的に大きな電力を供給する能力「ピークパフォーマンス性能」も低下します。バッテリーが十分な電力を供給できない状態になると、iPhoneは内部の電子部品を保護するため自動的にシステムをシャットダウンするようになります。

特にバッテリー残量が少ない時や経年劣化が進んだバッテリーでこの現象が起こりやすく、寒い環境では顕著になるとAppleでは説明されています。

参考:iPhoneのバッテリーとパフォーマンス – Apple サポート (日本)

低温・高温の影響


https://smahospital.jp/shop/saga/report/23640/

周囲の温度が極端に低い・高い場合もiPhoneの動作に影響します。

Appleによれば、0℃未満の極端な低温環境で使用するとバッテリーの消耗が一時的に早くなったり、本体の電源が切れてしまうことがあるとされています。特に寒い屋外でバッテリー残量が十分あるにも関わらず、突然電源が落ちた場合は気温の低さが原因の可能性があります。

逆に高温の環境下では、異常な本体温度の上昇を防ぐために保護機能が働きます。例えば、真夏の直射日光下で使い続けると、画面に「高温注意」という警告メッセージが表示され、デバイス機能が制限されたり、極端な場合にはシャットダウンすることもあります。

参考:iPhoneやiPadが高温または低温になりすぎた場合 – Apple サポート (日本)

高負荷によるフリーズ


https://smahospital.jp/column/repair-smartphone/sumaho_freeze/

GPS・3D・ARゲームアプリなど、高負荷アプリの使用時に本体がフリーズし、そのまま電源が落ちることがあります。

スマホ自体の性能にも左右されますが、こういった高負荷アプリは本体が熱を帯びて動作する(重い処理を継続的に行う)ことが多く、高温状態が続くとiPhoneの挙動が不安定になり、フリーズしやすくなります。

また、バッテリーが劣化している場合はピークパフォーマンス性能も低下しているため、高負荷アプリが要求する大きな電力を十分に供給することができず、結果的に保護機能が働いて強制的なシャットダウンを招く場合があります。

参考:iPhoneやiPadの動作が遅い場合 – Apple サポート (日本)

iOSの不具合


https://smahospital.jp/shop/suminodo/report/32531/

特定のiOSバージョンにはバグを持つものがあり、これが原因で電源が落ちてしまうこともあります。

例えば、Appleコミュニティでは「iOS18にアップデート後、iPhoneがランダムに繰り返しシャットダウンする」という症状が報告されており、類似の症状が多数のユーザーから寄せられています。

したがって、iOSをアップデートしてから調子が悪くなり、本体故障に繋がるようなことをした記憶がないのであれば、iOSの不具合に原因がある可能性が高いです。

アプリの不具合

特定のアプリに不具合がある、またはiOSとの互換性を失って端末ごと落ちていることも考えられます。

アプリが正常に動作せず、iPhoneのシステムリソースを過剰に消費したり、iOSの動作に支障をきたすような不具合を起こすと、本体がフリーズしたり再起動してしまうことがあります。

実際、Appleコミュニティでは「iOS18にアップデート後、Instagram・Facebook・Snapchatを開くとすぐにクラッシュするようになった」という症状が多数のユーザーから寄せられています。

ストレージの容量不足


https://smahospital.jp/column/help/102905/

ストレージの容量不足もiPhoneの動作に悪影響を与えます。

ストレージ空き容量がほぼ無い状態では、アプリの動作に必要な一時ファイルの生成やメモリ領域が確保できず、システムが不安定になります。その結果、動作が重くなったり、アプリが強制終了しやすくなったり、場合によってはシステム全体が落ちてしまうこともあります。

特にストレージ残量が0に近い場合は要注意であり、Appleも「速度の低下を防ぐには最低でも1GB以上の空き容量を確保してください」と推奨しています。

参考:iPhoneやiPadの動作が遅い場合 – Apple サポート (日本)

本体の故障


https://smahospital.jp/shop/osakadai4biru/report/15818/

https://smahospital.jp/content/uploads/sites/12/2018/09/P_20180922_142246_vHDR_On-scaled.jpg

本体の故障が原因である可能性も考えられます。

具体的には、前述のバッテリー劣化に加え、水没や落下による基板・部品の損傷、各種パーツの経年劣化などです。こうした本体故障は素人が直接確認するのが難しく、思い当たる出来事がある場合は早めに修理することをおすすめします。

特にバッテリーの劣化は重症化するとバッテリーが膨張し、何かの拍子で突然発火することがあります。実際、リチウムイオンバッテリーを起因とする火災事故は国内・国外ともに世界中で発生しており、他人事として捉えないようにするのが大切です。

Appleでも「iPhone本体やバッテリーが損傷したと疑われる場合は、使用を中止してください。損傷した状態で使い続けると過熱やケガの原因になる恐れがあります」と注意喚起している通り、故障が疑われる場合は出来るだけ早く修理店で本体の点検を受けることを検討しましょう。

参考:iPhoneの安全性に関する重要な情報 – Apple サポート (日本)

iPhoneの電源が突然落ちる場合の対処法

iPhoneの電源が突然落ちる場合の対処法は次のとおりです。

  • バッテリーの最大容量を確認する
  • 本体を再起動する
  • iOSをアップデートする
  • 1GB以上のストレージ空き容量を確保する
  • モバイルバッテリーを常備する
  • iPhoneを点検してもらう

バッテリーの最大容量を確認する


https://smahospital.jp/shop/himeji/report/11879/

まず最初に確認したいのが、バッテリーの劣化状況です。

iPhoneは「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」という項目で、バッテリーの最大容量(新品時と比べた現在の容量)を確認できます。ここに表示される「最大容量」の数値が80%未満の場合は、バッテリーが寿命を迎えているサインとなります。

なお、バッテリー膨張を起こしていない限り、電池として使えないわけではありませんが、バッテリーの最大容量が低下しているということは、ピークパフォーマンス性能も低下しているわけであり、必要な電力を供給できず端末がシャットダウンするリスクがその後も高まり続けます。

いずれにしても最終的にはバッテリー交換が必要になることから、Appleの規定する「80%」を目安にバッテリー交換をすることが、その後の利便性を踏まえ最適解と言えます。

参考:iPhoneのバッテリーとパフォーマンス – Apple サポート (日本)

本体を再起動する

本体の再起動は、あらゆる不具合の解消に効果的な対処法です。

長時間電源を入れっぱなしで使っていると、システム内部に一時データや不要なプロセスが溜まり、動作が不安定になることがあります。こういった場合、再起動を行うことでシステムがリセットされ、再びiPhoneの動作が安定化することはよくあります。

iPhoneのモデル 再起動の手順
iPhone X以降 ・いずれか片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押し

・スライダーが表示されたら、ドラッグして電源オフ

・本体の電源が切れるまで30秒ほど待つ

・本体の電源を再び入れるには、サイドボタンを長押し

iPhone 6以降
iPhone SE (第2~3世代)
・サイドボタンを長押し

・スライダーが表示されたら、ドラッグして電源オフ

・本体の電源が切れるまで30秒ほど待つ

・本体の電源を再び入れるには、サイドボタンを長押し

iPhone 5以前
iPhone SE (第1世代)
・トップボタンを長押し

・スライダーが表示されたら、ドラッグして電源オフ

・本体の電源が切れるまで30秒ほど待つ

・本体の電源を再び入れるには、トップボタンを長押し

参考:iPhone を再起動する – Apple サポート (日本)

iOSをアップデートする


https://smahospital.jp/shop/machida/report/18481/

iOSのバグが原因である場合、iOSを最新バージョンに更新することで症状の改善が期待できます。

Appleは定期的にiOSのアップデートを配信しており、不具合の修正やパフォーマンス改善が行われています。明らかにiPhoneの挙動がおかしい場合には、最新のiOSへアップデートしてみましょう。

手順は「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」の順にタップします。ここで最新バージョンがある場合はインストール画面が表示されるので、画面の指示にしたがってアップデートを行いましょう。

参考:iPhoneやiPadをアップデートする – Apple サポート (日本)

1GB以上のストレージ空き容量を確保する


https://smahospital.jp/shop/ikebukuro/report/21913/

https://smahospital.jp/content/uploads/sites/31/2022/08/IMG_7729-scaled.jpg

ストレージ容量に空きが無い場合、1GB以上の空き容量を確保するようにしましょう。

特にメディアファイル(動画・写真・音楽)は容量が重く、不要なものを優先して削除することで効率的に空き容量の確保ができます。またアプリも普段使わないものがあるのであれば、この期に削除すると良いでしょう。

現状のストレージ容量は「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」で確認ができます。なお、同画面下部に容量順にアプリが一覧形式で表示されるので、使っていないアプリがあれば削除して整理すると良いでしょう。

参考:iPhoneやiPadのストレージを確認する方法 – Apple サポート (日本)

モバイルバッテリーを常備する


https://smahospital.jp/column/blogs/180306/

バッテリー劣化の影響で電源が落ちる場合、モバイルバッテリーを常備することで一時しのぎが可能です。

ただし、基本的にモバイルバッテリーに接続したままの状態になるため、スマホとしての利便性が著しく低下することはもちろん、ながら充電はバッテリーへの負荷が大きく、劣化を早めることに繋がります。“根本的な解決には至らない”ということを前提に、あくまで一時しのぎの対処法と考えましょう。

なお、モバイルバッテリーには様々な製品が販売されていますが、iPhoneとの互換性を保証された「MFi認証」付きの製品を選ぶようにしてください。実はモバイルバッテリーに搭載されたリチウムイオンバッテリーを起因とする火災事故が国内では最も多く、製品によっては安全基準を十分に満たしていないものもあるため注意が必要です。

iPhoneを点検してもらう


https://smahospital.jp/column/repair-battery/126353/

いずれの対処法でも症状が改善しない場合、iPhone本体の故障が疑われるため、スマホ修理店にて点検を依頼しましょう。

前述のとおり、突然電源が落ちる症状が発生する故障原因としては、バッテリー劣化や水没による故障が考えられます。ただし、その詳細はiPhoneを分解して初めてわかり、特定された故障原因によって修理内容や費用がそれぞれ異なります。

修理して使い続けるのか、iPhoneを新調するのか、その判断材料にもなりますので、まずはiPhoneを点検してもらいましょう。

電源が落ちるiPhoneの修理費用は?


ここでは電源が落ちる症状の代表例として、「バッテリー劣化」と「水没による故障」に関する修理料金について紹介していきます。

  • iPhoneのバッテリー交換料金
  • iPhoneの水没復旧料金

iPhoneのバッテリー交換料金

iPhoneは、使用中に突然電源が落ちることがあります。原因はバッテリーの劣化やiOSの不具合などさまざまなので、万が一のトラブルに備えて対処法を把握しておくと安心です。

また、普段から電源が突然落ちても困らない使い方を心がけると、外出先でのトラブルにもスムーズに対応できます。この記事では、iPhoneの電源が突然落ちる原因と対処法をわかりやすく解説します。

電源が突然落ちても困らないiPhoneの使い方も解説するので、iPhoneユーザーはぜひこのまま読み進めてみてください。

モデル・シリーズ Apple
(AppleCare+あり)
Apple
(AppleCare+なし)
スマホスピタル
iPhone 15 0円 15,800円 9,480円〜
iPhone 14 15,800円 8,980円〜
iPhone 13 14,500円 8,480円〜
iPhone 12 14,500円 7,980円〜
iPhone 11 14,500円 6,980円〜
iPhone X サポート対象外 サポート対象外 5,980円〜
iPhone 8 0円 11,200円 5,480円〜
iPhone 7 11,200円 4,980円〜
iPhone 6 サポート対象外 サポート対象外 4,980円〜
iPhone 5 4,980円〜
iPhone 4 5,480円〜
iPhone SE (第3世代) 0円 11,200円 5,980円〜
iPhone SE (第2世代) 0円 11,200円 5,480円〜
iPhone SE (第1世代) サポート対象外 サポート対象外 4,980円〜

※税込価格 / Apple / スマホスピタル 新宿店 (2025年5月時点)

iPhoneのバッテリー交換料金は、4,980円〜15,800円(税込)が目安です。

数ある修理の中でも比較的リーズナブルな価格帯であり、劇的な症状改善が見込めることから、バッテリー交換によって旧世代のiPhoneを使い続ける方は多い傾向にあります。

なお、Appleでは有料保証プラン「AppleCare+」に加入済み&バッテリーの最大容量が80%未満という2つの条件を満たしている場合は無償交換が可能です。バッテリーの最大容量については「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」で確認することができます。

iPhoneのバッテリー交換費用などの詳細はこちら>>

iPhoneの水没復旧料金

モデル Apple

(AppleCare+あり)

Apple

(AppleCare+なし)

スマホスピタル
iPhone 15 12,900円 87,800円 12,800円〜
iPhone 14 87,800円 12,800円〜
iPhone 13 68,800円 12,800円〜
iPhone 12 68,800円 12,800円〜
iPhone 11 59,400円 12,800円〜
iPhone X サポート対象外 サポート対象外 12,800円〜
iPhone SE (第2世代) 12,900円 37,400円 4,980円〜
iPhone 8 48,200円 4,980円〜
iPhone 7 42,800円 4,980円〜

※税込価格 / Apple / スマホスピタル 新宿店 (2025年5月時点)

iPhoneの水没復旧料金は、4,980円〜87,800円(税込)以上が目安です。

Appleでは水没に対する修理メニューが無く、本体交換での対応となる可能性があります。この場合、AppleCare+に未加入だと10万円を超える費用が発生するケースがある他、本体交換によって渡される新端末はデータが削除された状態である点には注意が必要です。

AppleCare+に未加入の方、即日修理をご希望の方、データを失わずに修理をご希望の方は、当店スマホスピタルにまずはご相談ください。

iPhone水没復旧修理の費用などの詳細はこちら>>

iPhoneの点検・修理は『スマホスピタル』にお任せください!



iPhoneの電源が突然落ちる症状としては、バッテリー劣化が原因であることが一般的です。ただし、それ以外の故障が原因である可能性もゼロではありません。

仮に電源が入らないようになった場合、iPhone内のデータの安否は故障状態に依存してしまいます。最悪の事態を避けるという意味でも、可能な限り早めの点検・修理をおすすめいたします。

当店スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者であり、総務省登録修理業者として厳しい技術・品質をクリアしております。iPhoneに関しては多数の修理実績を保有、安心して修理をお任せいただけます。
※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値

データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日、修理後は最長6ヶ月の保証がつきます。ご予約不要で飛び込みのご来店でも無料相談・お見積りを承っております。ぜひお近くのスマホスピタルまでご相談ください!

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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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