iPhone画面の不具合は突然やってくる！？いざという時に備えて使える機能をご紹介！ | スマホスピタル

日本でも多くの方が使用しているiPhoneは、精密機械のため、突然画面が反応しないなどの不具合が起こることがあります。また、普段から携帯するものですので、落としたりぶつけたりする事故は誰にでも起こりうるかと思います。その場では使用出来ていたのに、次の日になったら突然使えなくなってしまった！というケースもよくお聞きします。そんな時、すぐに修理を出来ればいいのですが、時間的にお店が閉まっていたり、修理前に家族や上司に一報を入れたい、できればバックアップしておきたいという場面は少なくないでしょう。今回はそんな局面で最低限の操作が出来るかもしれない、iPhoneの機能をいくつかご紹介致します。

簡易アクセスを使用する

はじめにご紹介するこの機能は、単純に画面の表示を下にずらす機能となります。最初から設定されていることもあり、本来は画面が大きくなっていくiPhoneに対して、片手操作でも上部に指が届くようにするための機能ですが、もしも画面上部のみタッチが反応せず、少し下にずれれば押せるのになぁ～という時に使える機能です。iOSによって設定方法が異なりますのでご注意ください。設定の画面から、アクセシビリティ＞タッチ（または一般＞アクセシビリティ）をタップすると、「簡易アクセス」の項目があれば、オンにすることで使えるようになります。ホームボタンのある機種ではホームボタンを押し込まずに指の腹で二度触れると、ホームボタンのない機種であれば画面下部を下方向に引っ張ると下に下がって来るかと思います。

Siriを使用する

今回一番のオススメは、このSiriを使用する方法です。簡易アクセスのように画面をずらしてタッチするわけではなく、アプリや機能を直接使用するようにAIに指示を出すことができるため、画面タッチが一切効かない場合や、半分見えないという状態でも操作ができるかもしれません。連絡先に登録のある名前に「電話して！」や特定のアプリを「起動して！」と話しかけるだけで画面に触れなくても操作ができる場合があります。そのためには一度Siriを起動し設定をしておく必要があるので、ホームボタンまたは電源ボタンを長押しして、事前に準備をしておくのがいいかと思います。また、ショートカットアプリを使用してある程度のSiriの動作を設定可能です。家の中でよく行う動作を登録すると便利ですので、同時にiPhoneに話しかけて使いたい動作を、あらかじめ登録しておくといいでしょう。

ホームボタンや背面にショートカットを設定しておく

ホームボタンのトリプルタップや背面タップに対して、特定の動作を選んで設定することが出来ます。画面をスクロールさせたり、拡大鏡を設定しタッチの反応がある部分にアイコンをずらすことができるかもしれません。これに関してはイレギュラー時だけでなく普段から自分の使いやすいように設定でる便利な機能なので、一度も触れたことがないという方もぜひ使ってみて下さい。アクセシビリティの最下部の「ショートカット」からホームボタントリプルタップの設定、タッチの最下部に「背面タップ」の設定がそれぞれできるようになっています。

スイッチコントロールを使う

基本的な使い方としては画面や外部機器、カメラを使用して「スイッチ」を設定し、画面内を移動するカーソルを使って操作することができます。画面が全然見えないと使えなかったり、使い慣れないとなかなか大変な作業になりますが、あらかじめスイッチを設定しておけば機能的には画面に触れずほとんどの動作が可能になります。ただしスイッチコントロールをオンにする際には画面での操作が必要になることもあります。あらかじめホームボタンのトリプルタップやショートカットアプリでSiriを利用して起動できるようにすると、もしもの時に最悪を免れることができるかもしれません。また、スイッチコントロール機能そのものは慣れないと非常に使いにくいものではあるかと思うので、事前に一度使用してみてもいいかもしれませんね。

最後に

画面の故障の状態によっては使えなかったり、再起動時のパスコード入力画面ではどうしようもない場合もありますが、そんな機能もあるのか～と意識して頂ければと思います。修理するにしても買い替えるにしても、データ消失のリスクが一番心配な部分ではないかと思います。普段からデータのバックアップと、取り出す方法を頭にとめておいて頂き、故障があったら早めの修理をご検討されるのが安心してiPhoneを使用するコツではないかと考えます。急ぎの修理はぜひ一度、スマホスピタル宇都宮店へご相談下さいませ♪