📱 iPhone14 Pro Maxの画面が緑・有線充電できない症状
✅ 今回の修理ポイント
- 画面全体が緑色になり、壁紙がうっすら見える状態
- Lightningケーブルでは充電不可、ワイヤレス充電は可能
- 内部の水没判定シールが赤く変色
- ドックコネクターの一部に腐食を確認
- 画面交換+ドックコネクター交換で改善
- 修理時間は約2時間半
iPhoneの画面が緑になる「グリーンスクリーン」とは?
今回お預かりしたiPhone14 Pro Maxは、画面全体が強い緑色になっており、よく見るとうっすらと壁紙が確認できる状態でした。
iPhoneで画面が緑色になる症状は、ディスプレイパネルの故障や表示回路の不具合などによって発生することがあります。
電源自体は入っていても、画面側が正常に映像を表示できなくなると、今回のように緑一色に近い表示になる場合があります。
画面が緑でも本体自体は起動している場合があります
通知音や振動がある、着信する、壁紙がうっすら見えるといった状態であれば、本体そのものは起動している可能性があります。
このような場合、まず新しい画面を仮付けして表示が改善するか確認することで、画面故障なのか基板側の問題なのかを切り分けます。
修理前の状態です。画面全体が緑色になっていますが、よく見るとうっすらと壁紙が表示されています。

⚠ 画面異常を放置するリスク
- 突然画面が完全に映らなくなる
- タッチ操作ができなくなりバックアップが取れなくなる
- ゴーストタッチが発生する可能性がある
- 別の故障が隠れていても確認できなくなる
内部を確認すると水没判定シールが赤く変色
分解を進めて内部を確認したところ、バッテリーコネクター付近にある水没判定シールが赤く変色していました。
内部の水没判定シールが赤く変色しています。端末内部に水分や湿気が入り込んだ可能性を示す状態です。

お客様へ使用状況を確認したところ、普段からお風呂でiPhoneを使用されているとのことでした。
防水性能があるiPhoneでもお風呂での使用には注意
iPhoneには耐水性能がありますが、完全防水ではありません。
特にお風呂場は湿度が非常に高く、端末の内部と外部の温度差によって結露が発生する場合があります。
直接水の中へ落としていなくても、長期間高温多湿な環境で使用することで内部へ湿気が入り、水没判定シールが反応したり、部品の腐食につながったりするケースがあります。
今回、メイン基板のコネクター周辺には目立った腐食は確認できませんでした。
そのためまずは画面を仮付けし、表示状態を確認していきます。
新しい画面を仮付けすると正常に表示
新しい画面を仮付けして起動確認を行ったところ、緑色の表示はなくなり、正常に画面が映ることを確認できました。
新しい画面を仮付けし、正常に映像が表示されることを確認しています。

この時点で、画面が緑色になっていた症状についてはディスプレイ交換で改善できる可能性が高いことが分かりました。
ただし今回はもうひとつ、Lightningケーブルを挿しても充電できないという症状があります。
ワイヤレス充電では充電可能だったため、ドックコネクター側の故障を疑い、引き続き分解を進めます。
💡 ワイヤレス充電はできるのにケーブル充電できない場合
- 充電口内部の汚れ・異物
- Lightning端子の摩耗・破損
- ドックコネクター部品の故障
- 水分や腐食による接触不良
- 基板側の充電回路故障
iPhone14 Pro Maxの充電口交換は分解範囲が広い修理
iPhone14 Pro Maxのドックコネクターは、本体下部にある充電口だけを外せば交換できる構造ではありません。
ドックコネクター部品の上には複数のパーツが重なるように取り付けられており、一部はメイン基板の下を通っています。
そのため交換するには、内部の部品をかなり広い範囲まで取り外す必要があります。
大量のネジを位置ごとに管理する必要があります
iPhone内部では長さや形状の異なるネジが多数使用されています。
似たようなネジでも取り付け位置が異なるため、分解時に位置をしっかり管理しておかなければ、組み戻しが非常に難しくなります。
ドックコネクターを取り外すため、多数の内部パーツを取り外した状態です。外したネジも位置ごとに分けて管理しています。

⚠ 個人修理では難易度が高い作業です
ドックコネクター交換は分解範囲が広く、ケーブルやコネクターを傷つけるリスクがあります。ネジの位置を間違えるだけでも正常に組み戻せなくなる可能性があるため、iPhone修理の中でも比較的難易度の高い作業です。
スマホスピタル埼玉大宮店では、iPhoneの画面交換だけでなく、こうした充電口交換にも対応しています。
料金についてはiPhone修理料金一覧からご確認いただけます。
取り外したドックコネクターには一部腐食を確認
実際にドックコネクターを取り外して確認すると、一部に腐食が見られました。
今回の端末では水没判定シールも赤くなっていたため、お風呂での使用による湿気や水分の影響が故障原因のひとつになった可能性があります。
ただし水没端末の場合、必ずしもひとつの部品だけが故障するとは限りません。
腐食が基板や別の部品まで広がっている場合は、部品交換だけでは改善しないケースもあります。
今回はドックコネクターを新品へ交換したところ、Lightningケーブルを接続した際に正常に充電反応が出るようになりました。
画面表示・有線充電ともに改善し修理完了
最後に新しい画面とドックコネクターを取り付け、すべての部品を元通りに組み上げます。
修理後は、緑色になっていた画面が正常に表示され、タッチ操作にも問題がないことを確認しました。
さらにLightningケーブルを接続すると充電マークが表示され、有線充電も正常に行える状態まで改善しています。
修理完了後のiPhone14 Pro Maxです。画面表示が正常になり、Lightningケーブルを接続して充電反応が出ることも確認できました。

今回のように複数の症状が同時に出ている場合でも、一つずつ原因を切り分けることで修理できる場合があります。
データ領域には触れずに作業を行うため、今回もデータそのままでお返ししています。
お風呂でiPhoneを使っている方は水没に注意
「水の中に落としていないから大丈夫」と思われがちですが、浴室はiPhoneにとってかなり過酷な環境です。
- 湿度が非常に高い
- 端末内部と外気の温度差で結露する可能性がある
- 経年劣化で防水性能が低下している場合がある
- 過去の修理歴がある端末は防水性能が変化している場合がある
今回のように、すぐには故障しなくても徐々に内部の金属部分が腐食し、後から充電不良や画面不良として症状が出る可能性があります。
画面表示や充電に違和感が出ている場合は、症状が悪化する前に一度点検をご相談ください。
よくある質問
Q. 画面が緑色になってもデータは残っていますか?
A. 画面だけが故障している場合、本体内部のデータが残っているケースは多くあります。画面を仮付けして状態を確認します。
Q. 充電口交換は即日できますか?
A. 部品在庫や端末状態によりますが、今回のiPhone14 Pro Maxは画面交換とあわせて約2時間半で修理しました。
Q. 水没判定が出ていても修理できますか?
A. 修理可能なケースはあります。腐食範囲や基板状態によって修理内容が変わるため、内部を確認したうえでご案内します。
📍 iPhoneの画面・充電不良はスマホスピタル埼玉大宮店へ
スマホスピタル埼玉大宮店は大宮駅西口から徒歩2分。iPhoneの画面交換やバッテリー交換だけでなく、充電口交換や基板修理など幅広い症状に対応しています。
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🔗 iPhone修理・過去の修理事例
同じようなiPhoneの画面不良・充電不良でお困りの方は、過去の修理事例もご覧いただけます。