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バッテリー膨張する原因とは？予防策や詳しい原因を解説！ | スマホスピタル

皆様こんにちは！iPhone,iPad,Android(Xperia,Galaxy,Huwai),3DS,new3DS,swich修理店のスマホスピタル埼玉大宮店です！

iPhoneなどスマホの故障でバッテリーが膨張してしまうと画面との隙間が空いてしまった、画面の誤作動が起きるなどの症状が出ますが、ではバッテリーが膨張してしまう原因は何かお話していきたいと思います！

バッテリーが膨れる原因とは

まず結論から述べるとバッテリーが膨張してしまう原因として主に長年使用して劣化することにより電解質の酸化が電池内部で起こり、この際にガスが発生しますが、この現象によってリチウムイオンバッテリーの膨張が起きます。このバッテリーが膨らむ現象は経年劣化やバッテリーの初期不良によって引き起こされるとされています。リチウム電池は様々な家電機器や精密機器に使用されていますが、なぜ経年劣化によって引き起こされるのか？その他詳しく説明していきます！

リチウム電池とは？

リチウム電池で現在多く使用されているのが「リチウムポリマー電池」になります。こちらは電解質に重合体（ポリマー）を使用したものであります。電解質以外にも負極・正極の活物質に導電性高分子なども用いたものが含まれます。現在実用化されているポリマー電池は電解質にポリエチレンオキシドやポリフッ化ビニリデンからなるポリマーに電解液を含ませてゲル化した物になり、リチウムイオン二次電池と変わりない状態となります。電解液は引火性があり、電解液と比較しポリマー自体の安全性は高くなりますが、爆発の危険性は無くなった訳ではないので注意が必要です。電解質が準個体であるので液漏れの心配がなく、外装は缶でなくアルミラミネート袋を用いる為、薄型で希望の形状を製造できスマホなど薄型モバイル機に適しています。電解質以外は基本的にリチウムイオン二次電池と共通材料を使用しており、高エネルギー密度と高性能が可能になるのでバッテリーの性能もあげることができとても高性能なバッテリーです。

参考：フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

何故バッテリーが膨張するのか?

一方でエネルギー密度が高いので使い方を間違えると危険な状態になります。しかし電子機器などスマホに内臓されているリチウムイオンポリマー電池は、それ自体に充放電制御回路や短絡・加熱保護回路が付属しているので通常使用に当たっては特に問題ありませんが、様々な要因によりバッテリーが膨らむことがあります。バッテリーが膨らんでいる場合は過充電などでバッテリー内部に可燃性ガスが発生している可能性があるので早めの交換が必要になります。

ではバッテリーが膨張する原因は何かというと…

リチウムイオンバッテリーでは前述にもある電解質や正極材と負極材などを使用されております。これが経年劣化（長年充電を繰り返し使用すること）によって電解質の参加が電池内部で起こり、この際の反応としてガス発生も同時に起こってしまいこのガスによってリチウムイオンバッテリーの膨張が起こります。リチウムイオンバッテリーの膨張が起きるとバッテリー内部に可燃性の高いガスを発生させる為、膨張したままで使用し続けるとバッテリー内部でショートしてしまい最悪発火などの事故につながるケースがごく稀にあるので早めのバッテリー交換を推奨しています。

バッテリーが膨張してしまった時には..

もしもバッテリーが膨張してしまった時はすぐに修理に出してバッテリー交換が第一ですが、なかなか仕事や予定で修理に出せない時もありますよね。そんな時は応急処置として過充電や繰り返しの充電は避け、電源を切っておきバッテリーに負担を掛けるような行動をしなければ悪化することはないので大丈夫です。またよくバッテリー修理でご来店されるお客様でバッテリーと画面を隙間を開けないようにテープを貼り付けて固定されているお客様がいらっしゃいますが、こちらはバッテリーが膨張している状態で画面をくっつけた状態のままでいると画面の裏側にある液晶パネルを押し上げてしまい不具合を起こしてしまうことがございます。主に液晶不具合としては画面の誤作動、画面に縦線が入る、画面に滲みが出るなどの症状が起きてしまうのでテープなどで画面と本体は固定しない方が画面に不具合が出にくいので、無駄に修理費が掛かる可能性が低くなります。まとめるとバッテリーが膨張してしまったらすぐに電源を切り充電は避け、早めに修理に出すことが重要となります。