iPhoneが異常に発熱して電源がつかなくなった！？原因と対処方法をご紹介！ | スマホスピタル

iPhone本体が熱くなって、急に使えなくなった…。とお困りではありませんか？

もはや生活必需品とも言えるiPhone。突然電源がつかなくなると生活に支障をきたす方も多いのではないでしょうか。また修理するにも、中のデータは？そもそも改善するの？と疑問に思うことも多いと思います。

今回は、iPhoneが発熱した後に突然電源がつかなくなる症状についてご紹介します。

iPhoneが発熱するとどうなる？

iPhoneが発熱すると何が起きるのか？具体的には次のとおりです。

• 動作が重くなる・フリーズする
• バッテリーの劣化が早まる
• 電源がつかなくなる

動作が重くなる・フリーズする

iPhoneのCPUに過剰な負担が掛かると本体が発熱します。

CPUは人間でいうところの脳の機能を担っていますが、そのCPUに性能以上の負担が掛かると処理が追い付かなくなります。その結果、動作が著しく遅くなったり、フリーズしてしまうこともあります。

バッテリーの劣化が早まる

iPhone内蔵のリチウムイオンバッテリーは熱に弱く、35℃以上の環境下で使用し続けるとバッテリーが著しく劣化します。

CPUとも密接に関係しており、CPUに負荷が掛かると本体温度が上昇する点に加え、消費電力も増えることから、バッテリーに大きな負荷が掛かります。

電源がつかなくなる

今回の本題になりますが、iPhoneの発熱が危険水準にまで達すると、基板や回路がショートしてしまう可能性もあります。

通常使用の範囲でショートすることは基本的にありませんが、充電しながら使用したり、複数のアプリを起動させていたりなど、条件によってはiPhoneが異常に発熱することもあります。

iPhoneが異常に発熱する原因は？

iPhoneが異常発熱する主な原因は次のとおりです。

• CPUの負荷で放熱が追いつかない
• アプリを複数起動させている
• アプリの不具合
• 周囲の温度が高い
• ながら充電

CPUの負荷で放熱が追いつかない

CPUの負荷が長時間続くと、放熱が追いつかなくなります。

多少の発熱であれば、本体背面側から放熱して本体温度を下げることができますが、CPUに負荷が掛かり続けると、CPUが熱源となって放熱が追いつかなくなります。その結果、異常発熱を起こします。

アプリを複数起動させている

アプリを複数起動するとCPUの負荷が増し、本体温度が上昇しやすくなります。

特にGPSやARを利用したゲームは、単体でもCPUに非常に大きな負担が掛かるため、その他アプリを複数起動させた状態で長時間プレイするとiPhoneが発熱しやすくなります。

アプリの不具合

アプリの不具合が原因で、熱暴走を起こす場合もあります。

アプリのバグによってiPhoneが無限ループに陥ったり、アプリの更新が止まって現行のiOSバージョンと互換性を失っているなど要因は様々考えられます。

周囲の温度が高い

周囲の温度が高いとiPhoneも発熱しやすくなります

身近なところで言えば、お風呂場。ジップロックで水没対策をする方はいますが、温度上昇は防ぐことができません。また車のダッシュボードにiPhoneを放置すると、季節次第ではかなりの高温になるため注意が必要です。

ながら充電

充電しながらスマホを使用すると、放電と充電が同時に行われるためバッテリーに負荷が掛かり、放熱が追いつかなくなります。

ながら充電はバッテリー劣化を早める使い方の代表例であり、バッテリー持ちの悪化はもちろん、バッテリーが膨張してしまうケースもあります。バッテリーが膨張すると本体が膨らんで画面が浮いたり、最悪の場合は発火することもあります。

iPhoneが異常に発熱した時の対処法

iPhoneが異常に発熱した時の対処法は次のとおりです。

• iPhoneの使用を控える
• ストレージを確認する
• 保護ケースを取り外す

iPhoneの使用を控える

iPhoneの発熱を感じたら、しばらく使用を控えましょう。

本体温度の上昇は、CPU・バッテリーの負荷から放熱が追いつていないことが原因であるケースが多いため、iPhoneを休ませる意味も込めて風通しの良い場所で数十分は放置しましょう。

ストレージを確認する

iPhoneのストレージに空き容量が不十分な場合、iPhoneの発熱することもあります。

ストレージの空き容量は「設定」＞「一般」＞「iPhoneストレージ」で確認することができます。空き容量が5GB以下の場合は、不要なアプリや写真・動画を削除して容量を確保しましょう。

保護ケースを取り外す

iPhoneは背面の金属板で放熱しているため、保護ケースを取り外すと放熱効率が上がります。

ただし、保護ケースが無いと不安な方も多いと思います。そういった方は、バンパー型（フレームのみ）の保護ケースを使用することで、放熱効率と耐衝撃のどちらも補うことができます。

iPhoneが発熱した際にやってはいけないこと

iPhoneが発熱した際にやってはいけないことは、急激に冷却することです。

保冷剤をあてる、冷蔵庫に入れるといったことが考えられますが、これらによってiPhone内部に結露が発生することがあります。

実際に結露でiPhoneが水没したケースもあるため、急冷ではなく、あくまで自然放熱を念頭に置きましょう。

iPhoneの電源がつかなくなったらどうすればいい！？

iPhoneの電源がつかない場合、データ移行が不可能なことから機種変更もできないため、基本的には修理を行う必要があります。ただし、実はiPhoneの画面が映っていないだけというケースもあります。

もっとも簡単な状態確認の方法としては、サイレントスイッチのオンオフです。電源が入っていれば、バイブレーション機能が働くため、iPhoneが動いているかどうか確認することができます。

また、より確実に状態確認をする場合には、1時間ほどiPhoneを充電してからパソコンに接続してみましょう。パソコンがiPhoneを認識すれば、iPhoneが正常に動作しているということになります。

これらを試した上で反応が無い場合は、iPhoneが故障している可能性が考えられます。

電源が入らないiPhoneの修理料金は？

電源がつかない原因によって修理内容や料金が異なりますが、ここではよくある故障原因として「バッテリー」「水没」に関する修理料金をご紹介します。

• iPhoneのバッテリー交換費用
• iPhoneの水没復旧費用

iPhoneのバッテリー交換費用

※税込価格 / Apple, スマホスピタル新宿アルタ店（2024年11月時点）

iPhoneのバッテリー交換費用は、1,580円〜15,800円が目安です。

なお、Appleでは有料保証プラン「AppleCare+」に加入しており、なおかつバッテリー最大容量が80％未満の場合は無償交換が可能です。ただし、修理期間として7〜10日間。またiPhone内のデータは基本的に削除となる点には予めご注意ください。

iPhoneのバッテリー交換費用などの詳細はこちら>>

iPhoneの水没復旧費用

※税込価格 / Apple, スマホスピタル新宿アルタ店（2024年11月時点）

iPhoneの水没復旧費用は、5,480円〜87,800円以上が目安です。

Appleでは水没に対する修理メニューがなく、本体交換での対応となる可能性があります。AppleCare+に未加入である場合、機種によっては10万円を超えるケースもあるため、修理先の選択肢から外す方が多い傾向にあります。

また、Apple製品には1年間の製品保証が付いていますが、水没は過失による故障に該当することがほとんどであるため、基本的に保証対象外となります。こちらについても予め注意してください。

AppleCare+に未加入の方、修理代を抑えたい方、最短即日の修理をご希望の方、iPhone内のデータを失いたくない方はスマホスピタルでの修理をご検討ください。

iPhoneの水没復旧費用などの詳細はこちら>>

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