
iPhone水没修理について
スマホの水没は80%以上が直る!?誤った対処法と正しい対処法! | スマホスピタル
スマホの水没は正しく対処すれば高確率で復旧する(電源が入る)と言われています。
一方で、良かれと思って自分なりにやったことが誤った対処法であり、それが原因で電源が入らなくなりデータを失ってしまう…。そんなケースもあります。
こんな悲しいことにならないためにも「水没した時はどうすべきなのか」「やってはいけないことは何なのか」。これらを知り、正しく対処していきましょう!
スマホが水没したらすること
水没時の対処法 | 補足 |
①すぐに電源を切る | スリープではなく、完全に電源を落とす。 |
②全てのアクセサリ類を取り外す | アクセサリ類とは充電ケーブルや有線イヤホンのこと。 |
③SD/SIMカードトレイを引き抜く | SIMピンでトレイの引き抜きが可能。(出来ない場合は省略可) |
④本体とその他全てから水分を拭き取る | 糸くずの出ない柔らかい布を使用する。 |
⑤風通しの良い場所で自然乾燥させる | 乾燥時間は最低でも5時間以上が推奨される。 |
⑥スマホ修理店で点検してもらう | 海水・ジュース・洗濯機・トイレによる水没は早急な点検を推奨。 |
iPhone・Androidともに、スマホが水没したら上記の対処を順に行ってください!
スマホを水没させると、つい大丈夫なのか確かめたくなってしまうもの。電源が入るか、充電できるか、操作できるか等、色々と試そうと触ってしまうかと思いますがいずれもNG。水没したら、とにかく速やかに電源を落とす。まずはこれに徹してください。
ただし、「十分に乾燥させれば大丈夫」と言うわけではない点には注意が必要です。水分が乾燥したとしても、その水分に含まれる成分(水道水にも塩素や鉄分などが含まれる)が残り続ける場合があります。これらは電気の流れを妨げ、結果的にあらゆる不具合を招く原因になります。
実際、水没故障の症状は時間差で発生する傾向にあり、急に電源が急に入らなくなるといった事態に発展するケースも散見されます。したがって、対処法を行ったからと慢心せず、スマホ修理店でしっかり内部の状態も点検してもらうことを強く推奨します。
水没した後にやってはいけないこと
水没時のNG行為 | 補足 |
①電源を入れる | 水濡れ状態で通電すると基板ショートの恐れがある。 |
②充電する | 水濡れ状態で通電すると基板ショートの恐れがある。 |
③操作する | 水濡れ状態で通電すると基板ショートの恐れがある。 |
④本体を振る | 内部に浸水した水分が広範囲に広がる。 |
⑤米袋の中に入れる | 生米は吸水性があるものの、微細な粒子が付着している。 |
⑥乾燥剤+密閉容器の中に入れる | 乾燥剤の一部には金属の腐食を促す成分を含むものがある。 |
⑦ドライヤーの風に当てる | 温風:熱に弱いパーツにダメージが入る恐れがある。
冷風:水分が内部に押し込まれて浸水する恐れがある。 |
スマホが水没した際のNG行為は上記のとおりです!
スマホやタブレットなどの精密機器にとって水は大敵。そもそも、なぜ水濡れで故障してしまうのかと言うと「ショートによるパーツの焼け焦げ」「金属パーツの腐食(錆)」が大半です。つまり、これらを防げばダメージを最小限に抑えることができるということです。
なお、覚えておくべきなのが、内部に浸水した水分の乾燥には時間が掛かるということ。乾燥時間としては最低でも5時間、理想は24時間です。外見上では内部にまで浸水したのか、どこが濡れているのかなどの自己判断は困難ゆえに、状態を悪化させてしまう可能性のあることは行わない方が賢明です。
水没したスマホの修理先
修理の依頼先 | 修理の概要 |
メーカー | ・本体交換での対応が基本
・有料保証プランに加入している場合は料金が安い ・データが削除される(自身でバックアップ&復元の対応が必要) |
キャリアショップ | ・本体交換での対応が基本
・有料補償プランに加入している場合は料金が安い ・原則データが削除される(自身でバックアップ&復元の対応が必要) |
民間のスマホ修理店 | ・水没による一時的復旧での修理対応が基本
・料金が安く、データもそのままで修理が行われる |
水没スマホの修理先は大きく、メーカー・キャリアショップ・民間のスマホ修理店の3つがあります。
メーカー及びキャリアショップでは、水没スマホは全損と同じ扱いになることが一般的であり、「本体交換」での対応が基本です。したがって、各社が提供する有料の保証・補償プランに加入している場合はリーズナブルに本体交換ができるものの、未加入の場合はかなり高額な修理費用となる傾向にあります。
「そんなに高い修理費用は捻出できない…」といった場合に、民間のスマホ修理店が候補に上がります。修理店では文字通りの「修理」が行われるため、費用もその分リーズナブル。また、データもそのままで修理を行うことから、バックアップと復元の対応も必須事項ではないところもポイントです。
水没したスマホの修理料金
モデル | Apple
(AppleCare+あり) |
Apple
(AppleCare+なし) |
スマホスピタル |
iPhone 15 | 12,900円 | 87,800円~114,800円 | 12,800円〜 |
iPhone 14 | 87,800円~114,800円 | 12,800円〜 | |
iPhone 13 | 59,400円~96,800円 | 12,800円〜 | |
iPhone 12 | 59,400円~96,800円 | 12,800円〜 | |
iPhone 11 | 59,400円~96,800円 | 12,800円〜 | |
iPhone X | サポート対象外 | サポート対象外 | 12,800円〜 |
iPhone SE (第2世代) | 12,900円 | 37,400円 | 4,980円〜 |
iPhone 8 | 48,200円~59,400円 | 4,980円〜 | |
iPhone 7 | 42,800円~48,200円 | 4,980円〜 |
※税込価格 / 参考:Apple,スマホスピタル 新宿店(2025年4月時点)
水没したiPhoneの修理料金は、4,980円〜114,800円(税込)が目安金額です。
前述のとおり、メーカーでの水没修理は本体交換での対応が基本であり、修理料金もかなり高額なものとなっています。一方でAppleの有料保証プラン「AppleCare+」に加入している場合であれば、一律12,900円とかなりお得に本体交換が可能となっています。
なお、それぞれ厳密な金額は異なりますが、Xperia・Galaxy・Pixel等のAndroidスマホでも基本的には全損扱いになります。ゆえに有料保証プラン加入者はお得に本体交換ができ、未加入者は高額な修理費用となる点では共通しています。
一方、スマホスピタルでは、水没復旧修理を行っています。内容としては水没端末を分解、内部の水分を全て取り除いた上で基板洗浄を行って復旧を試みます。部品の損傷度によって差は出るものの、ダメージが最小限であれば、電源が入るようになりデータ救出等ができる可能性が高いです。
スマホが水没したら『スマホスピタル』にご相談ください!
スマホを水没させてしまった…。
正しく対処したつもりだけど、まだ不安…。
状態を見てもらいたいけど、修理でスマホ内のデータを失うのは絶対に嫌だ…。
そんな方はぜひ『スマホスピタル』にご相談ください!
スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。iPhone・Android共に多数の修理実績を持っており、どこに修理を依頼して良いのか分からない方も安心して修理をご依頼いただけます。※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値
データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日、修理後最長6ヶ月の保証がつきます。ご予約不要で飛び込みのご来店でも無料相談・お見積りを承っております。ぜひお気軽にご相談ください。

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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