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iPhone水没修理について

iPhoneが水没!!乾燥剤?お米?自然乾燥?絶対に騙されてはいけないプロが教える水没時の対処法! | スマホスピタル

みなさんはiPhoneを水没させた経験はありますか?私はかなり前のiPhone4sを雨の中で使用してしまい、数日後に突然勝手に動き出すという症状が出たことがあります。また、当店に水没端末をお持込みいただく方の中にはしばらく動いていたが突然動かなくなったとか音やバイブは反応しているが画面が真っ暗・・・などなど色々な水没症状になりお持込みされます。今回はまもなく梅雨明けとはなりますが夏になると必ず多くなるiPhoneの水没に関してです!以前の記事ではiPhoneは本当に水没するのか?という記事もありますので合わせて見ていただければと思います。今回は実際にiPhoneが水没してしまったらまず何をしたらいいか?!を水没復旧修理を日々行っているプロから皆様へご紹介させていただければと思います。

 

結論からご紹介!

いきなりですが結論からご紹介致します。もしもiPhoneが水没してしまったら何をすればいいか?!それは1,電源が付いていれば電源を切る! 2,近くのiPhoneやスマホなどの修理店へ直ぐに持ち込むこと!これがとても重要です。・・・えっ?そんなことは分かっている?直ぐに修理店へ持っていくという事をご理解されていらっしゃる方は、もしもiPhoneが水没してもしっかり対応が出来る方だと思いますので大丈夫だと思います!しかしながら、自力で水没を直そう!と思ってしまう方が非常に多いです!!どうすれば直せるか?をネット検索して自分で出来そうなことをやってみる。乾燥が必要だから乾燥剤と一緒にジップロックしておけば直るかも?!このように自力で水没を直そうとしてしまうと復旧率がとても低くなります。次はなぜ自力で水没処理をすると復旧率が低いのか?を下記にてご説明します。

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中までびっしょり濡れていますね汗

自力での水没復旧率が低い理由とは?

iPhoneの水没復旧で重要なことはiPhoneの中に入り込んだ水分を0にすることです。そこで自力で水没を直そうとするとどうしても自分で出来ることを検索してしまいます。検索の結果、次のような乾燥させるために乾燥材やお米と一緒にジップロックなどで密閉!といった記事が沢山出てきてこれならご自宅でも出来ることなのでそれを実行して1日、2日と置いてしまう。これではiPhoneの中に入った水を取り去ることは出来ません。空のペットボトルの中に水を少し入れて蓋を締めて乾燥剤やお米と一緒に密閉してもペットボトルの中の水は外へ出すことは出来ないのは何となくわかると思います。iPhoneもこれと同じで中に水が入っても中々外へ出すことは出来ません。iPhoneと一緒に乾燥材をたくさんいれたジップロックと一緒にお持込みいただく場合もありますが数日経過したそのiPhoneの中を開けてみるとしっかりと水びたしになったままです。更に数日が経過していると既に腐食やサビがかなり進行してしまっています。腐食やサビが進行してしまっている中での復旧率はとても下がってしまいます。このような理由で自力で水没復旧しようとすると復旧率がとても低くなってしまうのです。

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iPhoneXSが海に浸かって数日後・・・まだ水分が・・白いのは塩ですね汗

水没時にやってはいけないこと!

こちらでは水没時にやってはいけないことをご紹介します。まず水没時に電源が入っていたら直ぐに切る!これは最初にご説明いたしました。これとは別に水没してどうも動いて無さそうだ・・と思ってついつい電源を入れてしまう!ことがあります。これは絶対にNGです。水没してしまったら直ぐに修理店へ持っていきましょう!スマホスピタル宇都宮店であれば例えばiPhone8の水没復旧修理でしたら5.000円+消費税で承っております。そこまで高額でもありませんので電源を入れるのを我慢してお持込み下さい!しかし電源を入れてしまうとその瞬間にショートして完全に壊れてしまうことが多いです。復旧出来ない大きな原因の1つがこのショートして壊れる!というものです。

以前テレビ放送でiPhoneの水没復旧方法としてタオルで周りを拭いたら1週間放置して自然乾燥させましょう・・・ということが紹介されていました。1週間後には中がサビと腐食で復旧どころではなくなっていそうです。放置はよくありませんので直ぐに修理店へお持込み下さい。(放置で直る場合は水没レベルがとても低かったことが考えられます。)

水没時は大きく振らないで下さい!大きく振ったりすると水没していないパーツ部分にまで水が行き被害パーツが増えてしまう可能性がありますのでなるべく画面を下にして動かさないことです。急いで修理店へお持込み下さい!なぜ画面側を下にするのか?と言いますと背面側にはメイン基板が取り付けられている為いつものように背面を下にして置いておくとどうしても基板側に水が集まりやすくなります。そうならないように画面を下にすることでなるべく基板を上にするようにするといいです。

 

まとめ

今回は水没時に何をすればいいか!1つは電源が付いていたら切る!電源が消えていたらそのまま!絶対に電源を入れない!ということでした。もう1つが直ぐに修理店へ持ち込むということでした。早ければ早い程水没復旧率は上がります。逆に1日経過してしまうと復旧率が下がって来ますので持ち込むことが重要です。また、水没を自力で直そうとしてもiPhoneの中の水を抜くことは難しいので自力での修理はあまりオススメ出来ないです!今回の記事をお読みいただきiPhoneが水没した時にどうしよう?などと想定しておくことでいざという時に正しい対処が出来るので是非心構えだけでもお考えいただければと思います♪ ではまた!

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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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