iPhone水没修理について
iPhoneの中に入った水がどのくらいで消えるか 後編 | スマホスピタル
hello!mayです!
iPhoneの中に入った水がどのくらいで消えるか 前編のつづきです!!
前回は水がiPhoneの中に入っている様子を確認してからそっ閉じしていた!
それからの経過を今日は確認してみよう!!
前回の画像はこれ!
濡れた直後の写真!
そして
まずはその後「1時間」経過した時の内部の様子から!
うーーん。
さっきとほとんど変わっていない!
1時間くらいでは水は消えないようです!!
ではおよそ3時間後の写真を見てみよう!
ちょっと水が薄くなった気がする?
けど明らかに濡れているね!!
ということで一気に飛んで15時間後の写真をチェック!!
一晩寝かせて朝の10時頃にチェックをしたけれど全然濡れてた!!!
濡れてから15時間経過しても普通に水滴がある事がわかった!!
という事でさらに12時間経った写真がこちら
濡れた直後から27時間ほど経過したもの
まだ濡れているのがはっきりわかる!!
かなり水は消えたように思うが目に見えている部分はそうでも目に見えていない部分もある。
とくに基板内部に入り込んだ水は、今見えているものよりも空気などに触れにくいから乾きは遅い!!
さらに12時間後
濡れてから40時間ほど経過した写真がこれ!
水はかなり消えている!!
とはいっても肉眼でよく見るとまだ濡れている場所があった。
ということは機械のもっと内部はまだ濡れている可能性が高いといえる。
どっちかというと、その見えていない部分の方が大切。
外側にあるバッテリーや画面なんかは取り換える事ができるが基板を取り替えるという事はできない!
基板が一番大切なのです!
だからもしも濡れてしまったらただちに電源を切って修理屋さんへ持ち込む事をオススメします!!!
今回は濡れてから乾くまでを確認してみたが、乾けば使えるという事を言っているのではない!
水が乾いてくるとミネラル分などが表面に残り通電の妨げになったりして故障を招く!
(今回のiPhone5は普通に起動したが)
水が乾いて表面に成分がこびりつくよりも前に、修理で洗浄作業をすれば綺麗にできる。
水没は時間が大事とは言われているのもこういった理由。
水没直後に電源をいれたままか、電源を切っているかでその後復活する可能性はとても大きく変化する!!
水没直後に切った電源は、今回の事から考えると最低でも40時間以上は電源を入れてはいけないといえる!!
内部に入った水を考慮して72時間は見たほうがいいのではないかと思う!
そして可能であれば濡れてから24時間以内に修理屋へ預ける事ができればいいと思う!
あ、今回のiPhone5はこんな感じ。
普通に電源はいってる。
という事でiPhoneの中に入った水がどの程度の時間でどうなっていくか
そんな記事でした!!
ちなみにiPhone7以降の機種は耐水加工があるから、乾くのにもっと時間がかかるよ!!!!
それでは!
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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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