iPhone バッテリー 状態サービスは危険信号？解除方法について詳しく解説！

iPhoneの設定アプリから確認できる「バッテリーの状態」。

ある日ふと見ると、バッテリーの項目の横に「サービス」や「修理」という文字が表示されていませんか？

「『著しく劣化しています』というメッセージが出たけど、まだ使える？」

「この表示はどういう意味？ 故障なの？」

毎日使うiPhoneに警告のようなメッセージが出ると不安になりますよね。

この記事では、年間数千台のiPhone修理を手掛ける「スマホスピタル大丸札幌店」の技術スタッフが、以下の疑問に専門家の視点で回答します。

• この表示が出たら、あとどれくらい使えるのか？
• 設定でこの表示を消す方法はあるのか？
• 修理する場合、Apple正規店と街の修理店どちらが良いのか？

結論から言うと、この表示は「放置すると危険なサイン」です。正しい知識を身につけ、最適な対処法を選びましょう。

＊この記事を書いたのは札幌のiPhone修理店 スマホスピタル大丸札幌店です。

JR札幌駅直結のスマホスピタル大丸札幌店

2015年から北海道札幌市でiPhone修理店として営業。
2016年から札幌市内ではいち早くAndroid、3DSなどのゲーム機修理に取り組む。

累計修理実績はグループ合計150万台以上。
オープン当初から最前線であらゆる修理を経験。iPhone修理キャリア10年目の豊富な経験と知識がお客様のお悩みを解決します。

【住所】〒065-0005 北海道札幌市中央区北5条西4丁目7番地 3F KiKiYOCOCHO 大丸札幌店
【TEL】011-213-1153
【営業時間】10:00〜20:00
【対応端末】iPhone / Android（Pixel・Xperia・Galaxy・AQUOS 等）/ iPad / Nintendo Switch
【アクセス】JR札幌駅直結 札幌市営地下鉄 南北線/東豊線 さっぽろ直結

更新日：2025/12/10

1. iPhoneバッテリー「サービス」「修理」表示の本当の意味

設定アプリ ＞ バッテリー ＞ バッテリーの状態

この手順で確認した際に出る「サービス」や「お使いのバッテリーは著しく劣化しています」という文言。

これはiOSがシステム側でバッテリーの電圧やパフォーマンスを監視し、

「安全に動作させるための電力が供給できなくなっている」と判断した場合に表示されます。

「最大容量」との関係

一般的に、バッテリーの最大容量が80%を下回ると、このサービス表示が出る仕様になっています。

（※稀に、80%以上あっても内部電圧の異常で表示されるケースもあります）

2. 【現場の声】サービス表示を放置した末路（リスク）

「モバイルバッテリーを持ち歩けばいいや」

そう思って放置される方が多いですが、修理店としては「できるだけ早くバックアップを取り、交換すること」を強く推奨します。

なぜなら、以下のようなリスクが高まるからです。

リスク①：突然のシャットダウン（リンゴループ）

劣化が進むと、アプリ起動時などの「高い電力が必要な瞬間」に電圧不足となり、プツンと電源が落ちます。
最悪の場合、Appleロゴがついたり消えたりする「リンゴループ」に陥り、データを取り出せなくなることがあります。

リスク②：バッテリー膨張による画面破損

劣化して内部でガスが発生し、バッテリーがパンパンに膨らむことがあります。
膨張する力は非常に強く、内側から画面を押し上げて液晶やガラスを割ってしまう事例が後を絶ちません。

こうなると、「バッテリー交換代」だけでなく「画面修理代」までかかってしまいます。

3. 表示を消す方法は「交換」のみ！どこで修理すべき？

残念ながら、再起動やiOSのアップデート、初期化を行っても、劣化した物理的なバッテリーは直りません。

「サービス」の文字を消す唯一の方法は、新しいバッテリーへの交換です。交換方法は大きく分けて2つあります。ご自身の状況に合わせて選んでください。

「AppleCare+に入っている」「時間はかかっても純正にこだわりたい」という方は、Appleでの修理をおすすめします。

「保証が切れている」「バックアップを取っていない」「今日すぐに直したい」という方は、

お近くの総務省登録修理業者（スマホスピタルなど）のご利用が賢い選択です。

4. 【重要】iPhone XS以降の機種での注意点（不明な部品）

ここが非常に重要なポイントです。
iPhone XS / XR以降（iPhone 11, 12, 13, 14, SE2, SE3など）の機種を、街の修理店でバッテリー交換した場合、以下の現象が起きます。

交換前のサービス表示

➡

交換後の表示

• 設定画面に「不明な部品」というメッセージが出る。
• バッテリーの最大容量（％）が表示されなくなる。

なぜこうなるのか？

これは、バッテリー部品につけられたシリアルナンバーを本体が読み取っているためです。

Apple純正の新品バッテリー以外（純正の中古品含む）を取り付けると、システムが「純正新品ではない」と判断し、この表示を出します。

性能に問題はないのか？

結論：全く問題ありません。

表示だけの問題であり、バッテリーの持ちや充電機能、iPhoneの動作には影響しません。

私たちスマホスピタルをはじめとする信頼できる修理店では、国の安全基準である「PSEマーク」を取得した高品質なバッテリーを使用しています。

一方、iPhone X以前（iPhone 8, 7, 6sなど）の機種であれば、交換後にしっかりと100%表示に戻ります。

※iPhone X以前のモデルの交換後画面

「％表示が見えなくなるのは嫌だ」という方はAppleでの修理が必要ですが、

「安く早く、電池持ちが復活すればOK」という多くのユーザー様は、街の修理店を選ばれています。

5. まとめ：表示が出たら早めの交換を

iPhoneの「バッテリーの状態 サービス」について解説しました。

もし、あなたが札幌近郊にお住まいであれば、ぜひ「スマホスピタル大丸札幌店」へご相談ください。
JR札幌駅直結の大丸デパート内で、お買い物ついでに最短15分でバッテリー交換が可能です。

遠方にお住まいの方も、この記事を参考に、信頼できるお近くの修理店を探してみてください。
大切なiPhone、バッテリーを交換すればまだまだ長く使えますよ！