2023.09.07 スマホスピタル熊本下通 iPhone14を起動しようとしてもリンゴマークから進まない？！この【リンゴループ】から抜け出しました！

今回は「iPhone14の修理」をご紹介！

iPhone修理もいろいろありますが、今回は少しだけ特殊な修理になります。

iPhoneのリンゴループにはこんな原因も！

まずはお預かりした、iPhone14の症状を見ていきます。

iPhone14が画面割れしてしまっています。

お客様に経緯を伺うと、先週頃に画面割れしてしまい機種変更するつもりだったとのこと。
しかし、今朝からiPhoneの電源が入ってないことに気付き、電源を入れようとするが、リンゴマークから進まなくなってしまったようです。

この症状を「リンゴループ」と呼びます。

リンゴループになる例

このリンゴループになる原因は様々あります。

1. 容量圧迫
   恐らく多くの方のリンゴループの原因が容量圧迫です。
   写真や動画、アプリなどで容量ギリギリの時のアップデートなどで起こります。
   こうなってしまうと基本的に初期化での復旧が必要になってしまいます。
2. パーツの故障
   続いて意外と知られてないのが、パーツの故障。
   噂によるとiPhoneは起動時に各パーツの動作テストのようなものを行っているそうです。
   その時にパーツの故障や異常があると、その動作を繰り返してしまいループするとの事。
3. 本体基板やシステムの故障
   この可能性もありますね。
   もちろん、本体基板にある大小さまざまなチップなどの故障。
   アップデートの失敗やエラーなどによるシステムの破損などです。
   システムの故障であれば初期化やパソコンからのアップデートで改善することも。
   しかし、致命的な故障の一つには変わりありません。

リンゴループになる原因はこのようにあります。

今回のリンゴループの原因を調査していきます。
どのような状態でもまずは本体の分解調査から行っていきます。

iPhone14修理の様子

まずは本体を分解していきましょう。
実はiPhone14から分解方法が変更になりました。

今までのiPhone修理では画面から展開していました。
しかし、今回のiPhone14は背面展開。
少し中の構造も変わっているので注意してiPhone修理していきましょう。

背面パネルの展開

背面パネルはかなり強力な粘着テープで固定されています。
薄いスパチュラを差し込み、ゆっくりと粘着を切り剥がしていきましょう。

内側にはパネルを固定するツメやケーブルが通っています。
粘着を剝がしていくときは、特に注意していきましょう！

バックパネルを開くとこんな感じ。

今までのiPhoneシリーズは画面から分解していたので背面から見ると新鮮ですね。
さっそくショート防止の為、バッテリーの接続を解除します。
背面パネルについているコネクタを取り外します。

これでバッテリーの接続をなくすことができました。

画面の取り外し

続いて画面を外していきます。
画面も粘着テープで固定されています。

しかし、背面パネルとは違いパーツがたくさんついている訳ではありません。
それでもケーブル類は複数ついているので、気を付けて外していきます。

FaceID部分に水分がかかったような跡がありました。
精密機器なので、水が掛かってしまうと動作が不安定になる場合があります。
今回はこちらが原因の可能性がありますので取り外してみます。

iPhone修理の結果

リンゴループを突破してホーム画面へ！

データには一切触れていないので、もちろんデータはそのままでのお返しになります。
既に機種変更する端末を準備していたようで、「データはそのままだから無事にデータが移せる」と喜ばれていました！

スマホスピタル熊本下通店

いかがでしたでしょうか！？
スマホスピタル熊本下通店ではこのように比較的に新しいiPhone修理もできちゃいます！
故障しても諦めずに一度、お気軽にご相談下さい。

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