充電が出来なくなったiPhone7Plus！ドックコネクタとバッテリー交換をして改善！原因は水濡れでした！【兵庫県のアイフォン修理店】

電話でご予約後ご来店！

伊丹市内からのお客様で、アイフォン7プラスが急に充電出来なくなったとの事で修理ご依頼を頂きました！

まずは店頭でアイフォーン見せてもらい充電口を目視で確認してみると、充電器を挿す気にもならないほど腐食していた！

充電口内部は目で見てもなかなか狭いし暗いし見えない・・・。

お客様に見せるように電子顕微鏡で拡大して見えるようにしてみた。

充電口内部には黄色い数字のように8本の金色のピンがある。

でもこのiPhoneは1番目と７，８番目のピンがもはや見えない。

青白く腐食しているのだ。

青白い変色の原因は水による腐食です。

充電をする為には充電ケーブル側の先端にもついている8本の金色のピンが触れ合う必要がある。

これだと触れる事はないので充電はできないし、充電ケーブル側が傷むから接続したくない。

という事で充電口の修理が必要。

充電口パーツは他のパーツと一緒になっている総称はドックコネクターと言う。

とりあえず30分ほどの時間をかけてバラバラにする。

ドックコネクターはこれくらいスカスカになるまで分解しないと触れない位置にセットされている。

黒いマグネットシートに乗ってるのはネジで38本くらいある。

ネジ穴の種類も様々で4種類のネジが使われているから、普通のプラスドライバーだけでは作業はできません。

場所によってネジのサイズや長さも違うので、正確に元あった場所に同じネジを止める必要があります。

自己修理でよくある失敗がこのネジの扱いだったりします。

間違えたところにセットするとそのせいで破損してしまう事もあります。

ネジはちゃんと元に戻せるようにわかるように置きましょう！

そしてドックコネクターを交換したら充電が出来るか確認をします。

しばらく充電させて右上の電池マークのところに⚡マークが出て電池の残量が増えていく事を確認します。

充電が出来たのでこれで完了、のはずですが。

このiPhoneはちょっと異常が見られた。

バッテリーに不可思議な傷・痕跡があったのです。

下の写真はドックコネクタ修理をする以前に画面を開いた瞬間に撮っていた写真ですが

バッテリー（中央にある黒色の四角いやつ）の一部に穴があります。

この部分ちょっと盛り上がっていて中身が少し見えています。

画面側の同じ場所には焦げたような跡と白く変色した範囲があるのがわかります。

何故こうなっているのかは不明です。

腐食した充電口に充電器を繋いで電気、異常な電気が流れたのかもしれません。

とりあえずこのままのバッテリーでも充電して使えるのは確認できたけれど、かなり危険がありそうです。

お客様に決めてもらうべく状態を見せて案内をした結果

大事を取ってバッテリーも交換しておくという事になったのでバッテリー交換も一緒にしました！

無事に修理が完了したiPhoneです。

バッテリーの穴は絶縁テープでフタしときます。

お預かりした時間は1時間とバッテリー交換の相談＆交換実施で15分ほど。

データはそのままで修理が出来るのは街の修理店だけです(*^▽^*)

保険に入っていなくて費用が高額（本体交換）になってしまう場合や

データを消さずに修理がしたい時はぜひご相談くださいね！

それでは！