リュックに入れてたら本体がくの字に歪んで液晶が割れてしまったiPad第6世代を修理しました。【伊丹市のiPhone修理店】

尼崎市にお住まいのお客様からの修理ご依頼。

近くの修理屋にいくつか行ってみたがどこも断られてしまったというお客様。

飛び込みでのご来店。

iPadを見せてもらうと背面がへこんでいてフレームは曲がってしまい液晶パネルもひび割れが入って

液晶漏れにより画面が黒くシミになっている部分がいくつもあった。

何でこんな状態になったのかを聞いてみると、あまり覚えがないという事だった。

リュックに入れて移動していて、気付いたらなっていたらしい。

そのリュックは色んな物の形がリュック越しにわかるほどにぱんぱんだった。

夢と希望がたくさん詰まってるのかもしれない。

どう考えてもそのパンパンなリュックに入れて移動してる時に壁にもたれたり

人とぶつかったりしたとかが原因なのでは？と一応ツッコんでおいたけれど

効果はイマイチだった。

とりあえずめっちゃ訳アリな感じでどうしても修理がしたそうだったので受付をした。

どうやら趣味の集まりのグループで数人で使われるiPadらしい。

壊れたとなると怖い先輩にボロ雑巾のようにされてしまうとめちゃ焦っていた。

人間の心から焦っている顔を久しぶりに見た。

預かったのはiPad6世代

液晶パネルまで取り外してフレームを観察する。

歪んでいる。

9,7インチのアイパッドだから10，5にくらべると硬いのだけれど・・・

戻すのも苦労しそうだった。

これは割れてしまっている液晶パネル。

少し緑っぽく色が変わっている部分は液晶が漏れている。

画面の3分の1くらいは映像が表示できていない。

手間はかかるけど基板を退避させたら本体フレームを曲げる。

ほとんどまっすぐの形になるまでしたらガラスが綺麗にセットできるようになる。

歪んだままだと盛り上がった状態になるので壊れやすい。

曲げ終わったから基板を戻して液晶パネルを交換して、ガラスを元に戻し組み上げる。

無事に画面表示が出来るようになった。

昨日お返ししたけれど、それはもう喜んで頂けた。

帰りにまたぱんぱんのリュックに入れようとしてたから、一回やめさせて梱包材をぐるぐる巻いてから渡した。