本体の上に座ってしまい「への字」に歪んだiPadProを修理？矯正して直しました。

前のへの字シリーズ2を見て電話をくださったのは川西市の上の方にお住まいのお客様だった。

iPadProが歪んでしまって直せないかとのご相談だった。

例のごとく全力で保険入ってるなら正規店で交換した方がいいぞとか

めちゃ使いにくくない程度なら思い留まれと思いながら話をした。

（リスクも高いから私もどちらかと言えばやりたくなかったりする）

でも保険には加入していなくて、正規店だと数万円かかるらしく

使用するのに支障が出るくらいには歪んでいるらしい。

結果当日予約でご来店になった。

ご来店後受付時に、再びリスクの話をする。

不本意ながら一言でいうと「壊れても知らん」だ。

承知の上でお預かりをした。

iPadPro10,5inc.

こんな状態だった。

単純に反っていってるならいいのだけれど、またしても変な曲がり方をしている。

写真で言うと、手前半分くらいのとこから曲がっていて、奥側は大して曲がってない。

曲がり方が均等じゃなくてなんかこう立体的に曲がっているのだ。

こういうのが厄介。

画面と基板を取り出す。

画面はフレームから外したら歪みなくまっすぐだった。

ほぼフレームだけの状態にしてほんの少しずつ何度も逆方向に曲げてチェックしていく。

元々完全にまっすぐにする事は難しい。

ほぼまっすぐの状態になんとか戻すのが目的。

フレームを色んな角度から眺めてどんな風に力が加わって曲がったのかをじっくり考える。

その曲がった力のくわわりかたと正反対の事をするとまっすぐになりやすい。

矯正が終わったら元の状態に組む。

するとこうなる。

ほら、ほぼまっすぐ。

それでは！