iPhoneの画面浮きはバッテリー膨張が原因でした

iPhoneの画面が浮いてきたという場合は、放置をせずに修理店に相談してください。

そのままの状態が続くと、大きな故障に繋がる可能性があります。

画面が浮く原因はバッテリー膨張

バッテリーの経年劣化による異常でご相談を頂くことが多いです。

例えば「充電残量の減りが早く1時間と持たない」、「突然シャットダウンを繰り返してしまう」といったものです。

バッテリーの寿命は2年前後なので、定期的な交換は必須となります。

また、それが目に見えて分かるようになるのが、バッテリー膨張という症状。

スマートフォンに使用されているのはリチウムイオン電池です。

劣化が進むと内部で化学反応が起こりガスが発生し始めます。

その結果バッテリーがどんどん膨れ上がります。

スマホの内部はいろいろなパーツが敷き詰めてあるので、膨らんだバッテリーが収まるほどの隙間はありません。

これはiPhoneも同様です。そして最終的には画面が浮き上がってくるという症状となって出てきます。

iPhone6sの画面浮きを修理

スマホスピタルへは沢山のバッテリー交換依頼が寄せられています。

先日修理依頼いただいたiPhone6sは、このようにバッテリーが膨張して画面と本体の間にすきまが出来ている状態でした。

少し覗いてみると明らかに膨らんでいるバッテリーが見られます。

実際に膨張したバッテリーの様子

端末内の様子を見てみましょう。

バッテリーがガスを含んで少し膨れ上がっています。このせいで画面がういてしまっていたのでしょう。

このあと、バッテリーを交換して画面を締め直したところ問題無く隙間がなくなりました。

iPhoneのバッテリー交換は即日返却可能

当店ではiPhoneのバッテリー交換を、基本的に即日返却で承っています。

在庫も多く保管しているため、お困りの際はいつでもご相談ください。

バッテリーは1年～2年サイクルで交換を

先ほどバッテリーの寿命は2年前後とお話しましたが、充電の減りの速さはバッテリーだけに起因するわけではありません。

たとえば本体自体を5年10年と使用し続ければ、パフォーマンスがどんどん低下していき燃費が悪くなっていきます。

バッテリーを交換しても激的な変化を感じられなかったり、交換タイミングが早まることもあります。

目安は2年ですが、使用年数が長い場合は1年～1年半を目処に交換されるのがおすすめです。