「いいところだったのに、急に画面が真っ暗になった…」
PS5で遊んでいる最中、突然画面に警告が出たことはありませんか?具体的には『本体の温度が高すぎます』という表示です。そして、そのまま強制終了してしまうトラブルです。
最新ゲームのプレイ中には、この「熱暴走」エラーが頻発します。そこでネットを調べると、様々な情報が溢れています。たとえば「ファンを掃除すれば直る」という意見です。また、「冷却スタンドを買えばいい」という声もあります。
しかし、私たちプロのエンジニアから残酷な真実をお伝えします。実は、PS5の熱暴走は表面のホコリ掃除では直りません。
絶対に直らないと言い切れます。
本記事では、PS5が極端に熱くなる理由を解説します。さらに、ファン交換でも直らない本当の理由も明かします。そして、真犯人である「液体金属の枯渇」について徹底解説します。
🔥 PS5の「高温エラー・熱暴走」修理の結論まとめ
- 対象症状: プレイ中の警告表示。また、突然の電源落ちやファンの爆音。
- 修理内容: 内部完全分解クリーニング + 液体金属の再塗布。
- 修理費用: クリーニング 10,780円 + 液体金属塗布 5,500円 (税込)
※クリーニングのみでもお受けできます。しかし、構造上「再塗布」を行わないと再発します。したがって、セットでの施工を強く推奨しております。 - 所要時間: 約120分〜(即日お渡し可能)
- データ: 初期化不要!もちろんセーブデータはそのまま残ります。
1. そもそもなぜPS5はこんなに熱くなるのか?
「PS4の時は熱暴走しなかった」と思う方も多いでしょう。しかし、PS5は莫大な熱を発します。なぜなら、「パソコン顔負けの圧倒的なスペック」だからです。
PS5の心臓部には『APU』という極小チップがあります。これは超高性能なプロセッサです。そのため、4Kの美麗なグラフィックを描写できます。さらに、最大120fpsの滑らかな動きも実現します。つまり、ハイエンドPCと同等の処理を小さな箱で行っているのです。
これを人間に例えてみましょう。常に全力ダッシュを続けているような状態です。したがって、莫大な計算処理を行うほど「超高熱」が発生します。もしこの熱を逃がせなければ、内部の部品は溶けてしまいます。あるいは、ショートして壊れます。だからこそ、「超高熱をいかに逃がすか」が寿命を左右するカギなのです。
2. 「ファンを掃除すればエラーが直る」は間違い!
ネット上では「まずはファンを掃除しましょう」と言われます。もちろん、定期的なホコリ取りは非常に大切です。しかし、それだけで高温エラーが直るケースは稀です。
なぜなら、PS5の冷却はファンだけで完結しないからです。実は『熱のバケツリレー』で熱を外に運んでいます。具体的には、以下のような順番で熱が移動します。

- 【発熱】APU(頭脳)が超高熱を出す。
- 【橋渡し】『液体金属』がAPUの熱を吸い上げる。
- 【移動】巨大な放熱板(ヒートシンク)に熱が移る。
- 【排熱】ファンが風を当てて、外へ熱を追い出す。
冷却ファンは、バケツリレーの「最後(出口)」に過ぎません。もし、途中の「液体金属」が劣化していたらどうなるでしょうか。CPUの熱はヒートシンクに移動しません。つまり、マザーボード側に熱が閉じ込められます。
その状態でファンだけを掃除しても意味がありません。なぜなら、ファンが空回りするだけでCPUは冷えないからです。
3. なぜソニーは「液体金属」を採用した?
では、バケツリレーを止める真犯人は何でしょうか。それが「液体金属の枯渇(ドライスポット)」です。
PS4までは「サーマルグリス」が使われていました。しかし、PS5の開発で技術者は壁にぶつかりました。なぜなら、PS5の熱が強烈すぎたからです。従来のグリスではすぐに乾いてしまいます。そこで、ソニーは2年以上かけて研究しました。そして、異例となる『液体金属』の採用に踏み切ったのです。
しかし、発売から数年が経ち、ある異変に気が付きます。長年の高熱負荷や重力の影響で、液体金属が偏っているのです。さらに、一部が黒くくすんで乾いています。この乾いた部分を、私たちは「ドライスポット」と呼びます。
ドライスポットができると、そこから熱が逃げません。その結果、CPUの温度が急上昇します。そして、システムが本体を守るためにエラーを出します。これが強制終了を引き起こす原因です。
4. プロが液体金属を推奨する理由
スマホスピタル秋葉原店では、明確な料金をご提示しています。具体的には「クリーニング」+「液体金属の再塗布」というメニューです。
もちろん、「クリーニングのみ」のご要望にもお応えします。しかし、プロとして誠実にお伝えしたい本音があります。実は、高温エラーはクリーニングだけでは直りません。したがって、液体金属の再塗布が必須となります。
なぜ「液体金属の塗布」が必須なのか?
分解してホコリを取り除く際、ヒートシンクの密着は一度剥がれます。古い液体金属は、一度剥がすと接触不良を起こします。そのため、そのまま閉じても冷却性能は戻りません。
また、「市販のグリスを塗ればいい」と考える方もいます。しかし、これは絶対にやめてください。なぜなら、普通のグリスは数週間で干からびるからです。その結果、元の状態に戻ってしまいます。ソニーが液体金属を採用したのには理由があるのです。

さらに、自分で液体金属を足すのも非常に危険です。一滴でも基板にこぼれれば、一発でショートして壊れます。だからこそ、プロのエンジニアによる作業が必要です。
古い金属を除去し、新しく均一に塗り直します。この繊細な作業により、熱暴走は完全にストップします。
5. スマホスピタル秋葉原店での修理工程
それでは、実際の修理工程を少しだけお見せします。これは、ご家庭の掃除機では不可能な完全分解作業です。
Step.1 全分解と徹底クリーニング

カバーやファンを外すだけではありません。無数のネジを外し、マザーボードを取り外します。そして、ヒートシンクの裏側まで徹底的に分解します。フィンの奥には、「ホコリの絨毯」が詰まっています。これを専用ブラシで完全除去し、空気の通り道を復活させます。
Step.2 古い液体金属の安全な除去
APUとヒートシンクを分離します。そして、カピカピになった古い液体金属を拭き取ります。液体金属が飛散すると基板がショートします。そのため、絶縁テープで保護しながら丁寧に除去します。
Step.3 新しい液体金属の均一塗布
ここがプロの腕の見せ所です。高品質な液体金属を新たに塗布します。液体金属は弾かれる性質があるため、垂らすだけでは密着しません。そのため、接触面全体に均等に濡れ広がる状態を慎重に作ります。
Step.4 組み上げと高負荷テスト
元の状態に正確に組み上げます。そして、重いゲームソフトを起動して高負荷テストを行います。異常な回転音が静かになり、警告が出ないことを確認します。これで無事に修理完了です!
6. そのまま放置は基板ショートの危機!
「冷ませばまた遊べる」と、警告画面を無視していませんか?実は、それは非常に危険な行為です。
熱暴走を繰り返すと、基板は異常な高温になります。そして、冷却による「激しい膨張と収縮」を繰り返します。これが続くと、電子部品の接点に「亀裂」が入ってしまいます。
最終的には電気が完全に通らなくなります。その結果、電源を入れても「ピッ」と鳴るだけで即落ちします。つまり、完全な基板クラックを引き起こすのです。
こうなってからでは遅いです。なぜなら、クリーニングや再塗布では絶対に直らないからです。最悪の場合は本体の買い替えになります。したがって、PS5からのSOSを絶対に見逃さないでください。
7. PS5の高温エラーに関するよくある質問
Q1. 外付けの冷却ファンを使えば直りますか?
A: 根本的な解決にはなりません。
先ほどご説明した通り、冷却はバケツリレーです。内部の液体金属が枯渇していれば、熱は移動しません。むしろ、外から風を送るとホコリを押し込んでしまいます。その結果、状況を悪化させるケースも多々あります。
Q2. 「縦置き」だと壊れやすいって本当ですか?
A: 置き方に関わらず、経年劣化は避けられません。
確かに、縦置きで下側に偏る個体も多く見られます。しかし、横置きでもドライスポットができる現象は確認されています。したがって、置き方を気にするよりも、定期的な再塗布を行うことが重要です。
Q3. 修理に出すとセーブデータは消えてしまいますか?
A: いいえ、データはそのまま残ります!
公式修理に出すと、本体が初期化されるリスクがあります。しかし、当店で行う作業は物理的なメンテナンスのみです。そのため、システムやSSDには一切触れません。結果として、セーブデータはそのままでお持ち帰りいただけます。
まとめ:PS5の熱暴走エラーは「液体金属の再塗布」で完全復活!
PS5の高温エラーは、ホコリが原因なだけではありません。「ファンを掃除したのに直らない」と悩む方は多いです。実は、内部の液体金属の枯渇が真犯人なのです。
- ▶ 冷却はバケツリレー。液体金属がダメならファンが回っても冷えません。
- ▶ クリーニングだけでなく、液体金属の再塗布(+5,500円)が必須です!
- ▶ 普通のパソコン用グリスを塗るのは絶対にやめましょう。
- ▶ スマホスピタル秋葉原店なら、データそのままで即日お渡し可能です。
休日の大事な時間を台無しにされたくないですよね。大切なPS5を完全に壊してしまう前に、ぜひご相談ください。プロのエンジニアが、PS5の熱暴走をピタリと止めます!
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