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コードをさしても充電できないときに疑うこと | スマホスピタル

スマートフォンを充電しようとしてコードをコンセントにさしても、充電されないという体験をした事がありませんか?原因は大きく分けて3つあります。

1つ目は充電器の故障、2つ目はスマートフォンの故障、3つめはコンセントの故障です。3つ目はほぼ考えられず、充電器かスマホ本体の故障に原因があることがほとんどです。

今回はコードを接続しても充電できない時の対処法をはじめ、スマホの故障が原因である場合の事例と各種修理費用について解説していきたいと思います。

スマホが充電できない時の対処法

スマホが充電できない時の対処法は、次のとおりです。

  • スマホを再起動する
  • バッテリーの設定を確認する
  • 充電ケーブルとアダプターを交換する
  • 充電口を掃除する
  • OSをアップデートする
  • 本体が発熱している場合は冷ます

スマホを再起動する


まずは試すべきなのは、スマホの再起動です。

スマホは常に様々なプログラムが動いており、稀にプログラム同士が衝突したり、予期せぬエラーを起こすことで、充電機能を含む様々な動作に影響を与えることがあります。再起動によってプログラムの動作がリセットされ、同時にメモリ上のエラーも解消されるため正常な状態に戻る可能性があります。

AppleやGoogleのPixelヘルプページでも、充電ができない場合の対処法としてデバイスの再起動を推奨しており、これはXperiaやGalaxy等のAndroidスマホにも同じことが言えます。

したがって、再起動後に再度充電ケーブルを接続して充電できるか確認してみてください。なお、再起度は機種によって操作方法が異なる場合もあるため、不明な場合は各メーカー公式サイトで手順を確認してみてください。

参考:iPhoneやiPod touchが充電されない場合 – Apple サポート (日本),Google Pixel が充電されない、または電源が入らない問題を修正する

バッテリーの設定を確認する


スマホのバッテリー保護機能の設定により、スマホが充電できないと錯覚することがあります。

近年のスマホには、バッテリーの寿命を長持ちさせるための機能が搭載されています。iPhoneは「バッテリー充電の最適化」、Google Pixelは「自動調整バッテリー」、その他Androidでは「いたわり充電」といったように名称こそ異なりますが、それぞれ同様の機能を持っています。

これらの機能がオンになっている場合、バッテリー保護のために充電速度が自動的に落ちたり、特定の条件下で充電が一時停止することがあるため、設定を一時的にオフにして充電できるか試してみましょう。ただし、これらの機能はバッテリー保護に有効なため確認後はオンに戻すことをおすすめします。

参考:iPhoneの充電上限とバッテリー充電の最適化について – Apple サポート (日本),自動調整バッテリーとバッテリーの最適化をオンにする – Google Pixel ヘルプ

充電ケーブルとアダプターを交換する


スマホのシステムや設定が原因でない場合、充電ケーブルやACアダプターの故障が疑われます。

充電ケーブルは毎日使用することから経年劣化を起こしやすく、断線や端子が摩耗・破損するケースがよく見られます。ACアダプターはケーブルに比べると耐久性があるものの、長期間の使用や衝撃によって内部回路が故障することも稀にあります。

また純正品以外の充電器を使用している場合は互換性の問題も考えられます。Appleに関しては「MFi(Made for iPhone)」という認証制度を設けており、サードパーティ製のアクセサリ類を使用する場合はこのMFi認証のある製品の使用を推奨しています。

Androidに関してはMFiのような認証制度はありませんが、いずれのメーカーも純正品の使用を推奨していることから、純正品あるいはMFi認証を受けた充電器に交換することで症状が改善する可能性があります。

参考:Apple Watch 充電器の純正品または認定品を見分ける

充電口を掃除する


スマホの充電口内のホコリやゴミが接触不良の原因になっている可能性も考えられます。

普段ポケットやバッグに入れて持ち運ぶことが多い場合、充電口内に細かいホコリや糸くずといった異物が少しずつ入り込み、なおかつ充電ケーブルの接続によって異物が奥に蓄積することがあります。

充電口の掃除方法としてはエアダスターを使った方法などが有名ですが、各メーカー共に具体的な方法については言及されておらず、基本的に自己責任での清掃になります。したがって、自信が無い場合はスマホ修理店に清掃を依頼することをおすすめします。

OSをアップデートする


スマホのOSが古いバージョンである場合、バグが原因で充電に問題が発生している可能性があります。

各メーカーはセキュリティ強化や新機能の追加だけでなく、不具合を修正するために定期的にOSのアップデートを実施しています。稀に充電制御に関するバグが含まれていることもあり、仮にOSのバージョンが原因であれば、アップデートによって症状が改善する可能性があります。

なお、iPhoneやAndroidのリリースノートに充電問題の内容が具体的に明記されることは少ないものの、「バグ修正とパフォーマンスの改善」といった旨で包括的に対処されることがあります。過去には充電関連の不具合がOSアップデートで解消された事例も多数報告されているため、しばらくアップデートをしていない方はこの機にアップデートをしてみてください。

本体が発熱している場合は冷ます


スマホ本体が過度に発熱すると、保護機能により充電が停止または制限されることがあります。

Apple公式情報によると、iOS 16以降でデバイスが高温になると「充電保留中」のメッセージが表示され、充電が一時的に中断される仕組みが案内されています。Android公式情報でも、端末が熱くなりすぎると充電を自動停止する旨が説明されています。

したがって、スマホが熱いと感じたら充電ケーブルを抜き、風通しの良い場所で自然に冷めるのを待ちましょう。なお、急激に冷やそうと冷蔵庫に入れたり、保冷剤を直接当てたりすると内部に結露が発生する恐れがあるため避けてください。

参考:iPhoneやiPadに「充電保留中」という通知が表示される場合 – Apple サポート (日本),スマホが充電できない原因は? 電池残量が増えない場合の対処方法も紹介

スマートフォンの故障が原因の場合

スマートフォンの故障が原因で充電できない場合は、以下の故障が考えられます。

  • 充電口(ドックコネクター)
  • バッテリー劣化
  • 画面破損・液晶不良
  • 水没による故障
  • 基板故障

ここではそれぞれの故障実例と共に、その修理費用や修理時間を紹介していきます。

充電口(ドックコネクター)


写真:スマホスピタル 熊本下通店

1つ目は「充電口(ドックコネクター)」の故障です。充電器やケーブルが壊れていなくても、その受け口となるスマホの充電口が故障していると充電できなくなります。

上記写真はケーブルを接続しても充電できない「iPhone 11 Pro」です。ワイヤレス充電のみできる状態とのことで充電口の故障と分かりました。充電口の交換後は、しっかりケーブル接続で充電できるようになっています。

モデル 修理料金 修理時間
iPhone 6,480円〜 60分~
iPad 8,580円〜 360分~
Android 9,800円~ 120分〜

※税込価格 / スマホスピタル 新宿店の料金例(2025年5月時点)※機種により異なる(最新の機種別料金は各店舗ページにて掲載)

バッテリー劣化


写真:スマホスピタル 新宿店

2つ目は「バッテリー劣化」です。バッテリー劣化で充電持ちが悪くなることは有名ですが、あまりにも劣化が進行すると充電できなくなるだけでなく、電源が入らなくなることもあります。

上記写真はバッテリー劣化によって、充電ケーブルを接続しても電源の入らなくなった「Xperia XZ3」です。朝起きた時に急に起動しなくなったとのことでしたが、電源が入らなくなる原因は様々。分解点検で1つ1つ原因を探りながら、最終的にバッテリー交換で動くようになりました。

モデル 修理料金 修理時間
iPhone 4,980円~ 15 分~
iPad 9,480円~ 360分~
Android 3,850円~ (*Xperiaシリーズ)・4,900円〜(*Galaxyシリーズ) 60分〜

※税込価格 / スマホスピタル 新宿店の料金例(2025年5月時点) ※機種により異なる(最新の機種別料金は各店舗ページにて掲載)

画面破損・液晶不良


写真:スマホスピタル 新宿店

3つ目は「画面破損・液晶不良」です。本体は動いているものの、画面故障でタッチパネルに何も映し出されなくなると、充電できなくなったように錯覚することがあります。

上記写真は液晶不良によって何も映らなくなった「Xperia 5」です。原因は本体落下による衝撃。この例のようにガラスが割れてなくても、画面が真っ暗になる場合がある点には注意が必要です。本体を分解後、タッチパネルを交換することで元に戻りました。

モデル 修理料金 修理時間
iPhone 2,980円~ 40分~
iPad 7,480円~ 360分〜
Android 10,700円~ 60分〜

※税込価格 / スマホスピタル 新宿店の料金例(2025年5月時点)※機種により異なる(最新の機種別料金は各店舗ページにて掲載)

水没による故障


写真:スマホスピタル 熊本下通店

4つ目は「水没による故障」です。水没はあらゆる不具合の原因であり、充電できなくなる症状もその1つです。ちなみに水没は雨や水蒸気によって引き起こる場合がある他、時間差で症状が現れるケースもあります。

上記写真は浴槽に落とし、電源が入らなくなってしまった「iPhone XS」です。水没反応シールも赤く染まっており、完全なる水没状態でした。本体を分解して水没復旧修理を実施、最後はご覧のように起動し、充電もできるようになっています。

モデル 修理料金 修理時間
iPhone 4,980円〜 180分~
iPad 9,900円~ 最短即日~
Android 9,900円~ 最短即日~

※税込価格 / スマホスピタル 新宿店の料金例(2025年5月時点)※機種により異なる(最新の機種別料金は各店舗ページにて掲載)

基板故障


写真:スマホスピタル 池袋店

5つ目は「基板故障」です。故障の中でも重症かつ、修理の難易度も非常に高い部類に入ります。修理費用も高額になってしまいますが、メーカーやキャリアでの修理は本体交換での対応となるため、スマホ内のデータは手元に残りません。そのため、データ復旧として依頼されるケースの多い修理になります。

上記写真は基板故障で電源の入らなくなった「iPhone 8」。持ち主のお客様は「どうしてもスマホ内のデータが必要」ということで、基板修理のご依頼を受けました。

基板修理は画面やバッテリー交換等と比べ物にならないほど高度な技術を必要とするため、基板修理を受け付けていない修理店は多々あります。他店で断られた場合でもぜひスマホスピタルにご相談ください。ご覧のように修理後は電源が入るようになっています。

モデル 修理料金 修理時間
iPhone 23,800円〜 1週間~
iPad 23,800円~ 1週間~
Android 50,000円~ 1週間~

※税込価格 / スマホスピタル 新宿店の料金例(2025年5月時点)※機種により異なる(最新の機種別料金は各店舗ページにて掲載)

スマホのトラブル相談・修理は『スマホスピタル』にお任せください!


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スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。総務省登録修理業者として厳しい技術・品質をクリアしており、修理はもちろん様々なスマホのトラブルに対応しています。
※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値

データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日で修理が可能で、修理後最長6ヶ月の保証がつきます。
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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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