豆知識
iPadの故障の原因はなに?現役修理屋が症状別に解説いたします! | スマホスピタル
iPad(アイパッド)の普及とともに修理のお問い合わせが年々増加しております。
この記事では、iPadの故障を症状別に原因と解決方法をご紹介します♪
電池の消耗が早い
原因…バッテリーの劣化
フル充電したばかりなのに、気づいたら充電が20%まで減っている…
年々バッテリーの減りが早くなっている…
このような症状の場合は、iPad内部のバッテリーが経年劣化をしている可能性が高いです。
バッテリーの交換修理で解決するでしょう。
また、フル充電をしたまま放置をしたり、充電が0%の状態を長く保たないのもバッテリーを長持ちさせるコツです♪
充電器をつなぐとずっとリンゴマークがついたり消えたりする
原因…バッテリーの故障
iPadに充電器(充電ケーブル)をつなぐと、黒色の背景に白いAppleのリンゴマークがついたり消えたりを繰り返してしまう。
このような状態を通称リンゴループと言います。リンゴループ状態になると何も操作ができなくなってしまいます。
iPadを充電器につないでいるときのみリンゴループになる場合は、バッテリーが故障している可能性がかなり高いです。バッテリーの交換修理で改善するでしょう。
画面が立ち上がらない(画面がつかない)
原因…水没・充電口の故障・バッテリーの故障・液晶不良・メイン基盤の故障
電源ボタンを押しても画面が立ち上がらない場合は、これら複数の原因が考えられます。
水没の場合
iPad(アイパッド)内部に水が侵入したことが大きな要因です。
お風呂に落としてしまったり、水やジュースをかけてしまい水没してしまった場合は、電源ボタンをすぐにきりましょう。
また、電源が入らないからといって、充電をすることもNGです。iPadが通電状態にあると、内部がショートをして故障の原因になってしまうからです。
本体をふきSIMカードをぬき、乾燥剤と一緒に保管をして修理店に持ち込み水没復旧修理をしましょう。
充電口の故障の場合
充電口(ドックコネクター)が故障をし充電の供給ができない場合、画面が真っ暗の状態でたちあがりません。
また、充電器をつないだ状態なのに充電の反応がないときも充電口が故障している可能性があるでしょう。充電口のパーツ交換修理にだしましょう。
システム異常の場合
画面が真っ暗な状態で立ち上がらない場合、システム異常も考えられます。iPad本体をパソコンにつなぎ、リカバリーモードにしアップデート作業をしてみましょう。
バッテリーの故障の場合
iPadの画面がたちあがらない状態で、本体に充電器をさすとAppleのリンゴマークがついたり消えたりを繰り返す現象がおきる場合は、バッテリーの故障の可能性が高いでしょう。
バッテリーの交換修理で解決することが多いです。
液晶不良の場合
画面がつかない場合、液晶不良の可能性もあげられます。
たとえば、落下衝撃により液晶自体が物理的に破損をしてしまったり、内部の液晶と基盤をつなぐコネクターがはずれてしまったりなどなんらかの原因で液晶がつかなくなってしまう場合もあります。液晶の交換修理に出しましょう。
メイン基盤の故障の場合
充電口・バッテリー・液晶・システムが故障の原因でない場合はメイン基盤が故障している可能性が非常に高いでしょう。
修理料金が高額になる場合が多く、古いモデルですと購入した方がお安くなるケースもあります。どうしても必要なデータがある場合は、メイン基盤修理にだすことがオススメです。
画面(液晶・ガラス)が割れてしまった
原因…物理的破損による液晶・ガラスの破損
iPadを落としてしまったり、踏んでしまったり…なんらかの物理的な強い衝撃が加わると、画面が割れてしまう場合があります。
iPadのガラス部分はタッチ操作をつかさどる部分、液晶は画像や映像などを映し出す部分と機能が異なる作りになっています。
また、モデル(機種)により液晶部分とガラス部分が別々のパーツになっている場合と、一体型の場合があり、一体型の方が修理のお値段が高額になる傾向にあります。
ガラス破損の放置はリスクがたくさん!?
怪我をするリスクが上がるだけでなく、ガラス割れ部分からから水分が侵入し重大な故障になる可能性もあります。
さらに、ガラスが割れていても液晶は無傷の状態だったものの、修理をしないまま使用を続けて液晶まで傷ついてしまい、ガラス面と液晶面の修理費用がかかってしまう…なんてこともあります。早急に画面交換修理にだしましょう。
同じiPadを長年使用する事により、経年劣化でバッテリーが膨張し画面を押し上げ、液晶やガラス面が破損してしまうことも珍しくありません。
iPad本体が熱をもつようになってきた、厚みが出てきた気がする、と感じたらバッテリー交換修理に出すことがオススメです。
タッチが効かなくなってしまった(反応しなくなってしまった)
原因…画面(ガラス面・タッチパネル)の不良・メイン基盤の故障
タッチが全く効かなくなってしまった、一部だけ反応しなくなってしまったなどタッチ操作不良の場合は、画面(ガラス面・タッチパネル)の故障や、メイン基盤の故障が考えられます。
iPad(アイパッド)の画面は、ガラス面と液晶面に分かれています。
指やタッチペンを使用して操作をする表部分がガラス面です。タッチをしても反応がない場合は、このガラス面の故障の可能性が非常に高いでしょう。画面交換修理にだしましょう。
画面交換をしても改善が見られない場合は、メイン基盤が故障している可能性が高いです。
液晶が液漏れして黒くなっている
原因…物理的衝撃による液晶破損
iPadを落としたり、踏んでしまったりなんらかの強い衝撃が加わることにより、このように液晶が黒くなってしまうことがあります。
液晶に傷がついてしまったことにより、液漏れをおこしている状態です。液晶のパーツ交換修理で改善するでしょう。
充電ができない
原因…充電口の故障・メイン基盤の故障
充電器をiPad本体にさしても充電ができない・画面に充電マークがつかない・充電ケーブルの角度によっては反応したりしなかったり…
このような症状が出ている場合は、まず充電口の故障が考えられます。
充電口のパーツ交換修理にだしましょう。
また、長年iPadを使用していると、充電口にほこりが大量につまることにより充電ができなくなってしまうケースもあります。その場合は、クリーニングをさせていただきます。
充電口には複数の端子があり、そこが傷ついてしまうと充電ができなくなってしまう可能性のあるので、お客様ご自身でクリーニングをせずに修理店などにクリーニング依頼をだすことがオススメです。
充電口の修理やクリーニングでなおらない場合は、メイン基盤の故障の可能性が高いでしょう。
スリープボタンが効かない(電源ボタンが押せない)
原因…物理的衝撃によるスリープボタン(電源ボタン)の陥没
スリープボタンの修理で最も多いのは、ボタンの陥没です。
落下の衝撃により、スリープボタンが歪む・陥没してしまう・フレーム自体が変形してしまうとスリープボタンが押せなくなってしまうことがあります。この場合、スマホスピタルでは変形部分の調整を行なったり、フレームの歪みを調整します。
スリープボタン自体が破損してしまっている場合は、パーツ交換修理になるでしょう。
ホームボタンが反応しない
原因…物理的衝撃による破損・経年劣化・メイン基盤の故障
ホームボタンの反応が悪くなってきた・角度によっては反応する場合は経年劣化による原因が高いでしょう。
また、落下の衝撃によってホームボタン自体が破損してしまったり、内部のコネクターがはずれてしまい反応しなくなる場合もあります。
ホームボタンのパーツ交換修理でなおる可能性が高いでしょう。
ホームボタンを新しいものにしてしまうと、指紋認証ができなくなってしまうので注意が必要です。
パーツ交換修理で症状が改善しない場合は、メイン基盤が破損している可能性が高いです。
iPad間のデータ移行もやってます
同じiPadをずっと使用しているけれどそろそろ買い替えたい…でも、データの移行の仕方がわからなくてなかなか買い替えられない。
そんな方もいらっしゃるでしょう。iPad間のデータ移行サービスも行なっております♪
データのバックアップはこまめにとりましょう
お仕事で使用をしたり、おうち時間にゲームをしたり動画を見たり、絵を描いたり…、小さいパソコンと言っても過言でないくらい機能が多岐に渡り備えられています。大切なデータがたくさん入っている方もいるでしょう。
丁寧に使用していたら故障のリスクも減りますが、経年劣化でどうしても故障してしまう場合もあります。こまめにデータのバックアップとっておきましょう。
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