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スマホのタッチパネルが反応しない時の対処法は?原因や故障時の修理先 | スマホスピタル
スマホのタッチパネルを何度タップしても反応しない。
反応する時としない時がある。
一部分だけ反応する。
このようなスマホのタッチパネルの症状でお困りではありませんか?
今回はスマホのタッチパネルが反応しない・反応が悪い時の原因と対処法を紹介します。スマホのタッチパネルが反応しなかったり、動きが遅いと感じている方は是非参考にしてみてください。
Contents
スマホのタッチパネルが反応しない原因は?
スマホのタッチパネルが反応しない主な原因は、次のとおりです。
- ストレージ不足によるフリーズ
- システム過負荷によるフリーズ
- 画面の汚れ
- 保護フィルムの干渉
- 指の乾燥
- スマホの故障
ストレージ不足によるフリーズ
スマホの空き容量が不足すると、本体がフリーズしやすくなります。
スマホのストレージには写真・動画・アプリ以外にも、読込速度を上げるために一時的なキャッシュデータが保存されます。 ストレージが圧迫状態にあるとキャッシュデータも生成できなくなるため、スマホの動作が遅くなったり、フリーズしてしまうこともあります。
システム過負荷によるフリーズ
スマホのCPU・メモリに高負荷を掛けると、本体がフリーズすることがあります。
スマホの性能にも依存しますが、オンライン対戦型の3Dゲーム、GPSを利用したゲームはスマホに大きな負荷が掛かります。特に大量のアプリを立ち上げたまま、こういったアプリで遊ぶとスマホが処理しきれなくなり、本体がフリーズしやすくなります。
画面の汚れ
画面汚れがタッチセンサーに干渉し、タッチ操作の反応が悪くなることがあります。
スマホの画面は皮脂汚れが付着するため、定期的に画面を拭かないと汚れが蓄積していきます。その汚れがあまりにひどいとタッチセンサーに干渉することがあります。また同じ原理で、画面に水滴がある場合もタッチパネルの反応が鈍くなります。
保護フィルムの干渉
保護フィルムがタッチセンサーに干渉している可能性もあります。
一般的な保護フィルムであればタッチ操作に影響しないことが殆どですが、ゴミや汚れを残したままフィルムを貼った場合は反応が鈍くなることがあります。また極厚フィルムなど、その製品の特性がタッチ感度に影響しているケースも考えられます。
指の乾燥
指が乾燥しているとタッチセンサーが操作を上手く感知できず、タッチパネルの反応が鈍くなります。
スマホは画面と指の間の静電気を感知することで、タッチ操作を実現しています。水は電気を通しやすい物質であることは有名ですが、タッチ操作においても指先の水分量がタッチ感度に影響します。特に乾燥しがちな冬場などは、ハンドクリームの使用がおすすめです。
スマホの故障
画面割れ・液晶不良・基板破損など、スマホの故障が原因の可能性もあります。
特に画面割れは直接タッチセンサーに影響することもあり、ヒビ割れ部分を中心に一部範囲が反応しなくなることがあります。その他、目に見える故障以外にも落下の衝撃等でタッチセンサーが故障し、タッチ切れと呼ばれる症状によって画面が反応しなくなるケースもあります。
「以前に比べて明らかに反応が悪い」「画面の一部が反応しない」といった場合は、一度修理店にて点検をしてもらうことをおすすめします。
スマホのタッチパネルが反応しない時の対処法は?
スマホのタッチパネルが反応しなくなった時の対処法は、次のとおりです。
- 強制再起動
- 画面を拭く
- 保護フィルムを変える
- アプリの削除やキャッシュクリア
- ブラウザのキャッシュクリア
- タッチパネルの感度調整を行う
- スマホ修理店で点検を依頼する
強制再起動
スマホがフリーズし、操作不能になった場合は強制再起動で復旧を試みましょう。
iPhoneの場合は
-
- 「音量を上げるボタン」を押して放す。
- 「音量を下げるボタン」を押して放す。
- 「電源ボタン」をAppleロゴが表示されるまで約10秒ほど長押しします。(iPhone 8以降の場合)
Androidについてはモデル毎に操作手順が異なりますが、電源ボタンと音量ボタンの同時長押しで強制再起動ができる傾向にあります。
関連記事:Androidスマホの強制終了は機種ごとに違っていますがカンタンにお教えしちゃいます♪
画面を拭く
メガネクロスや柔らかい布で画面の汚れを落とし、再度タッチパネルの反応を確認してみましょう。
なお、定期的に画面を拭いてもすぐに汚れが付着する場合、目に見えない傷が画面にたくさん入っている可能性があります。こういった場合は「ガラスコーティング」を行うことで汚れの付着を根本から抑えることができる他、画面補強の効果も期待できます。
保護フィルムを変える
保護フィルム内に気泡やゴミが見られる場合、厚手の保護フィルムを使っている場合は新しいものに交換してみましょう。
保護フィルム自体は数え切れないほどの製品が販売されていますが、商品選びに困った際はスマホ修理店が推奨している保護フィルムを使用してみてください。製品の機能性はもちろん、店舗スタッフに保護フィルム貼りを代行してもらえることがあります。
アプリの削除やキャッシュクリア
ストレージ不足によるフリーズがある場合は、不要なアプリを削除してストレージの空き容量を確保しましょう。
またアプリの中にはキャッシュクリアが可能なものもあります。例えば、LINEは「ホーム」>「設定」>「トーク」>「データの削除」>キャッシュの「削除」でキャッシュクリアが可能です。
なお、LINEのキャッシュクリアについては、過去のトークをさかのぼる際に読込速度が遅くなるデメリットはあるものの、トーク履歴や画像といったトークデータ自体が消えることはありません。
ブラウザのキャッシュクリア
『Safari』や『Chrome』など、ブラウザアプリのキャッシュクリアもストレージ確保に有効です。
各ブラウザアプリはWebサイトを閲覧した際に、次回以降の表示速度を上げるためにキャッシュを保存します。調べものをよくする方ほど、ブラウザキャッシュが溜まりやすい傾向にあるため、定期的なチェックがおすすめです。
Safariのキャッシュ削除手順(iPhone)
- 「設定」をタップ
- 「Safari」をタップ
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
Chromeのキャッシュ削除手順(iPhone/Android)
- Chromeを起動
- 画面右下の三つの点をタップ
- 「設定」をタップ
- 「プライバシー」をタップ
- 「閲覧履歴データの削除」をタップ
- 削除するデータをタップ
タッチパネルの感度調整を行う
反応が鈍い場合については、スマホ毎に設定からタッチパネルの感度調整が可能です。
例えば、iPhoneであれば「設定」>「アクセシビリティ」>「タッチ」>「触覚タッチ or タッチ調整」で、タッチの継続時間などが設定できます。Androidスマホについてはモデル毎に設定画面が異なりますが、基本的には同様の設定項目があるはずです。
ただし、タッチパネルの感度調整はデフォルト設定でも快適に使える状態と言えます。したがって、使いにくさを感じるほどの症状に対しては、あくまでその場しのぎの対処法に留まります。
スマホ修理店で点検を依頼する
症状の原因が故障にある可能性がある場合は、スマホ修理店にて点検を依頼しましょう。
前述のとおり、「以前に比べて明らかに反応が悪い」「画面の一部が反応しない」といった場合はスマホが故障している可能性が高く、症状の根本的解決には修理が必要になります。
ただし、具体的にどういった修理内容になるかは、点検による故障原因の特定が必要です。修理先や修理内容によっては端末価格に近い金額になる場合もありますので、機種変更という選択肢も点検を通じて判断できるかと思います。
スマホのタッチパネルが反応しない時のデータ移行は?
バックアップの有無によって変わってきます。
バックアップがある場合はバックアップ時点に戻ってしまいますが、新しい端末にも復元が可能(同シリーズのスマホの場合)です。バックアップが無い場合は修理をはじめ、スマホをタッチ操作可能な状態にする必要があります。
なぜなら、スマホはセキュリティ面を考慮した設計となっており、外部からスマホ内のデータにアクセスする際には必ず端末操作が求められます。ゆえにスマホからバックアップを取るにしろ、パソコンにバックアップを保存するにしろ、まずはスマホを使えるようにする必要があります。
スマホのタッチパネルが反応しない時のロック解除方法は?
「本体は動いているものの、タッチ操作不能ゆえにロック解除ができない」という状態はタッチ切れと呼ばれる症状であり、基本的に修理が必要になります。
顔認証や指紋認証を設定しているスマホに関しては、タッチ操作なしでもロック解除ができるケースがあります。ただし、これらの設定を行っていない場合、ロック解除にはパスコード入力が必須になるため、タッチパネルを使えるようにする必要があります。
なお、Androidスマホの一部モデルについては、USB変換アダプターを用いてマウス操作が可能になる場合があります。マウス操作ができる場合はロック解除はもちろん、バックアップの作成もタッチ操作なしで可能になります。
タッチパネルが反応しないスマホの修理はどこでできる?
スマホのタッチパネルが反応しない場合の修理依頼先は、次のとおりです。
- メーカー
- 携帯キャリア
- 民間のスマホ修理店
なお、修理料金が最も気になる要素かと思いますが、ここでは各依頼先のメリット・デメリットに焦点を当て、具体的な金額については後ほど一覧形式でご紹介します。
メーカー
メリット | デメリット |
・メーカーならではの安心感 ・条件次第で製品保証が使える ・月額制の保証プラン加入で修理料金割引 |
・保証プラン未加入だと修理料金が高い ・修理期間が長い ・基本的にデータは手元に残らない |
※メーカーにより異なります。
1つ目は、Apple・Sony・Google・Samsung等のメーカー公式修理です。
各メーカーでは「月額制の保証プラン」を提供しており、この保証プランに加入している場合は修理料金が割引、そうでない場合は本体価格に近い修理料金が提示される場合もあります。
修理期間については1週間前後が目安。データの取り扱いに関しては、基本的に端末初期化が必須となっているため、ご自身でデータのバックアップと復元が必要になります。ただし、タッチ操作不能なスマホはそもそもバックアップが取れないため、必然的にデータを失うことになってしまいます。
携帯キャリア
メリット | デメリット |
・キャリア独自の補償プランを提供している ・修理期間中の代替機提供がある ・ごく一部の店舗で店頭修理に対応している |
・補償プラン未加入だと修理料金が高い ・修理期間が長い ・基本的にデータは手元に残らない |
2つ目は、docomo・au・Softbankといった携帯キャリアです。
Androidの中にはキャリアモデルと呼ばれる機種(背面パネルに社名など)があり、これに該当する機種の場合はメーカーではなく、契約中のキャリアに修理依頼を行います。
修理料金はメーカー同様、キャリア毎に独自の月額制補償プランを提供しており、加入者は修理費用の一部を負担、未加入者は全額負担となっています。
修理期間は1〜2週間が目安。データの取り扱いについてもメーカー同様、端末初期化が求められることから、データのバックアップと復元はご自身で行う必要があり、タッチ操作ができないスマホは必然的にデータを失うことになります。
民間のスマホ修理店
メリット | デメリット |
・修理料金が安い ・最短即日の修理が可能 ・基本的にデータはそのままで修理 |
・メーカーやキャリアで修理を受けられなくなる ・店によってスタッフの技術力にムラがある ・店によって修理用パーツの品質が異なる |
3つ目は、民間のスマホ修理店です。
「スマホ修理」「ゲーム機修理」といった横断幕や看板を掲げているような、いわゆる街の修理店のことで、スマホスピタルもこれに該当します。
メーカーやキャリアと異なり、修理を専業としているだけあって値段が安く、修理期間は最短即日、データもそのままで修理が行われるという点が最大のメリットです。
一方で修理店ごとにスタッフの技術力、修理に用いるパーツ品質にムラがあります。そのため「一番安いから」「近所にあるから」といった理由で安易にお店を選ぶのではなく、事前に実績件数や口コミを調べておくことをおすすめします。
タッチパネルが反応しないスマホの修理費用は?
「タッチパネルが反応しない」という症状のスマホの修理費用ですが、故障原因が複数考えられることに加え、メーカー・機種・シリーズによっても金額がそれぞれ異なります。とはいえ、修理料金は修理店選びにおいて大きな判断基準になるかと思います。
そこで、ここでは「画面修理」を対象に、iPhone・Xperia・AQUOS・Galaxy・Google Pixelの修理料金と作業時間を一覧形式にしてご紹介していきたいと思います。
スマホの画面修理にかかる料金・時間
モデル | メーカー(正規店)修理料金 | メーカー(正規店)作業時間 | スマホスピタル修理料金 | スマホスピタル作業時間 |
iPhone (Apple) | 21,800円~ | 7~10日間 | 8,200円〜 | 45分~ |
Xperia (Sony) | 28,600円~ | 7~14日間 | 9,300円〜 | 60分~ |
AQUOS (SHARP) | 21,000円~ | 7~10日間 | 16,300円〜 | 60分~ |
Galaxy (Samsung) | ~100,000円 | 60分~ | 13,300円〜 | 60分~ |
Google Pixel (Google) | 18,480円~ | 40分~ | 16,100円〜 | 60分~ |
※税込価格 / 保証および補償プラン適用外の目安金額
※参照元:iPhone / Xperia / AQUOS / Galaxy / Google Pixel / スマホスピタル 新宿アルタ店(2024年9月時点)
各スマホの画面修理は、各メーカー共に概ね20,000円〜が目安金額です。
ただし、メーカー次第では本体交換での対応となるケースがあり、この場合は端末価格には届かないものの、それに近い金額帯の修理費用が発生する場合があります。また前述のとおり、基本的にスマホの初期化が求められるため、バックアップが取れないスマホは必然的にデータを失う点にも注意してください。
修理費用を抑えたい方、最短即日の修理をご希望の方、データを失いたくない方はスマホスピタルでの修理をご検討ください。
なお、スマホスピタルでは上記モデル以外にも、ZenFone・OPPO・Huawei・Xiaomi等の修理にも対応しています。公式サイトに記載のないAndroid端末や旧式モデルでも修理可能な場合がございますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
スマホスピタルでの修理事例
こちらはタッチ操作が一切できなくなったiPhone XSの修理事例です。
一時的な不具合である場合は強制再起動で症状が改善することもありますが、このiPhoneは強制再起動では効果なし。一切タッチパネルが反応しないため、ロック解除もできない状態でした。
原因はタッチセンサーの故障。スマホを落とすといった衝撃の他にも、浴室のような高温多湿の場所で長時間スマホを使用すると水没と同じような状態になり、スマホが壊れてしまうことがあります。
タッチセンサーは画面に組み込まれているため、画面交換修理を実施。作業後はご覧のとおり、しっかりとタッチ操作が可能になっています。
関連記事:【修理時間1時間】 iPhone XSタッチ切れ・タッチセンサーの故障を修理しました!
スマホが反応しない時は『スマホスピタル』にご相談ください!
タッチパネルが反応しなくなった…。
バックアップも無いので機種変更しようにもできない…。
修理となれば可能な限り安く、できるだけ早く修理して欲しい…。
もちろん、スマホ内のデータもそのままにして欲しい…。
そんな方は『スマホスピタル』にご相談ください!
スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。厳しい技術・品質基準、パーツの検証体制等を取り、10年以上にわたり多数の修理を行っています。iPhone&Androidともに多数の修理実績がございますので、安心して修理をお任せください。※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値
データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日、修理後は最長6ヶ月の保証がつきます。ご予約不要で飛び込みのご来店でも無料相談・お見積りを承っております。ぜひお近くのスマホスピタルまでご相談ください!
iPhoneの画面割れ交換費用などの詳細はこちら>>
Androidの画面割れ交換費用などの詳細はこちら>>
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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