スマホのバッテリーについて
iPhoneが膨らんでくるその原因とは? | スマホスピタル
最近は電話やメールだけでなく
ゲーム機やお財布、カメラの代わりともなるスマートフォン。
スマートフォン1つあるだけで何でもできるような時代になってきました。
その中でも「iPhone(アイフォーン)」は国内で1番のシェアを誇っています。
自分自身でアプリなどをカスタマイズできるのでその分人気は高いのですが
使用時間が長くなる分、iPhone自体にはかなりの負担がかかってしまいます。
その中でも最近増えてきている不具合の1つが
「iPhoneが膨らんできた」というもの。
端末自体が膨張する事はなく、原因としては内蔵されているバッテリーが膨張する事によって
液晶パネルや背面パネルを圧迫することによって起こります。
今回はそのバッテリーが膨らんでしまう原因とその対策、
実際に膨らんできてしまった時の対処について
ご紹介させていただこうかと思います!
~バッテリーが膨らんでしまう原因とは??~
ではまず何故バッテリーの膨張が起こるのか、主な原因としては
以下の理由があげられます。
〇バッテリーの劣化
iPhoneで使用されているバッテリーはリチウムイオン電池というもので
特徴としては小型・軽量で環境負荷の少ない材料を用いて作られているものです。
リチウムイオン電池は長年の使用などで劣化が起こると内部の電解質が酸化することでガスが発生し膨らんできます。
充電回数では約500回、年数でいうと約2年という計算になります。
〇アダプターやケーブルなどの不具合
充電時に使用するアダプターやケーブルの不具合もiPhoneが膨らむ原因の一つです。
ケーブルの断線やアダプターの故障により、適切な電流が流れない場合
バッテリーに負担を与えてしまいます。
〇衝撃によるバッテリーの破損
iPhone自体を落下させてしまった際の衝撃でバッテリーが破損・変形などを起こしてしまうと
正常な働きができなくなり、その結果バッテリーが膨らんでしまうということも考えられます。
膨張しないようにするにはどうすればいいのか??
~膨張しないようにする対策とは??~
普段から心がけることでバッテリーの負担を減らし
より長持ちさせるための方法として以下に一例をあげてみました。
〇充電中は使用を控える
充電しながらの使用は消費と充電を繰り返すためiPhoneが熱を持ちます。
充電しながら動画を閲覧したりアプリでゲームをしたりなどを行うとバッテリーに負荷を与える為
充電しているときはなるべく触らないようにすると負荷も少なくなります。
〇充電ケーブルは純正品を使用する
Appleの純正品や「MFi認証」と記載されたケーブルを使用する事が大事です。
MFi認証とは「Made For iPhone/iPad/iPod」のことで、その製品が「Apple公式認定品」であることを示します。
コンビニ等で販売されているものはケーブルの長さや耐久性、安価で手に入るなどメリットはありますが
適切な電圧や電流が流れず、本体が破損してしまう恐れがあります。
全てが全てと言う訳ではありませんが使用するのであれば純正品・認定品の使用をお勧めします。
〇高温多湿になる場所での使用は避ける
iPhoneの本体自体及びバッテリーは熱に非常に弱いです。
高温になりすぎると画面上に表示が出ることもありますよね。
温度が高い場所、湿気が多い場所での使用はバッテリーの劣化を早めます。
保管などをするのであれば気温・湿度が低い場所が好ましいです。
あくまで一例ですが意外としてしまっている事が多いように感じますね・・・
では実際に膨らんでいるときはどうしたらいいのか??
~iPhoneが膨らんでしまったときにすべきこと~
一番大事なのはiPhoneが膨らんできたと感じたらすぐに修理に出す事です!
ガラケーや少し前の世代のスマートフォンであれば
裏蓋を外せばそのままバッテリーが取り出せるので自分で交換することが可能でしたが
新しくなるにつれ耐水性やデザインの都合上、簡単に取り外すことが出来なくなりました。
まだ操作ができるからといって、そのまま使用したり放置していたりすると
メイン基板や他のパーツに悪影響を及ぼし最悪の場合電源が付かなくなってしまったり
出火などの原因にもなります。
画面も常に圧迫されている状態である為、少し衝撃が加わってしまっただけでも割れてしまう事もあります。
また本体に隙間が生じることによりその部分から水が入り込んでしまい
ショートを起こしてしまうというケースもあります。
そうなってしまう前に早めに修理に出すことを検討いただきたいのですが
一概に修理といってもどこに依頼を出すかによってメリット・デメリットがあります。
・Apple Storeやカメラのキタムラ、クイックガレージなどのApple正規代理店
・街中にあるスマホ修理屋さんのほとんど
大きく分けてこの2つになります。
ちなみにスマホスピタルグループは下のスマホ修理屋さんにあたります。
そこで今度はApple StoreやヨドバシカメラなどのApple正規代理店と
ほとんどのスマホ修理屋さんのメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
~正規店での修理の場合~
〇メリット
・保証などの内容によっては無償もしくは安く修理ができる
・交換するバッテリーが純正品のバッテリー
・改善が見られない場合本体交換ができる
〇デメリット
・予約や修理に日数がかかる
・場合によっては初期化の必要がある
~街の修理屋さんでの修理の場合~
〇メリット
・即日でのお渡しが可能
・基本的にデータそのままでのパーツ交換修理
〇デメリット
・正規店での保証が使用できない、今後保証が使用できなくなる
・PSEマーク(国の安全基準に適合した電気製品につけるマーク)はあるが純正品でないバッテリー
・本体交換ができない
それぞれにメリット・デメリットがありますので
例えば「正規店の保証に入っているから正規店で依頼する」、
「預ける時間がないから街のスマホ修理屋さんに依頼する」など
状況に応じて1番良い場所で交換いただければと思います。
スマホスピタルグループではその状況に応じたご提案をさせていただいておりますので
お気軽にご相談いただければと思います。
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