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スマホが充電できない
iPad Air2が充電できない! その原因は? | スマホスピタル
実は多い「充電できない」トラブル
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「iPadが充電できなくなってしまった」
こういった充電に関するトラブルでのご相談は非常に多くなっています。
スマホ・タブレット問わずお問合せいただくことがあり、
充電ケーブルを新しいものに買い替えても反応せず、
バッテリーも減っていく一方…
最終的には残量がゼロになり起動できなくなってしまいます。
充電できないときはケーブルやアダプターの故障の場合も
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端末の充電をする際の電気の流れは、以下のようになります。
①コンセント→②充電アダプター→③充電ケーブル→④端末の充電口
この4つの要素のうち、ひとつでも異常があると正常に充電できません。
充電ができなくなってしまったときは、まずどこに原因があるのか特定する必要があります。
まずは①のコンセントの故障を確認するために、別の電子機器などをつないで動作するか確認しましょう。
ここが故障しているということは非常に稀なケースではありますが、可能性はゼロではありません。
問題なければ、②の充電アダプターと③の充電ケーブルを確認していきましょう。
アダプターは、iPadの場合は少し大きめの白く四角い箱のような機器です。
充電ケーブルとコンセントをつなげるための橋渡しのようなものです。
充電ケーブルは現行モデルではライトニングケーブルとなります。
これらに予備があれば、別のものを使って充電できるか試してみましょう。
1セットずつしかない場合は、他のiPhoneやiPadを充電できるかどうかで
充電ケーブル類がしっかり動作しているか確認することもできます。
①~③までの機器に問題がなければ、ほとんどは④の端末の充電口の問題です。
これを解決するためには、修理が必要になってきます。
iPadの場合、「ドックコネクター」と呼ばれるパーツの修理になります。
ドックコネクターとは?修理は可能?
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iPadが充電できなくなり、端末側の故障が疑われるとき、
交換するパーツは「ドックコネクター」という部品になります。
iPadのドックコネクターは、機種によりスピーカーなどにも関連していますが、
メインとなる機能は充電ケーブルの差込口(充電口)です。
iPad Air2では、この充電ができない症状の修理をする場合、
iPhoneなどに比べて非常に精密な作業が必要となってきます。
iPad Air2は、ドックコネクターの部品が
本体基板にはんだ付けされているため、
単純に抜き差ししての取り外しということができないためです。
一度はんだを溶かしてから取り外し、新しいドックコネクターを再度はんだ付けする必要があります。
そのため、作業には時間がかかる場合もあり、本体基板を高温に熱するする必要もあります。
本体基板がダメージを受けてしまうと、さまざまな動作不良が発生することもあるので、
iPad Air2 の充電ができないときの修理では、できる限り迅速に・丁寧に交換をする必要があります。
ドックコネクターの故障ではないときも
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実は充電ができない症状は、充電口だけが原因ではない場合があります。
もうひとつのパーツ故障として可能性の高いものが、バッテリーです。
iPadのバッテリーは非常に大きく、本体の半分以上の面積があります。
しかし、いくら大容量のバッテリーであったとしても、
使うごとに必ず劣化はしてしまうものであることには変わりません。
バッテリーは劣化が進むと、内部に充電できる容量が少なくなってしまいます。
限界が来てしまうと、いくら充電しても起動ができないという症状に陥り、
充電口に問題はなくても、充電反応していないように見えてしまうことがあります。
iOSデバイスでは、充電がゼロの状態で起動させようとすると、
真っ黒の背景に、電池がないことを示す空っぽの電池マーク、
そして充電が必要なことを示す充電ケーブルマークの表示がされます。
このとき、充電ケーブルを差し込んでケーブルのマークが消える場合、
それは充電の反応そのものはしているということになります。
何時間充電し続けても電池マークのままで起動しない場合、
バッテリーが劣化して不具合が発生している可能性が高いです。
逆に、ケーブルを何度さしてもケーブルのマークが消えない場合、
そもそも本体が充電ケーブルが接続されていることを認識できていません。
この場合はドックコネクターの故障である場合が多いです。
症状を観察することで、ある程度修理内容の予測もできますのでぜひお試しください。
故障してしまう原因は?その対策は?
ドックコネクターが故障してしまう原因はいくつか考えられます。
①充電ケーブルの抜き差しによって摩耗・劣化して接触不良を起こしている
②ほこりなどの汚れが内部に付着・蓄積され接続を妨げている
③湿気や水没等により部品が故障してしまっている
などなど…
①の抜き差しによる劣化については、残念ながら完全に食い止めることができません。
しかし、まっすぐ丁寧に抜き差しすることを心がけるだけでも長持ちします。
角度がついた状態でケーブルの抜き差しをすると、充電口に負荷がかかり
差し込んでもぐらぐらになって反応しづらいという状況に陥りやすくなります。
また、純正品ではないケーブルを使用している場合も、
端子の大きさなどが微妙に違っていることなどがあり、
これにより意図せず充電口への負荷がかかってしまっているケースもあります。
対策としては、純正品の充電ケーブル(ライトニングケーブル)を使用して、
できる限りまっすぐに抜き差しすることを心がけることが大切です。
②ほこりなどの汚れが影響している場合、端子口の内部清掃によって改善される場合もありますが、
汚れなどが固着してしまっているとやはり部品の交換が必要になることもあります。
ほこりっぽい場所で端末を置いていたりなどがありますと、知らず知らずのうちに
巻き込んでしまい、充電ケーブルが奥まで差し込めなくなるようなこともあります。
対策としてはもちろん、そういった場所に端末を置かないことです。
iPhoneやiPadであれば、充電口用の防塵キャップなどもアクセサリとして販売されています。
こういったものを装着しておけば、
不純物が詰まってしまう可能性もかなり低くできますのでおすすめです。
③水によって部品が故障してしまっている場合
この場合は基本的に部品の交換が必須になってきます。
お風呂やお手洗いで使っていてという場合が多いです。
また、水がさらに端末内部などに入り込んでしまっており、
本体基板などにも悪影響を及ぼしていると部品の交換をしても改善しない場合があります。
あらゆる電子機器によって、水は天敵ともいえる存在です。
一度濡れてしまった端末を完全に元通りにすることは困難ですので、
水場にはもっていかないことが一番の対策となります。
スマホスピタルではiPad Air2の充電口(ドックコネクター)修理にも対応しております。
iPad Air2 が充電できないとき、ぜひご相談くださいませ。
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