スマホの画面が浮いてきたと感じたら | スマホスピタル

毎日使うスマホは、なかなか異変に気付きづらいと言われています。

毎日会う人の変化が分かりづらいのと同じですね。

ですが、週に一度くらいは目視での確認をした方が良いです！

意外な破損や故障が未然に防げるかもしれませんよ！

普段使っているスマホの画面が浮いている

こんなことあったりしませんか？

「普段使っているスマホの画面が浮いている」

何気なくケースを外して、久しぶりに何もつけていない自分のスマホをみたときに

ちょっと違和感が。

よくみると画面や背面と本体の間に微妙な隙間が生じている…

最近のスマホは防水のスマホも多いですし、

もともとスタイリッシュなデザインのものが多いので、基本的にピッチリしているはず。

そんなスマホに隙間がある…

それは実は他の故障に繋がる可能性があります。

今回は画面が浮いてしまう原因について、いくつかご紹介したいと思います。

バッテリーが膨張して画面or背面を押し上げている

一番よくある原因がこちらです。

スマホに内蔵されているバッテリーは「リチウムイオンバッテリー」と呼ばれるもので、

最近ではこのバッテリーの発明で日本人がノーベル化学賞を受賞していたことが記憶に新しいですね。

リチウムイオンバッテリーは小型ながらかなりパワフルなので、

かなりの電力を要する高パフォーマンスなスマホにはもってこいのバッテリーです。

しかし、このリチウムイオンバッテリーに強い衝撃が加わってしまったり

長い年月が経過して劣化してしまったりすると

内部にガスが発生してしまうそうです。

有害なガスではないそうですが、リチウムイオンバッテリーは内用液が外にこぼれないようにかなり厳重に密閉されています。

発生したガスも密閉されているバッテリー内では逃げ場がなく、

どんどん充満していき、最終的にはバッテリーがふくらんでしまいます。

これがバッテリーの膨張です。

バッテリーが膨張すると、スマホ内部でも逃げ場がどんどんなくなってしまいます。

スマホの中にはもともとバッテリーがはいるほどの隙間しかないので、行き場のなくなったバッテリーは次に画面や背面を押し上げていってしまいます。

この画面か背面というのは機種によってまちまちなのですが、

基本的にはiPhoneは画面がうきやすく、Xperiaなどは背面が浮きやすいです。

もちろん例外もありますが。

膨張したバッテリーはみるからに危険そうなのですが

もちろんそのまま放置してしまったり、最悪の場合衝撃を加えてしまうと

発火や爆発の危険性もあります。

隙間からバッテリーが膨張しているのが確認できましたら、

早めの修理をおすすめします！

画面が劣化して剥がれてきている

こちらはiPhone5・iPhone5s・iPhoneSE（第一世代）によくみられる原因です。

本来この３機種の画面は、しっかり接着されています。

構造としては、液晶・タッチセンサー・ガラスと大きく分けると3層構造になっています。

そして液晶にベゼルというフレームがついており、そこにガラスが接着されている状態です。

普段使う分にはこれは何の問題もないのですが構造上、

長い年月使用していると、この接着自体が剥がれてきてしまうことがあるのです。

接着が剥がれてくると、画面が少しぷかぷかしているように感じます。

このベゼルの剥がれは、バッテリーの膨張と併発してやっと気づく事が多いです。

膨張が酷くなり、ガラスとベゼルの剥がれも重症かしてきてやっと気づくのですが、

手遅れになってしまうと、ベゼルの剥がれが進行し

タッチセンサーまで進行してしまう可能性が高くなります。

画面は映っているのにタッチセンサーが効かない、なんてことも。

逆に言うと、軽度のベゼルの剥がれを放置し

バッテリーだけ交換することももちろん可能ですが、

交換後もすこしぷかぷかしている状態でのお返しとなります。

実際のそのあたりは修理前の事前説明を必ずさせて頂いております！

フレームが変形している

フレームの変形も画面が浮いてしまう原因の1つです。

スマホのフレームはアルミニウムで出来ている事が多く、

落下などで簡単に変形してしまいます。

フレームが中にえぐれてしまうタイプの変形や

酷い場合だと本体自体が曲がってしまうタイプの変形もあります。

フレームが中にえぐれてしまっているタイプの物に関しては

ほとんどのケースで画面や背面が同時に破損しています。

その修理の際などにフレームを電動ドリルである程度削らせていただきます。

削らないと、新しい画面や背面をはめ込む際に割れてしまったり

割れずにはめ込めたとしても、今後その凹みが原因で割れやすくなってしまう可能性がありますので

基本的には削らせて頂いてます。

本体自体の歪みに関しては

基板に直接干渉してしまう可能性があるため

現時点では基本的に修理をしておりません…

本体が曲がっているにもかかわらず、電源が無事についているのであれば

不幸中の幸いですので今すぐバックアップを取って機種変更されることをオススメします。

スマホの画面が浮いてきたら注意が必要！

何もない健康なスマホの画面が浮いてくるという事はありません。

少なからず劣化や破損が見られるので、

すこしでも画面の浮きを感じたら

お近くのスマホスピタルまでご相談下さい！

画面の浮きを放置などはもってのほかです。

なぜなら、本体に出来た隙間から

ホコリや水が浸入しやすくなっています。

画面の浮いていた端末のほとんどが、

内部がホコリまみれになっています…

ケースを付けていたり、キレイに使っていたとしても

ちょっとした隙間からホコリは浸入してしまいます。

ホコリが浸入すると、カメラとカメラレンズの間に入って撮影画像が乱れてしまったり

最近の機種だと顔認証の邪魔をしてしまう可能性もあります。

そのホコリが原因となる故障ももちろんあります。

スマホの内部の基板は回路が巡らせてあり、そこを電気が流れています。

そこに細かい埃が悪い具合に作用してしまうことによって

ショートしてしまう危険性があります。

基板がショートしてしまうと、一部機能が使えなくなってしまったり

最悪の場合ですと画面や電源がまったくつかなくなってしまうリスクもあります。

これは水でも同様です。水が中に入り込むと水没となります。

さらに水なら、内部に入り込んだ状態で放置してしまうと

さび付きなどによって通電を阻害することもあります。

これでも電源が全く入らなくなってしまうことがございますので

隙間が開いてきたら、はやめの修理をおすすめしております。

スマホの画面浮きの修理はスマホスピタルへ！

当店ではあらゆるスマホの画面浮きの修理をおこなっております！

原因によっては修理出来ないものもございますが

出来る限りのことはご提案させていただき、

ご納得のいただける修理が出来ればと頑張っております！

なのでお客様も疑問に思われる点はお気軽に聞いて頂ければ

安心して修理できるかと思います(^^)/

お困りの際はいつでもご相談下さい！