iPhoneの珍しい故障について
リンゴループの原因は無限大!個別の対処、予防方法を徹底解説! | スマホスピタル
iPhoneをお使いの方なら皆さん誰もが知っているリンゴループ。
健康なiPhoneであっても突如として起こる事があるこの症状は、
多くのiPhoneユーザーの悩みの種であると言っても過言ではありません。
では、一体どんな時にリンゴループが起こってしまうのか?
リンゴループになってしまった時に自力で抜け出す方法は?
など、みんなが気になっていることを記事にまとめてみました。
これを読めばリンゴループが起こっても冷静に対処できる?!かもしれません(*´ω`*)
そもそもなんでリンゴループって起きるの?
iPhoneの起動を人間に例えるとすれば、
朝起きてから身支度をしいつ外出してもいいようにするまでの一連の動作が、
何らかの原因で(着る服が無い、とてもねむい等)いつまでたっても準備が出来ず
ずっと外出をすることが出来ない、とすればとても分かりやすいかと思います。
iPhoneの起動時に何らかの原因が発生し、
正常に起動することが出来ない。これがリンゴループです。
リンゴループの原因は様々ですので、一概に原因をこれだ!と
特定する事はなかなか難しいかもしれませんが、
大まかに分けてリンゴループは「物理的破損」か「プログラム上の不具合」に
大別し、対処をする事が可能となっています。
物理的破損からなるリンゴループ
物理的破損というのは、文字通り目に見えて直接壊れている破損の事です。
ここでの代表的なリンゴループと言えばなんといっても水没でしょう。
水がiPhone内部の基板に入り込み、ショートしてしまったり
何らかの機能が一部使えなくなることで正常に起動できなくなってしまいます。
その次に多いのがバッテリーの劣化によるリンゴループ。
これは起動に必要な電圧が足りなくなることで、
正常に起動が出来なくなってしまうというものです。
物理的破損からなるリンゴループの中でバッテリーが原因である、というものは
基本的にバッテリーを交換してあげる事でなおることが多いので、
バッテリーが原因のリンゴループはパーツ交換によって
一番直る可能性の高いリンゴループになっています。
そしてこれはごく稀ですが、落下の際の衝撃でリンゴループになってしまうパターン。
これは基板にダメージが加わるという点では水没と変わりないですが、
落下の場合は内部基板がショートするのではなく、内部の回路(物理的パーツ)が
脱落してしまったり、本体がフレームごと曲がる事により
基板も曲がってしまい正常に起動が出来なくなる、というもの。
また粗悪な非正規の修理業者に修理してもらった際に
粗悪な非正規パーツを取り付けられてしまったことにより
リンゴループを起こしてしまうというケースも
最近は非常に多いです。
そしてiPhone7によく起こりがちなループ病。
これは基板のオーディオチップが経年劣化などによって接触不良となり、
その結果ずっとリンゴループしてしまう、というもの。
これは元々Appleの設計不良によるものと考えられ、
Apple側も小規模ではあるがこの症状が起こると認めています。
iPhone7でOSの更新も何も全くしていないのにループ病に陥っている人は
速やかにAppleに持ち込みましょう。
また、基本的に物理破損によってリンゴループの症状が出てしまった場合は
パーツの交換をしても直らないことが多いです。
なぜならば内部基板が損傷してしまっているため、
こうなってしまうといくらパーツ交換をしてもリンゴループをしたままです。
基板を修理しないといつまでたっても直りません。
スマホスピタルグループではパーツ交換修理の他にも
基板修理も喜んで承っておりますので
少しでも気になる方はぜひお電話下さいね(‘◇’)ゞ
プログラム上の不具合
物理的破損によるリンゴループよりもプログラム上の不具合による
リンゴループの方が起こりやすい印象があるのではないでしょうか。
プログラム上の不具合からなるリンゴループというのは、
基板などに搭載される内部のプログラム(データ)に何らかの不具合や
エラーが発生しリンゴループが起こってしまうことです。
プログラム上の不具合によるiPhoneのリンゴループで最も有名なものと言えば
やはりiOS更新時のリンゴループではないでしょうか。
iOSを更新する時にLightningケーブルがパソコンから離れてしまったり、
wi-fiが何らかの原因で切断されてしまったりすると
上手く更新をかける事が出来ず、リンゴループになってしまうことがあります。
また夜間のiOSの自動アップデートをオンにする事によって
寝てる間に自動的にwi-fiにさえ繋がって要れば簡単にiOSのアップデートが出来るようになったのは
とても便利ですが、朝起きるとリンゴループ…という風になってしまった
お客様の問い合わせも圧倒的に多いです。
wi-fiは回線によっては不安定な事が多いのでPCをお持ちの方はなるべくiTunesから
更新されることを強くお勧めします!
また勝手に更新してほしくない!という時は
設定>一般>ソフトウェア・アップデート>自動アップデート
をオフにする事によって勝手にiOS更新しなくなります。
そして更新がうまくいかずリンゴループになってしまった場合は
リカバリーモードにしてパソコンから更新をかける必要があります。
iTunesを起動しiPhoneをLightningケーブルでパソコンに繋いだ状態で、
iPhone6s,6s+,SEまでの従来の端末はスリープとホームボタンを同時押し、
iPhone7,7+の場合はボリュームマイナスボタンとスリープボタンを同時押し、
iPhone8以降の端末はボリュームプラスボタンをカチッと押して離し、
ボリュームマイナスボタンをカチット押して離してから
スリープボタンを長押しする事によってリカバリーモードに入る事が出来ます。
無事リカバリーモードに入る事が出来た場合は
「アップデートまたは復元を必要としている”iPhone”に問題があります。」
と表示され、アップデートか復元を選ぶ項目があるので
アップデートを選びます。
この時復元を選んでしまうとiPhoneの中のデータが完全に消えてしまうので注意が必要です!
バックアップを事前にしっかり取っている場合は更新も何もできなかった場合の最終手段として
復元を選択するとよいでしょう。
また、強制再起動の方法も上記のやり方で行う事が出来ます。
強制再起動はパソコンに接続する必要が無いので、手軽に行う事が出来ます。
また、Appleのアプリは基本的に厳格な審査の元リリースされているので
あまりこのような事態にはならないのですが、ごくまれに
アプリのプログラムがiOSに致命的な不具合を与え、
リンゴループに陥らせるケースもあります。
この場合はセーフモードで起動し、iPhoneから該当するアプリを取り除く(削除する)
必要が出てきます。
iPhoneのセーフモードの起動の仕方は、
スリープボタンとボリュームプラスボタンを同時に押し、
リンゴマークが出てきたらロック画面が出てくるまでずっと
ボリュームプラスボタンを押し続ける、というもの。
これで無事に起動する事が出来たら該当するアプリを削除し、
再起動する事によって通常通り起動する事が出来るようになるかと思います。
起動時にOSと元々システムに組み込まれているアプリだけを起動させるものになっています。
また、通信環境のエラーがリンゴループを引き起こす可能性もあります。
この場合はSIMカードを抜いて起動させることによって
上手くリンゴループから脱出できる可能性があります。
また近年あまり聞かなくなった脱獄もリンゴループに陥らせる一因となっています。
令和の時代に脱獄なんてする人は相当な情強(情報強者)なので
ここのサイトにたどり着く、なんてことはかなり稀かと思いますが
調べてみるとiPhoneXなどのホームボタンレスの画面では
バッテリーの%表示が入獄状態だとされないので
脱獄させ無理矢理%表示をさせる、カメラのシャッター音をオフにする
等のために脱獄をさせている人もちらほらいることかとおもいます。
脱獄でリンゴループに陥ってしまった場合は
セーフモードで起動し、該当する脱獄アプリやTweakを手動で消す必要があります。
それでも起動にたどり着けない、消してもリンゴループのまま、
という場合に関しては更新して入獄または復元して入獄をするしかありません。
どちらにせよ脱獄したときのアプリや設定はすべて消えます。
脱獄はすべて自己責任ですので、基本的には脱獄をしないことをおすすめします。
いかがでしたか?
スマホスピタルではリンゴループの原因をお客様と一緒に探していくことも可能です☆彡
頑張ってみたけど起動しない…どうすればいいのか分からない…
データ消さなきゃいけなくなるのかな…?いいえまだ希望の光はあります!
まずはご相談だけでもいいのでお電話下さいませ
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