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iPhoneの珍しい故障について

《顔認証が使用できない方必見!!》突然iPhoneに搭載されている「FaceID」が使えなくなった⁉原因と修理可否を徹底解剖 | スマホスピタル

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iPhone Xシリーズ以降、ホームボタンが撤廃されたことにより搭載された「Face ID」。顔の輪郭などで所有者認証を行うこの機能・・・最初は「指紋認証のほうが精度高いんじゃないの?」って思っていましたが、これが意外にも指紋認証を上回る精度のようで実際に使用してみて驚きました。

でもこのFace ID、「ある日突然使えなくなった!」と報告している方がちらほらといらっしゃるんですよね。せっかくの機能が使えないのはもったいない!ということで本日は…

  • Face IDってそもそもどんな仕組み?
  • Face IDが使えなくなる原因は?
  • これって修理できるの?

上記3点のお話をさせていただこうと思います。Face IDが使用できなくなり、お困りの方は必見です!早速行ってみましょう♪

FaceIDってそもそもどんな仕組み?

まずはFaceIDがどんな仕組みで認証機能が作動しているのかご紹介していきましょう。

このFaceIDは、iPhoneの前面(液晶側)上部に搭載されている

・フロントカメラ

・赤外線カメラ

・環境光センサー

・近接センサー

・ドットプロジェクター

という5つの機能を組み合わせた「TrueDepth」という部品が制御しています。

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↑これがTrueDepth

スリープ状態になっているiPhoneを持ち上げたり、画面をタップしたりすることで「TrueDepth」が自動で起動します。

次にユーザーが目をきちんと開いて端末を見つめているかを認識します。この「注意知覚機能」が実はかなり重要な役割を果たしており、寝ている間などに第三者が勝手にロックを解除するのを防いでくれるんです。指紋認証だと指さえ触れれば解除できていたので更に安心です。

そしてユーザーが目を開いて画面を見つめているのを確認したら、ドットプロジェクターが3万以上の赤外線ドットを顔に投影し、このデータを解析することで顔の深度マップ、および2Dの赤外線画像を作成していきます。

これらはデジタル署名を行ったうえで、iPhoneに搭載されているBionicチップのセキュリティコプロセッサー「SecureEnclave」に送信されます。その後、受信した深度マップと赤外線画像を数学的モデルに変換し、登録されている顔のデータと照合されてロックが解除されるという仕組みです。

…うん、専門的すぎてわからないっ!(苦笑)

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とにかく、かなり精密なセンサーが輪郭などを認識してセキュリティ面バッチリ!ってことですね♪

今のiPhoneはキャッシュレス決済などに対応しているので、簡単にロック解除されてしまうと悪用される可能性があります。また個人情報の塊でもあるため、このセキュリティの強固さはユーザーにとってとても安心できるところです。

FaceIDが使えない原因は?

これまでにFace IDの修理をさせていただいてきた中で、特に下記4つの原因が目立ちました。

  • ・ケーブルの断線
  • ・端末落下による衝撃でセンサーの破損
  • ・水没によるセンサーの破損
  • ・OSのバグ

ケーブルの断線

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1つ目は、基板とTrueDepthを接続するケーブルの断線です。

特に画面が破損している方に多く見られました。なぜかと言うと、ガラスの破片が内部で暴れてケーブルを傷つけてしまうから。

上記画像でもわかる通り、センサーに繋がるケーブルが半分以上切れてしまっています。これではセンサーが正常に動作しないのも納得できますね。

このように画面や背面が破損した場合、ガラスの破片が二次被害を生む可能性もあるので、画面が割れた場合には早急に修理のご相談をお願いします。

端末落下による衝撃でセンサーの破損

FaceID

大切に扱っていてもいつ何が起こるかわからない…。突然、人とぶつかった拍子に端末を落としてしまうことだってあります。

iPhoneは非常に小さな部品が組み合わせて作られた精密機器です。強い衝撃を与えることでセンサー機能を果たす部品が破損してしまうなんて事は比較的起こりやすいものです。

実際、外装はさほど破損していないものの、センサー内部に少し傷が入ったことで、Face IDが使えなくなったケースもあります。精密機器は繊細なため取り扱いには十分注意していきましょう。決して投げたりしちゃダメですよ?

水没によるセンサーの破損

意外とご相談の多い、iPhoneシリーズの水没…。

「え?iPhoneって防水じゃないの?」と思う方も多いでしょう。しかし実際はそこまで防水力は強くないんです。

考えてみてください・・・

左から、通話する時に耳に当てる「イヤースピーカー」、音楽を流すときに使われる「ラウドスピーカー」、音声を収音する「マイク」。

この全てが音を通すために端末に穴が開いていますよね?一応、防水処理されてはいますが、他の箇所に比べて浸水しやすい構造になってしまうのは致し方ないことです。

当然ですが、iPhone内部は電気が流れています。Face IDのセンサー部分に水滴が入り込み、ショートしてしまったら…。もう使えなくなるのも頷けますね。

ちなみに水没によって引き起る故障はFace IDだけではありません。もし水没させてしまった場合は不具合が発生する前に当店にご相談ください!内部の清掃を行うことで今後も安心してお使いいただけるかもしれませんよ♪

OSのバグ

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何も考えられる要因が無いのに突然Face IDが使えなくなったら…。iPhoneを動かしているiOSのバグが発生しているかもしれません。

OSには不具合が付きもの。基本的にはバグが改修されたバージョンが随時リリースされるので、アップデートで症状が改善することもよくあります。

Face IDの修理はできるの?

正直にお話しますと、Face IDの修理はAppleストアをはじめとする「正規店」でしか行うことができません。これはセンサーが端末本体と紐づけられていることが理由とされています。

非正規店でも部品交換自体は出来ますが、互換パーツとなるため交換しても「Face IDは使用できません」というエラーが出てしまいます。

しかし、Face IDが故障しているということは、すなわちインカメラ自体が使えなくなる可能性が高い状態と言えます。その為「カメラを今後も使えるようにする」という目的のために修理をオススメしております。

「じゃあ、Appleで修理した方が良いじゃん!」と思われた方、正規店での修理にはいくつか注意事項があるのは御存知ですか?具体的には次のとおり。

  • 正規店は修理費用が高い
  • 正規店は修理期間が長い
  • 正規店はデータが消える

修理費用が高い

モデル Apple (AppleCare+あり) Apple (AppleCare+なし) スマホスピタル
iPhone 14 12,900円 87,800円 19,480円〜
iPhone 13 68,800円 19,480円〜
iPhone 12 68,800円 15,780円〜
iPhone 11 59,400円 12,480円〜
iPhone X 87,800円 10,280円〜
iPhone SE(第2世代) 37,400円 8,480円〜
iPhone 8 48,200円 8,480円〜
iPhone 7 42,800円 6,980円〜
iPhone 6 サポート終了 4,780円〜
iPhone 5 サポート終了 4,780円〜
iPhone 4 サポート終了 4,480円〜

※税込価格
※Apple:iPhone の修理サービス – Apple サポート (日本) (2024年4月時点)
※スマホスピタル:新宿アルタ店 iPhoneフロントカメラ交換費用 (2024年4月時点)

AppleでFace IDを修理する場合、「その他の損傷」という修理メニューが適用されます。これは本体交換での修理対応となるため、AppleCare+に未加入の場合は修理費用が非常に高額になります。

先述のとおり、Face IDは使えなくともインカメラだけでも直したい。そういった方はスマホスピタルにて修理をしていただければ、正規店よりも費用を抑えることができます。

修理期間が長い

日常的に使うスマホゆえに、修理期間=スマホが使えない期間も気になるところです。

結論から申しますと、Appleでの修理は約5〜10日間。スマホスピタルでの修理は最短30分です。

「修理期間中に代替機はないの?」と思った方もいるかと思いますが、そういったサービスは残念ながらAppleでは行っていません。

修理期間中はスマホを我慢するか、昔使っていたスマホを押し入れから引っ張り出す等の工夫が必要になります。

データが消える

Appleで本体交換を行う際、写真・動画・アプリ等々の個人データが気になるかと思いますが、Apple側でデータ移行の対応はしてもらえません。

つまり、本体交換の前に予めバックアップを取り、新しい端末でデータ復元できるようにしておく必要があります。なお、バックアップはiCloudに保存する方法、iTunesのインストールされたパソコンに保存する方法の2つがあります。

前者は端末操作だけでバックアップを行えますが、iCloudの無料ストレージは5GBとなっており、写真や動画を保存している方は容量不足で有料版にアップグレードしなければならない場合もある点に注意してください。

ちなみにスマホスピタルでカメラ修理を行う場合は、基本的にデータはそのままで行うため、バックアップは必須ではありません。

非正規店でのFace ID修理は?

繰り返しますが、スマホスピタル含め非正規店でインカメラを修理しても、Face IDを使うことはできません。それでも非正規店での修理が人気な理由は以下!

  • 正規店に比べて修理費用が格安
  • 修理時間も早く、即日で持ち帰れる
  • 基本的にデータはそのまま

このようなメリットが非正規店での修理の人気の秘密なんです♪

またスマホスピタルは国(総務省)から認可の受けた修理店です!修理に使うパーツも品質の良いものを使用し、かつ信頼できる技術者が常駐しています。

端末が故障して困った時、まずはスマホスピタルにお問い合わせください♪もちろんご相談だけでも大歓迎です!

iPhoneの点検・修理は『スマホスピタル』にお任せください!


もしiPhoneの点検・修理をご検討中なのであれば『スマホスピタル』にお任せください。

スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。総務省登録修理業者として厳しい技術・品質をクリアしているため、安心して修理をお任せいただけます。
※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値

データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日で修理が可能です。ご予約不要で飛び込みのご来店でも無料相談・お見積りを承っております。どこに修理を依頼して良いのか分からない方は、お近くのスマホスピタルにご相談ください。

即日iPhone修理のスマホスピタルへ_店舗一覧

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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