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iPhoneの珍しい故障について

リンゴマークから先に進まない【リンゴループ】の原因と対処法をご紹介します! | スマホスピタル

リンゴループ

 

みなさんは【リンゴループ】という症状をご存知でしょうか?

iPhoneユーザーの方ならご存じかと思いますが、電源をいれたり再起動したときに表示されるリンゴマークから先に進まない症状が

【リンゴループ】といわれる症状です。

この【リンゴループ】という症状は非常に厄介で特定の原因がわかっていないものになります。

何の前触れもなく発症したりするので、事前に症状を知っていないと対処のしかたが分からず慌ててしまいますよね?

今回はそんな【リンゴループ】の原因や対処法をご紹介させていただきます!

 

リンゴループが発症してしまう原因とは?

 

初めにご紹介させていただいたように、【リンゴループ】は突然発症します。

発症する原因は一つでは無いので特定は難しいのですが、一覧でまとめてみました。

 

・iPhoneの基盤の故障が原因

・iPhoneのソフトウェアの故障

・iPhoneのアップデートが失敗してしまう

・物理パーツが故障してしまって起動を妨げている

 

それぞれ詳しく紹介していきます。

 

iPhoneの基盤の故障が原因

 

最初に考えられるのは、iPhoneの全ての機能を司る基板の故障でリンゴループが起こるケースです。

例えば原因が水没による故障の場合でも、詳しく調べると水に濡れたことにより基板がショートしてしまったことが直接の原因であると推測できます。

全ての基本操作や機能はこの基板を通じて動作しているので、どのような不具合であっても原因として除外できないのが基板の故障です。

【リンゴループ】の場合でも例外ではありません。

 

iPhoneのソフトウェアの故障が原因

 

ソフトウェアの故障で【リンゴループ】が発症することもあります。

iOSの不具合で【リンゴループ】が発症してしまったり、App store以外の所からダウンロードしたアプリがシステムエラーを起こしてしまっている原因の可能性もあります。

 

iPhoneのアップデートの失敗が原因

 

急増しているのがアップデートの失敗で【リンゴループ】になってしまったというものです。

ソフトウェアの故障と似ていますが、iPhoneのアップデート中に電源が切れてしまったり、アップデートに必要なストレージ(容量)不足によってリンゴループの症状が現れることがあります。

ストレージが少ないままiPhoneの設定でソフトウェアの自動アップデートを有効にしてしまっていて、朝起きたら【リンゴループ】になっていたというご相談が増えています。

 

物理パーツの故障が原因

 

【リンゴループ】はシステムの不具合なので関係無さそうに思えるのですが、iPhoneの起動時にはそれぞれの部品が正常に動作しているかのチェックがiPhone内部で行われています。

iOSやモデルによって異なるのですが、ホームボタンやカメラに関係する箇所に破損がある場合は注意が必要です。
端末によってはバッテリー交換で改善することもあるのであきらめないで下さい!

 

【リンゴループ】は自分で治せる?対処法をご紹介します!

 

iPhoneが使用不可になってしまう【リンゴループ】ですが修理に出さなくても改善する事も当然あります。

いくつか対処法をご紹介させていただきます。

 

再起動を行う

 

まずは数回、再起動を試してみてください。

 

機種ごとの再起動方法は以下をご覧ください。

 

「iPhone8」、「iPhone8Plus」、「iPhoneX」以降の場合

1,ボリュームボタンの(+)を押す

2,ボリュームボタンの(-)を押す

3,電源ボタンを長押し

 

「iPhone 7」、「iPhone7Plus」の場合

同時にボリュームボタン(-)と電源ボタンを長押し

 

「iPhone6s」、「iPhone6s Plus」以前の場合

ホームボタンと電源ボタンを長押し

 

iTunesでアップデート、復元を行う

 

PCを経由して改善を試みる方法になります。

復元を行う前に何度か「アップデート」する事でも改善する場合があります。

システムのエラーの場合、「復元」作業で改善する事が多いのですが、注意点が一つ

「復元」を行うとiPhoneのデータが全て消えてしまいます。

復元作業はiPhoneを初期状態に戻してソフトウェアを新しくインストールし直す手順を含むので、その際に内部データも全て消去されます。

バックアップを取っていない場合は、消えてしまったデータを取り戻すことができないため最終手段として行うことをオススメします。

iTunesを用いてのアップデートや復元は一度ダメでも何度か繰り返すことで改善することもありますので、
辛抱強く頑張ってみましょう!

放置していたら勝手に治っている場合も

 

稀にですが放置していたら改善する場合もあります。

今までにあったケースだと

・水没で【リンゴループ】になったが内部の水分が乾燥するまで放置していたら治った

・iPhoneが発熱して【リンゴループ】になったが冷めるまで放置していたら治った

などです。

 

どうにもならない場合はスマホスピタル奈良店へ

 

【リンゴループ】は焦らずに対処する事が肝心です。

何をしても改善しない場合は一度スマホスピタル奈良店にお持ちください。

大事なデータを守るお手伝いができるかもしれません。

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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