iPhoneの珍しい故障について
iPhoneの通話中、勝手にスピーカーになってしまう! | スマホスピタル
こんにちは。
iPhone修理のスマホスピタルです。
スマホスピタル難波店は大阪のミナミ、難波で毎日営業中!
千日前の大通り沿いのお店なのでアクセス抜群です!
今回は本日あった修理についてご紹介します。
iPhoneで通話中にスピーカーの機能が勝手にオンになってしまうというお問合せでした。
通話中ということはiPhoneを耳に当てて使用している時にスピーカーに切り替わってしまい、
相手の声がかなり大きく聞こえてしまうという状態です。
スピーカーに勝手に切り替わってしまうという症状ですが、耳や頬ででアイフォンを操作してしまってスピーカーの切り替えの個所をタッチしてしまっているのです。
iPhoneは別に指でないと感応しないというわけではないのは皆さんもご存知かと思うのでそんなにおかしなことではないように思えるのですが、
この症状は通常は起こりえない症状です。
iPhoneには近接センサーというセンサーがついています。
このセンサーは通話中やSiriを使っているときに、近くに物があるかどうかを感知して液晶・タッチセンサーのオンオフを自動でしてくれます。
つまり通話中はセンサーにより顔が近くにあることを感知して液晶がついていないはずなのです。
逆に通話中にスピーカーに勝手に切り替わる、スピーカーの個所をタッチしてしまっているということは、この近接センサーが働いていません。
このセンサーの故障により誤作動してしまっているということです。
実はこのスピーカーの誤作動はよくある症状です。
近接センサー自体が非常に繊細なパーツなので落下やちょっとした水没で故障するということがよくあります。
画面が割れてから勝手にスピーカーに切り替わるようになったというケースも非常に多いです。
また、サイズの合っていないフィルムを付けてセンサーの穴を隠してしまうという場合でもこの症状が出てしまいます。
スピーカーが勝手に作動するという時の対処法!
通話するたびにスピーカーに切り替わってうまく話せない、というときはどうすればいいのでしょうか?
そんな時、一番手軽に解決できるのは意識して顔から携帯を少し話して通話してみてください。
顔や耳でタッチしてしまうのであればタッチが作動しない距離まで話してしまえば問題ありません。
ほんの2~3センチ離すだけなのでiPhoneの持ち方を工夫すれば問題なく通話できます。
もしくは、イヤホンでの通話に切り替えることをお勧めします。
イヤホンにすればセンサーが反応しようが故障していようがスピーカーに切り替わることはないので、イライラから解消されるでしょう。
また、もちろん当店でセンサー自体を修理してしまうということも可能です!
センサーパーツの取り換えや、位置がずれているだけならその調整も可能ですので、
スピーカーが勝手に切り替わるということでお悩みなら一度当店にご相談ください!
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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