iPhoneの珍しい故障について
iPhoneが乗っ取られたかも!?iPhoneが勝手に動いてしまうゴーストタッチの原因や対処法を詳しく解説 | スマホスピタル
iPhoneを使っていると、突然勝手にアプリが立ち上がったり、電話がかかったり音量が上下したりといった経験はありませんか?
何もしていないのに勝手にiPhoneが操作されると、「まさか乗っ取り?」と疑ってしまうのも無理はありません。
しかし、実はiPhone本体の故障が原因で、iPhoneが勝手に動いてしまうことがあります。
そこで今回は、iPhoneが勝手に動くなどのおかしな動作をしたときに、確認したいポイントをご紹介します。
また、本当にiPhoneが乗っ取られる可能性も0でありませんから、万が一に備えた対策もご紹介していきます。
iPhoneが勝手に動くことがあって心配な方や、iPhoneのセキュリティが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
iPhoneが勝手に動く典型的な症例
iPhoneが突然勝手に動きだすと、誰でも驚くと思います。
しかし、そんな時は落ち着いて、まずは「ゴーストタッチ」を疑いましょう。
「ゴーストタッチ」とは、iPhoneのタッチパネルを触っていないのに、勝手にタップがされてしまうような現象のことです。
具体的には、以下のような症状が見られます。
・パスコード入力画面で勝手な数字が入る
・Lineでスタンプを連打されてしまう
・アプリが勝手に起動する
・勝手に電話発信してしまう
これら症状はあくまで一例で、誤タップによる様々な症状がゴーストタッチによって引き起こされます。
ゴーストタッチは放置しておくと非常に危険で、とくにパスコードの誤入力はiPhone本体がロックされてしまう恐れも。
iPhoneのゴーストタッチは決して珍しい現象ではないため、落ち着いて対処しましょう。
iPhoneでゴーストタッチが引き起こされる原因
iPhoneでゴーストタッチが発生してしまう原因として、以下の5つが挙げられます。
1.画面に傷ができている
2.保護フィルムに気泡が入っている
3.iOSの不具合
4.水没などによるセンサーの故障
5.バッテリーの劣化
1つずつ解説していきます。
1.画面に傷ができている
iPhoneの画面に傷ができることによって、「画面をタッチしている」と誤認識してしまい、それが誤作動に繋がる場合があります。
iPhoneの画面は非常に傷つきやすいので、保護フィルムやカバーを利用するなどして、傷をつけないよう取り扱いに注意しましょう。
もし傷がついてしまった場合は、早めにスマホ修理店に修理を依頼するのがおすすめです。
2.保護フィルムに気泡が入っている
iPhoneと保護フィルムの間に気泡が入っていると、ゴーストタッチの原因になることがあります。
保護フィルムを貼るのは意外と難しく、気泡を入れないように貼るにはコツが必要です。
フィルムを貼るのが苦手な方は、気泡が入りにくいタイプや気泡が消えるタイプのフィルムを選ぶといいでしょう。
また、保護フィルムの貼り付けサービスを利用するのも一つの手です。
3.iOSの不具合
iOSは最新バージョンを使用するように推奨されており、公開後すぐにアップデートする方も珍しくないと思います。
アップデートの際に注意したいのが、「アップデート中に電源を落とさない」こkとです。
iOSに不具合が発生してしまうと、iPhoneのシステム全体に異常が発生する恐れがあり、ゴーストタッチの原因にもなります。
アップデートの際にトラブルとならないよう、アップデートの前にはバックアップを取り、アップデート実行時は充電ケーブルを挿しておくようにしましょう。
4.水没などによるセンサーの故障
iPhoneの内部に汗や水が入ってしまい、センサーが故障してゴーストタッチが発生している可能性があります。
近年のiPhoneは耐水性能を備えているため、「濡らしても大丈夫!」と思っている人も多いかもしれません
しかし、あくまでも「常温の真水」に対する耐水性能であるため、過信は禁物。
一度水没してしまうと大きなダメージを受けてしまいますので、水回りでの利用には十分な注意が必要です。
5.バッテリーの劣化
iPhoneのバッテリーは消耗品であるため、iPhoneを使い続ける限り劣化していきます。
劣化したバッテリーは熱を持ちやすくなるため、本体の誤動作を招く恐れがあります。
バッテリーの持ちが悪くなってきたり、ちょっとの利用ですぐに熱くなるようであれば、バッテリーの交換がおすすめです。
乗っ取りかゴーストタッチかを見分けるポイント
iPhoneがネットワークに接続して利用する通信機器である以上、本当に乗っ取られる危険性も0ではありません。
iPhoneはセキュリティが強固と言われていますが、一方で高いシェアを誇る人気スマホであるため、標的になりやすい現状があります。
そこで押さえておきたいのが、ゴーストタッチか乗っ取りかを判断するポイントです。
簡単に判断できるポイントは、以下の2つです。
1.Apple IDや本体の情報が変更されていないか
2.身に覚えのないメールが来ていないか
上記2つを解説していきます。
1.Apple IDや本体の情報が変更されていないか
乗っ取りの典型例として、AppleIDやログインパスワード、パスコード等を勝手に変更し持ち主がiPhoneを操作できないようにして、「解除をしてほしければお金を払え」と脅迫する手法があります。
先に紹介したゴーストタッチでは、AppleIDやログインパスワードが勝手に書き換わることはまずありえません。
勝手にiPhoneが動いて不安になったら、Apple IDやパスコードなどが書き換えられていないかを必ずチェックしましょう。
2.身に覚えのないメールが来ていないか
乗っ取りの第一の目的は「金銭面での不正利用」です。
例えば、iPhoneやAmazonアカウントなどに紐付けられているクレジットカードを利用して、Amazonギフトを購入したり登録された個人情報を入手して売りさばくなどがあげられます。
クレジットカードで買い物をすると、通常は登録したメールアドレスに領収書や注文完了メールが届きます。
日ごろから登録したメールアドレスに届くメールをチェックして、身に覚えがない買い物通知が来ていないかを確認しておきましょう。
また、クレジットカードの利用履歴もこまめにチェックするといいですね。
万一の乗っ取りに備えやっておきたいこと
万一のiPhone乗っ取りに備えてやっておきたいのが、パスワード設定の見直しです。
誰でも分かるような単純なパスワードや、生年月日を用いたパスワードは突破が用意なためおすすめできません。
また、同じパスワードの使い回しも危険です。
万一パスワードが流出してしまうと、同じパスワードを利用している全てのサービスで不正アクセスを受けてしまう恐れがあります。
iPhoneを利用する場合、Apple IDはもちろんのことキャッシュレス決済やアプリなど、パスワード設定が必要な場面は多岐に渡ります。
多少手間でも、それぞれ異なるパスワードを設定するように心がけましょう。
ゴーストタッチが解消されない場合はスマホ修理店で早めに修理を!
iPhoneのゴーストタッチは、一度発生してしまうとiPhoneの操作が著しく困難になります。
自分で操作していないのに、勝手にアプリを操作されたり電話をかけられたりしてしまっては、大変ですよね。
保護フィルムの貼り直しなどで解消できればいいのですが、iPhone本体の故障が原因の場合、自力で解決することは困難です。
とくにゴーストタッチはどこに原因があるかを判断するのが難しいため、素人が修理することはおすすめできません。
iPhoneのゴーストタッチに困ったときは、必ずスマホ修理店に依頼するようにしましょう。
スマホスピタルなら中のデータそのまま即日修理OK
スマホスピタルでは、iPhoneのゴーストタッチに関するご相談や修理を大好評受付中です!
iPhone修理のプロがお預かりしたiPhoneの状態や症状をしっかりと確認の上、適切に修理を行います。
スマホスピタルなら中のデータはそのままに修理を行い、症状によっては当日中のお返しも可能。
グループ全国80店舗以上、延べ修理件数100万件以上の確かな技術で、旧型のモデルから最新モデルまで、様々なiPhone修理に対応いたします。
iPhoneの故障や異常でお困りの際は、ぜひスマホスピタルまでお気軽にお問い合わせください。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
CONTACT
お気軽にお問い合わせください
ご使用中のスマホの故障・水没・再起動の繰り返しなど、不具合に関するご質問やスタッフ募集、フランチャイズ加盟店募集、法人契約についてなどお気軽にお問合せください。確認次第、メールでご返信させていただきます。