電話の声がほとんど届かないが、スピーカーにすると声が届くようになる　これって何の故障？【iPhone修理店】 | スマホスピタル

スマートフォンの使用目的第1位は何でしょう？ゲームアプリ、画像・動画系アプリ、SNS、LINE・・・アプリの使用が一番ですかね。

ワタシのiPhoneは仕事効率化のアプリ使用時間が一番長かったです。イケイケビジネスマンということでしょうか。

iPhoneはスクリーンタイムで、何の目的で使用したかが分かるようになっていますね。

様々なアプリを使用するためにできているのがスマートフォンなので色んなツールを使うことで最大限活用できていると言えるでしょうが、「フォン」ってついているくらいなので電話機能が一番大事だったのではないでしょうか。

いまや、電話もアプリの一つって感じでスマートフォンという名前も変えたほうがいいのかも。

電話に必要なものは声を拾うためのマイクと拾った声を届けるスピーカーですね。今回は通話における不具合をみてみましょう。

iPhoneで電話の声が届くときと届かないときの違いは？

電話のトラブルで多いのは声が相手に届いていないというもの。自分では分からなないので、人から指摘されないと故障していることにすら気づけません。はじめは電波が悪いと思っちゃうんですよね。

全く声が届かないとなると故障かなと考えられそうですが、iPhoneを耳にあてて電話しているときは声が届かず、スピーカーをタップして電話すると声が届くとなるとはてさてなんで？となります。

iPhoneの電話のトラブルでは時々あることです。これ、なぜなるのかというと、イヤースピーカーが機能しているときのマイクとラウドスピーカー（下部のメインスピーカー）が機能しているときのマイクが違うからなのです。

iPhoneの集音マイクはドックコネクター（充電口）についているものとフロントカメラについているものがあります。耳に当てて電話をするときはドックコネクター側のマイクが音を拾っています。

ラウドスピーカーになるとフロントカメラ（画面上部）のマイクになるのです。

ラウドスピーカーにするときは画面を見たり操作しながらなのでフロントカメラ側のマイクの方が音を拾いやすいですからね。

ですので、耳に当てた電話スタイルで声が飛ばないときはドックコネクター側（充電口）のマイクに問題がある可能性が高いです。

ドックコネクターとマイクは一体化しているので、マイクだけ交換という訳にはいかずドックコネクターを丸ごと交換する形で修理します。

【解説】iPhoneの充電口側面を見ると小さな穴が並んでいるのが確認いただけると思います、ここがラウドスピーカーというメインスピーカーになります。外側からだと見えませんがこの穴の1つにメインマイクが隠れています。（iPhoneの世代によっては2個設置されています）内部は充電口や収音マイク、アンテナ、バイブレーション、サウンドスピーカーなどが折り重なるように設置されそれらは1つの平べったいケーブルで連結されている為、マイクだけ、充電口だけの交換ではなく「ドックコネクターケーブル」事態を丸々交換する作業が一般的です。

iPhoneのマイクは修理で即日お返しが可能

先にあげた様に自分の声が相手に届いていないとなった場合はお早めにスマホスピタルにご相談ください。また公式店修理だと本体交換になる可能性が高い為バックアップが必須となりますが、スマホスピタルでの修理は故障パーツ交換を行いますので大切なデータはそのまま！ご予約をいただくのが一番安全ですが、飛び込みでの修理も大歓迎です！修理時間目安は45分～60分程度となりますのでスキマ時間でスピード修理も実施いたしておりますのでお気軽にご相談ください。

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【余談】iPhoneの収音マイクは実は３個ある

ご説明した収音マイクは下部にあるメインマイク、フロントカメラ（前面上部）横にあるマイクだけではなく、実は「背面」にもマイクが１つ設置されています。

ご自身のiPhoneの背面左上にあるカメラあたりをご確認ください、小さな穴、もしくはメッシュが貼られている小さな穴があるかと思います。これも収音マイクになります。

用途としては電話をしている際の「ノイズキャンセリング」（通話時のノイズを減らす機能）として使用されています、背面マイクで周辺のノイズ音を感知しています。

また背面カメラで動画を撮影している際にも活用されているマイクになります。手のひらサイズのiPhoneなのにマイクが３つもあるなんて驚きですよね。

動画撮影機能でどこのマイクを触ると反応するかを確認するのも楽しいですよ！ぜひお試しください。