iPhoneの珍しい故障について
iPhoneから異音がするような…?その原因を3つほどご紹介! | スマホスピタル
昨今ではiPhoneの役割というのは、電話機というよりは、電話機能の付いた小さなパソコンという認識の方が近いかもしれません。Apple社ではiPhone開発前からiPodというシリーズの携帯型オーディオプレイヤーを出していたこともあり、音声の再生、鳴動にも高い評価の声を聞くことが多いです。しかしながら、オーディオプレイヤーの頃と比べると外出先で画面を見る、操作する時間が格段に増えたことで、水没、落下などの強い衝撃と隣り合わせとなります。そういった事故がなくても、多くの機能をコンパクトなボディに詰め込んでいることもあり、ちょっとしたことで不具合が起こることも多いかと思います。今回は、iPhoneの不具合の中でも、「異音」に関していくつかご紹介致します。
バイブレーションの音が変
携帯電話であるiPhone特有の機能として、本体が震えるバイブレーション機能があります。ホームボタンをタッチしたり、本体を傾けたり、画面を長く押した際にも振動によって反応する機種もあり、多彩な表現をすることが出来るバイブレーション機能ですが、稀に震えると同時に異音が発生するケースがあります。その理由としては、多くがパーツの固定が甘くなることで、本体パネルとパーツがぶつかる音が出ることがあります。振動や衝撃によってバイブレーション部品のネジが緩んだり、外れることもあり、その隣に位置するスピーカーも同様にバイブレーションの振動を受けて「ビィー」っというような音がすることがあるようです。特に充電や着信の際の強めの振動だと気になるほどの音が出ることもあるようですね。
ラウドスピーカーからの音に雑音が混じる
iPhoneには基本的に電話の際に耳元にあてるイヤースピーカーと、周りに聞こえるほどの音を出すラウドスピーカーがそれぞれ搭載されています。どちらもしっかりとネジで固定されているのですが、バイブレーションに近いラウドスピーカーはその固定が緩くなることが稀にあります。また、ラウドスピーカーと本体の間には機種によって素材はまちまちですが、クッションの役割を担うガスケットが装着されているのですが、高温や湿気でへばったり、修理の際に外す必要があると、どうしてもクッション材がすり減ることがあります。そうなると、スピーカーと本体の硬い部分同士が音の発生と共に振動し雑音が混じったり、音割れを起こすことがあります。そのため、パーツ交換では直らないこともあれば、ネジを締めなおすなどの簡単な作業で改善される可能性もある症状だったりします。
カメラからの異音
バックカメラを起動していると、ピントが合わず、耳を澄ましてみると「ウィンウィン」とカメラの辺りから音がするというご相談を頂く事があります。カメラ本体の故障によってズームが勝手に動いてしまうこともあるようです。基本的にこの症状は光学ズーム対応のカメラから発生する音になるため、現状ではそれほど多くありません。将来的にデュアルカメラ、トリプルカメラ搭載機種が主流になってきた場合、もしかしたら多くの方が体験する可能性が高いかもしれませんね。
最後に
今回のような「異音」に関しては、部品交換によって直るものであればスマホスピタルで改善される可能性はありますが、解体して調査してみないと分からない部分にもなってきます。カメラのピントが合わないなど、機能として使えないものでなければそのまま使用していても大きな問題となることは少ないのですが、他の修理のついでなどでご相談頂ければ一緒にお調べ致します!ただ、時々音が途切れる、マイクの音が通らない等不安定に発生する症状はシステム的な問題の可能性もあり、ある時いきなり使えなくなるなんてことも十分にあり得る話です。突然端末に何が起きてもいいように、データバックアップは日頃からとっておくことをオススメします。
CONTACT
お気軽にお問い合わせください
ご使用中のスマホの故障・水没・再起動の繰り返しなど、不具合に関するご質問やスタッフ募集、フランチャイズ加盟店募集、法人契約についてなどお気軽にお問合せください。確認次第、メールでご返信させていただきます。