iPhoneの珍しい故障について
iPhone Xsが突然のフリーズやリンゴループ、起動不具合になる原因とその改善策とは | スマホスピタル
2018年に前モデルiPhone Xの後継機として
登場したのが「iPhone Xs」です。
iPhone発売の10周年モデルiPhone Xの
主な仕様を引き継いで、さらにパワーアップした
「iPhone Xs」ですが、
発売して1年以上経ってくると、通常利用でも
少なからずいろいろな不具合が起こっています。
とくに落としたりぶつけたりしていないのに、
電源が入らなくなったり、画面が動かなくなったり、
起動時のりんごマークから動かなくなったりといった
不具合が突然起こることも少なくありません。
今回はそんな起動時の突然の不具合について、
原因と対処法についてご紹介したいと思います。
本体の電源が入らなくなる原因
iPhone Xsの起動不具合の問い合わせで
もっとも一般的で多いのが、
「電源が入らない」「起動できない」
といった不具合です。
経年使用によるバッテリー劣化
iPhone Xsの電源が入らなくなった場合、
一番に考えられるのが【内蔵バッテリー】の
劣化による不具合です。
iPhone Xsに使われている内蔵バッテリーは、
一般的なスマートフォンに使われている
「リチウムイオンバッテリー」で、
1年半から2年くらいで劣化してくると
言われています。
そんなバッテリーが劣化してくると
本体起動に関する不具合が起こりやすくなり、
場合によっては電源が入らなくなる
こともあるくらいです。
また完全に電源が入らなくならなくても、
勝手に電源が頻繁に落ちるようになったり、
動作が遅くなったりといった症状が
現れることもあります。
使い方によっては、一般的な期間よりも早く
劣化して故障してしまうこともあるので、
2018年秋発売のiPhone Xsでも可能性はあります。
ディスプレイの内部故障
iPhone XsのディスプレイはiPhone X同様
「有機ELディスプレイ」を採用していますが、
画面ガラスがひび割れなど破損していなくても、
表示パネルが故障して表示不良や表示不可の
不具合が起こることがあります。
その場合、画面が表示不良になるだけで
本体が動作していることもありますが、
画面故障に連動して本体動作自体も
動作しなくなり起動もできなくなって
しまうことがあります。
ただ、本体が動作しなくなってしまっても、
メイン基板自体が故障していることは少ないので
画面パーツを交換すれば改善することが
ほとんどです。
水濡れ等による基板故障
突然の起動不具合で意外に多いのが
本体内部の【水濡れ故障】です。
iPhone Xsは防水仕様のため、
水濡れ故障は無いと思われがちですが
実はそんなことはありません。
そもそもiPhone Xsは、完全防水仕様では無いので
水圧や水質よっては内部に浸水することもあります。
また細かな水滴や湿気等によっても、
知らず知らずのうちに内部に浸水して
動作不良を起こすこともあります。
特に水没させたり水に濡らしたりしていないのに
本体内部を確認すると水没マークが出ていて
水滴の形跡が残っていたりすることもあります。
本体基板に濡れてしまうと本体通電によって
ショートしたり腐食が発生したりして、
本体動作に不具合が起きることがあるのです。
画面がフリーズして動作しない
画面ガラスにひび割れや破損等が無く
本体も起動しているのに、画面をタッチ操作しても
本体操作することができず、
普通に使えなくなってしまうことがあります。
一時的な動作不良
本体に無理のかかる使い方をしていると
一時的に動作が遅くなったり、
完全にフリーズしてしまうことがあります。
ただこういった不具合は、
一時的な不具合であることが多く、
起動しているアプリや設定の見直しをしたり、
本体の再起動をしたりすることで
改善することがほとんどです。
画面のタッチセンサーが故障
本体が起動しているのに画面が固まって
操作ができない場合、
ディスプレイパーツにあるタッチセンサーが
不具合で反応しなくなっている可能性が高いです。
タッチセンサーの不具合は
本体基板の故障というよりも、
画面パーツにあるタッチセンサーが
故障している場合が多いです。
iPhone Xsのタッチセンサーは、
ディスプレイパネルである
有機ELディスプレイに組まれているため
画面ガラスが割れていなくても、
衝撃等、通常以上の力が加わったり
静電気等、電気的な負荷が加わったりすると
故障して不具合を起こしてしまうことがあります。
恐怖のりんごループ
iPhone Xs本体で突然起こる起動不具合で、
意外に厄介なのが、「りんごループ」です。
本体の電源を入れて起動した時に表示される
Appleのりんごマークが延々と表示されて、
パスコード入力画面やホーム画面まで
進まなくなってしまう「りんごループ」・・・
そんなりんごループも原因はいろいろあります。
iOSアップデートエラーによる不具合
比較的新しいiPhone Xsがりんごループになってしまう
原因の一つに、アップデート中のエラーがあります。
iPhoneでは、iOSやアプリなどアップデートが
頻繁に行われ、バージョンアップされています。
「りんごループ」はiOSのアップデートが
正常に完了しなかった場合に、起こることが多いです。
iOSアップデートは基本的にエラーになることは少ないですが、
アップデート中にバッテリーが切れてしまったり、
WiFi通信が切れてしまったりすることで、
アップデートが中途半端に終了してしまい、
りんごループになってしまうことが多いです。
そうなるのを防ぐためにも、
iOSのアップデート中はむやみにiPhoneを
動かさないほうが懸命だと思います。
本体内部パーツの故障が原因
iPhone Xsのりんごループは、
iOS等のシステムエラーの他にも
原因はあります。
本体に使われている画面パーツやバッテリー、
各種パーツの故障が原因でりんごループに
なってしまうことがあります。
外部からの衝撃や水没が原因で、
これらのパーツが故障してしまい、
本体基板に影響してりんごループに
なってしまうことがあるんです。
この場合、故障しているパーツを
正常なパーツにするだけで、
改善することがほとんどなので
データもそのままで修理することが可能です。
iPhone Xs 起動不具合の対処法
では、実際に本体のフリーズやリンゴループが
起こってしまった時、どのように対処すれば良いでしょうか。
最後は各種起動不具合が起こってしまった時の
対処法についてご紹介したいと思います。
まずは再起動を試みる
まず一番に試していただきたいのが、
「本体の再起動」です。
一時的なシステムエラーについては、
本体の再起動を行うだけで
改善することがほとんどです。
再起動については、基本的には
電源の入れ直しでOKです。
画面操作ができず、電源を切ることができない場合、
「強制再起動」することでリセットすることができます。
「強制再起動」の方法は、iPhoneでもモデルによって
その方法がことなってきます。
iPhone Xsを強制再起動する方法は、
①音量アップボタンを押して、すぐに離す
②音量ダウンボタンを押して、すぐに離す
③サイド(スリープ)ボタンを
Appleのロゴが出るまで10秒くらい長押し
することで強制再起動をするこができるので
お試しください。
もしiPhoneの再起動をしても不具合が
改善しないときは修理が必要になってきます。
Appleの正規修理店では本体交換で対応
iPhone Xsの不具合や故障で、修理を考える場合、
Appleストアや正規修理サービスでの修理を
一番に考えると思います。
ただこれら正規の修理サービスを利用する場合、
iPhone Xsの起動不具合修理については、
本体の交換で対応することがほとんどです。
もちろん正常な本体なので、
交換後は問題なく使えるようになりますが、
元の本体に保存されていたデータは
諦めないといけません。
保存されたデータをそのままで
修理する方法はないのでしょうか。
一般修理店でデータそのままで復旧修理も可能
もしiPhone Xsが起動不具合となって、
保存されているデータをそのままで修理したいと
お考えなら正規修理店以外の一般修理店まで
お問い合わせください。
一般修理店の場合、基本的に修理は
保存データはそのままで修理を行って
おりますので、修理後もデータはそのまま
利用していただくことができます。
ただ正規修理店以外の一般修理店は、
店舗数も多く手軽に利用できますが、
使用しているパーツや修理方法も様々で
その品質も店舗によってかなり変わります。
どの修理店にすればよいか迷ってしまう
こともあるかと思いますが、そんな時はスマホスピタルまでご相談ください。
スマホスピタルは、全国80店舗以上あるスマホ修理店
【スマホスピタル】の系列店舗で
数多くの修理から得たノウハウと
品質の高い修理技術と修理パーツで
安心してご利用いただけると思います。
また国の厳しい審査を通過した修理店のみ
認定される【総務省登録修理業者】にも
登録されておりますので、
もしiPhone Xsの不具合でお困りの時は、
お気軽に当店までご相談ください。
CONTACT
お気軽にお問い合わせください
ご使用中のスマホの故障・水没・再起動の繰り返しなど、不具合に関するご質問やスタッフ募集、フランチャイズ加盟店募集、法人契約についてなどお気軽にお問合せください。確認次第、メールでご返信させていただきます。