iPhoneの珍しい故障について
【iPhone】充電器の先端が折れて残ってしまった・・・修理は出来るのか? | スマホスピタル
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アイフォンの充電器が折れた
iPhoneの充電器の正式名称は「ライトニングケーブル」と言います。充電器は基本的には毎日抜き差しを行うと思います。
日によっては何度も抜き差しをする事もあるでしょう。1年使うだけでもその回数は4~500回になります。2年だとおよそ1000回です。
何度も回数を重ねていくごとに経年劣化が進んでいき最終的にはポッキリ折れてしまうという事があります。
先端の折れた部分がiPhoneの内部に残ってしまった
普通に折れてくれるだけであれば新しく充電ケーブルを購入すれば済みますが折れた先がiPhoneの充電口内部に残っていると場合によっては最悪です・・・。
焦った末にピンセットや裁縫針のような先の尖った物で掻き出そうとする方がほとんどかと思います。でもそれはかなり危険な行為です。
iphoneの充電口内部にはライトニングケーブルについている金色のピンと同じように8本のピンが装着されています。
この8本のピンが触れ合う事で電気を通電する仕組みになっているのです。充電口内部にある金色の8本のピンはピンセットや針などで引っ掛けてしまうと簡単に破損してしまいます。
1本でも破損させてしまうともうそのiPhoneは充電ができません
充電が出来ないという事は今残っている電池が尽きるのを待つだけになってしまいます。iPhone8やiPhoneXの場合、Qi規格の置き型充電を利用する事で最悪の事態は避けられそうです。
でもそのままではPCに接続しての作業などは出来なくなってしまいますから、不便になってしまいますね。
iPhone充電器の先端が折れてしまった時はどうする?
むやみに掻き出そうとはせずにそのままの状態でお持ち込みください。iPhoneの修理を毎日している修理スタッフが取り出します。 すでに壊れてしまっている場合でも分解をしてドック部分(充電口)のみのパーツを交換して改善する事も可能です。 くれぐれも尖ったものでガリガリするのは控えてくださいね!
充電器の取り扱い方
iPhoneを充電する時や、外出する際に充電ケーブルを外す際にはしっかりとライトニングケーブルの先端部分を指でつまむようにして抜き差しをしましょう。コード部分をぐっと引っ張って抜いている方は、これから気を付けて抜くようにしてください
まとめ
- 充電器が折れてiPhoneに残ってしまった時でもむやみに掻き出そうとしない
- コードの抜き差し時は先端を指でつまみ丁寧に
iPhoneは精密機器です、ひとつの故障が他に影響を及ぼしてしまう事は珍しくありません。充電口が壊れた事によってリンゴループになり起動できなくなってしまう事もあります。
最後に、充電ケーブルは純正のライトニングケーブルや、MFi認証ロゴのついた物を使用するようにしてくださいね。
更新日:2023/06/23
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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