iPhoneの珍しい故障について
iPhoneが「圏外病」になってしまう原因と対処法を詳しく解説! | スマホスピタル
iPhoneが突然圏外になって、使用できなくなってしまったという経験、ありませんか?
その症状、「圏外病」と呼ばれるものかもしれません。
今回は、iPhoneの圏外病がどのようなものなのか、原因や対処方法についてご紹介します。
お手持ちのiPhoneがなぜか圏外になりがち、という方はぜひ参考にしてください。
iPhoneの「圏外病」とは
iPhoneの圏外病とは、モバイルデータ通信がオンになっているにも関わらず、通信ができなくなる症状を指します。
圏外病と考えられる症状
・iPhoneが突然圏外になりデータ通信ができない
・圏外になったまま戻らない
・画面右上の通信状態の表示が、圏外や検索中のまま変わらない
上記のような症状がある場合、圏外病になっている可能性があります。
iPhoneが圏外になるとできなくなること
iPhoneが圏外になると、モバイルデータ通信を使う操作やアプリが使えなくなります。
iPhoneが圏外のときにできないこと
・ウェブサイトの閲覧
・SNSの使用
・動画や音楽のストリーミング再生
・メールの送受信
・地図アプリの検索や案内
・アプリの使用やアップデートなどの操作
他にも、LINE PayやPayPayといったコード決済系電子マネーの使用やチャージ、iCloudやGoogleフォトなどクラウドサービスでのデータ保存や閲覧といった操作もできなくなります。
iPhoneが圏外でもできること
一方で、圏外になっても使用できる機能もあります。
・電話回線を利用する電話やSMS
・決済情報がiPhone内にある非接触系の決算(Quick Pay・Suica・iDなど)
・GPSを利用する地図アプリでの現在地の表示
・iPhone本体内のデータを利用する電話帳やメモ、音楽、動画など
・カメラ、時計
現在、iPhoneで使用できる多くのアプリは、インターネットへの接続が必要です。
しかし、圏外病になってしまうと、ネット接続をWi-Fiを頼るしかなくなるため、とくに外出時などは非常に不便です。
iPhoneが圏外病に陥る原因
それでは、iPhoneに圏外病が起きてしまうのは、なぜなのでしょうか。
ここからは、その原因について確認していきましょう。
水没
精密機器であるiPhoneの内部は、非常に水分に弱い特性を持っています。
そのため、水没によって、電気回路がショートしてしまい、不具合が発生している可能があります。
iPhoneが水没状態になるのは、水に落した、雨に濡れたケースはもちろん、屋内外の温度変化による内部の結露でも発生します。
また、水没によってSIMカードに不具合が起こる場合もあります。
落下・衝撃
水没と同様に、精密機器が弱い強い衝撃によって、圏外病が発生することもあります。
落下や衝撃によってとくに損傷しやすいのが、ケーブルやアンテナICチップです。
いずれもモバイルデータ通信に欠かせないパーツで、ケーブルであれば交換、アンテナICチップは基板修理が必要となります。
SIMカードの不具合
各キャリアとの契約情報を入ったSIMカードも、モバイルデータ通信を行うために欠かせない存在です。
このSIMカードに不具合が発生している場合、電波をうまくキャッチできず、通信ができなくなることがあります。
SIMカードも消耗品なので、長く同じiPhoneを使っていると、SIMカードを出し入れしていなくても不具合が発生することがあります。
圏外になったときの対処法
モバイルデータ通信の接続環境が悪かったり、電波が届きにくい場所にいたりと、iPhoneが圏外になることは実は珍しくありません。
圏外になったからといって必ずしも圏外病というわけではないため、トラブルが発生しているのか、一時的なものなのかはしっかりと確認する必要があります。
そこでここからは、圏外になったときの対処法を解説します。
機内モードをオン・オフする
うまくモバイルデータ通信の電波がキャッチできていない場合、機内モードを一度オンにしてからオフにすることで、通信が復活することがあります。
簡単に試せるため、電波が拾いにくいかも?と感じたら、手軽に試してみましょう。
ネットワーク設定をリセットする
ネットワーク設定をリセットは、設定アプリの「一般」の下部にある「リセット」から行えます。
「リセット」をタップすると、リセットできる機能の一覧が出てくるため、「ネットワーク設定をリセット」を選びましょう。
誤って、「全てのコンテンツと設定を消去」を選択してしまうと、iPhoneが初期化されてしまい、すべてのデータが消えてしまいます。
間違えないように、選択は間違えないように要注意です。
再起動する
何らかの原因で発生する一時的なバグ程度であれば、再起動するだけで通常通り使用できるようになります。
圏外病に限らず、再起動をかけると直るトラブルは多いものです。
ただし、水没した場合は再起動で電気を通すことで内部がショートする可能性があるため、再起動するのはNGです。
水没しているかは、SIMカードを抜いた奥にある、「水没マーク」で確認できます。
水没マークは、通常白色をしていますが、iPhoneが水没状になると赤色に変色します。
気づかないうちに水没しているケースもあるため、細動前に確認しておくと安心です。
SIMカードを交換する
SIMカードの不具合の場合、新しいSIMカードに交換することで、症状が直ります。
新しいSIMカードは、契約しているキャリアで再発行してもらうことができます。
圏外病から抜け出せない時はスマホ修理店に相談を
iPhoneが圏外の状態から抜け出せなくなると、iPhoneでできることの多くができなくなります。
再起動やネットワーク設定のリセットで解消できればいいのですが、それでも改善しない場合は物理的な故障も疑わなければいけません。
iPhone内部のパーツは非常に繊細、かつ圏外病はどこに原因があるのかの特定が難しい故障です。
自力でなんとかしようとせず、プロのスマホ修理店になるべく早めに相談するのがおすすめです。
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2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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