iPhone水没修理について
防水性能を過度に信用するのは危険です!! | スマホスピタル
近年のスマートフォンには耐水性能・防水性能が搭載されている機種が多数ございます。
iPhoneであればiPhone7以降の機種には耐水性能があり
androidにはXperiaやGALAXYなどの有名機種には防水機能が搭載されているものもあります!!
防塵機能や耐衝撃性能を備えたスマートフォンまでさまざまです( *´艸`)
石鹸で洗える!というスマートフォンまで登場するほど防水性能も高機能化が進んでいますよね。
そもそも耐水性能・防水性能とは??
文字通りに水に対しての耐性があるもので外部から水が浸入しないように処理されていることです。
IPコードと呼ばれるもので表記されています。ちなみにiPhoneXはIP67とされており
「粉塵が中に入らない」「継続的に水没しても内部に浸水することがない」
というものになっています。
防水テストは真水で行われている試験にクリアした製品をさしており海などのような真水以外の水では効果が発揮されない可能性もあります。入浴剤が入っているお風呂も同様です。
防水性能はどうやって効果を発揮しているか知ってますか??
各パーツや(画面パーツやバッテリー、充電口やカメラなど)、内部基板自体が防水処理をされていれば100%に近い防水ともいえるかもしれません。
ですが現時点での耐水や防水とは強力な粘着テープを隙間に張り付ける、ゴムパッキンなどをつけることで内部に水が入るのを防いでくれているものがほとんどです。
iPhoneも粘着テープで固定してあるので耐水性能を発揮できています。
ということは….
利用環境やスマートフォンの状態によってはテープやゴムパッキンが弱っていき水没してしまうことがあります。iPhone7であれば発売から2年以上経過しており発売当初から利用している場合は既に耐水性能はかなり弱っているかもしれません。
防水処理が弱っている状態では水を防ぐことができず水没につながることがあります。
ちなみにiPhoneを販売しているApple公式ページには
「防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。」「iPhoneが濡れている場合は充電しないでください。」
と記載されています。
防水ケースなどを過度に信用してはいけません
簡単に手に入れることができる防水ケースや袋であっても水没のリスクを下げることにしかつながりません。絶対はないのです。
もし防水ケースに隙間があったら?袋が破れていたら?水が入ってしまいますよね。
当店に水没復旧のご依頼をいただくお客様の中には防水ケースを利用していたという事例も多数ございます。ケースに入れていると浸水に気づかず時間が経ってしまうため危険です。
毎日の生活の中で水に触れないという日はないと思います。
スマートフォンを水の近くにおかない、もっていかないということが大事です。
それでも….もし水没してしまったら? 対処法を知っておきましょう。
水没したときはご自身で対処しないこと!!
これが何より大事なことです。
電源が入らないからと充電器をさしてしまう、水を抜こうと振ってしまう
自分で分解をするなども絶対にやめてください!!
ショートしてしまう恐れがあり復旧率が大きく下がってしまいます。
濡れてしまったときはどうしたらいいのか焦ってしまう気持ちもあると思いますが…
乾燥剤を入れた袋にスマートフォンを入れて当店までお持ち込みください。
当店では水没復旧作業というものを行なっております。
スマートフォンから基板を取り出し洗浄、乾燥を行なう作業です。
しっかりと洗浄、乾燥を行う不純物などを取り除くことで起動できた事例も多数ございます。濡れてしまった影響でパーツが故障している場合はパーツ交換も必須となる場合もあります。
ご依頼時にも必ずご説明させていただいておりますが
「水没復旧作業は修理ではなく一時復旧」ということ事前にご理解をいただいた上での作業となります。
濡れてしまったスマートフォンは洗浄をして復旧できたとしても、パーツを交換して見た目が綺麗になってもサビが進み、腐食していく可能性がとても高いためです。
どうしても取り出したいデータ
写真や動画が、連絡先など。アプリのバックアップを取っておきたい。
みなさま大切なデータはありますよね???
もし、洗浄やパーツ交換で復旧ができない場合…
データ復旧も行なっています。基板からデータを直接取り出すためのものとなっております。
即日で行うことができない作業ですが「どうしても欲しいデータがある」そんなときにご依頼をいただければと思います。
お預かりの日数やご料金についてはご依頼時にお伝えさせていただきます。
日頃のバックアップの大切さを水没された方はご存知かと思います。
最近ではスマートフォンからの操作だけでバックアップを取ることができるようになっています。
事前対策としてはやっておいても損をすることはないです。
2019年4月20日現在で
[iCloudDrive 200GBで¥400] [google drive 200GB ¥380]となっております。
上記以外にもさまざまな容量がありますよ(‘ω’)ノ
400円程度で大切なデータが保護できるなら安いとは思いませんか??
バックアップの手順も設定からいくつかタップをするだけです。
一度設定をすれば一定の期間で自動でバックアップを行なってくれます。
お友達や家族とのチャットの履歴、ずっとプレイしてきたゲームのセーブデータ…
もちろん写真や動画、連絡先など….あげていくとたくさんありますよね。
最後に。
耐水性能や防水性能があっても水からは遠ざけることを心がけてください。
トイレにはもっていかない。キッチンにはもって行かない。
もちろんお風呂にもっていかない。海やプールのときはカバンから出さない。
雨の日はカバンやポケットから出さない!!
濡れた手で触らない、髪が濡れている状態で電話をしない。
水落とす、水がかかってしまうだけではなく湿気が多すぎる場所や濡れた手で内部まで浸水してしまう可能性だってあります。
みなさんトラブルなく利用したいと思いますよね。
毎日の生活の中で少しだけでもいいので気を付けてみましょう(‘ω’)ノ
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