水没した「iPhone」はどうなる？データを次の端末に繋げるためには・・・ | スマホスピタル

修理店やAppleの保証からも保証外になることの多い「水没」

端末自体に備え付きの機能である「耐水機能」や「防水機能」

iPhone７以降のアイフォンシリーズはこの機能があります。

CMなどでは販売するためのアピールポイントになりますが、端末は精密機器になりますので

実際には、水に強いわけではありません！

iPhoneの水没の恐ろしさとしては

水が入った瞬間に壊れる事も十分にありますが

問題は時間が経ってから故障したり1つ1つ機能が死んでいくケースも非常に多く

iPhoneが水没すると電源が一切入らなくなってしまう可能性も高い！

iPhoneの内部には変えの効かない部品である「電子基板」が存在します。

この電子基板に全てのパーツが付けられているので

ガラス液晶・バッテリー・充電口などの接点が1つでも故障すると

通常使っていくことが一層難しくなります・・・

水没してしまうと一体どんな故障を引き起こすのでしょうか？

実際に水没してしまう原因は一つではなく、故障する前には様々な事例があります。

一部ではありますがよくある事例・問い合わせをご紹介させていただこうと思います。

もしお使いの端末が水没してしまい、少しでも参考にして頂ければ幸いです。

①iPhoneが水没してから通話時に反響音がなる

iPhoneのスピーカー付近が雨や水分で濡れてしまった場合に起こる事例です。

iPhone上部には通常意識しなくても使うことが多いイヤースピーカー（耳を当てる部分）

イヤフォンを繋がずに音楽を聴く際・音が流れるラウドスピーカー（iPhoneでは下部に位置するパーツ）

イヤフォンジャック・充電口・通話時のマイク（集音マイク）などの集合体であるドックコネクター

この一部だけが水没の影響で不具合がでると「ファンファンファン・・・」と鳴るだけで通話時に相手の声が聞こえなかったり

相手には声が届かない現象がおきます。　？？(;´･ω･)←♪(*´▽｀*)

電話ができないとなるとLINEだけで事足りる・通話しない場合を除き、

多くの方は「通話できない端末」では非常に困りますよね(;_:)

携帯電話とは？という概念に疑問すら抱いてしまいます( ;∀;)

しかしiPhoneが水没してしまうと通常起こりにくい故障が起こるものです( ;∀;)

②iPhoneが水没して液晶がチカチカする。または画面の操作ができない

iPhoneが水没してしまうとガラス液晶パーツに不具合が出てしまう可能性があります。

iPhoneの「ガラスと液晶」は一体になっており、通電している状態で水が内部に浸水してしまうと

液晶だけが映らなくなったり（真っ暗の状態）

液晶が綺麗にでも画面の操作ができない状態

タッチセンサーの故障などにも繋がります。

中には触ってもいないのにiPhone自体が勝手に動いてしまう可能性もあります。

パスワードの設定をされている場合は勝手に間違えられる可能性もあります・・・

iPhoneの場合は10回以上間違えるとセキュリティが働き、データの流出を防ごうと

ロックをかけます。もともとは盗難防止用の機能ですが、故障時はデメリットとして働いてしまう機能もあります( ﾉД`)

③iPhoneが水没してから電源が入らない

iPhoneが水没してしまうと、水没した時点では電源が入っていても

数時間後に電源が入らない・・・なんてことに繋がる危険があるのが水没の怖いところです！

水没して電源が入っている場合はなるべく早めに電源を落としましょう。

 電源が入っている状態（通電している状態）で水が入るとショートする原因になります。

パーツだけの破損の場合は、その壊れた箇所だけを交換することで改善できる可能性がありますが

「一時的な復旧をするだけ」の可能性も高い為、修理店や正規店では保証が出ないケースが多いんです( ;∀;)

水没してしまうと完全に直す事ができなくなります・・・

iPhoneの故障内容の中でも「天敵」と言われるほどですので日ごろからの注意は必要です( ;∀;)

今までのiPhoneのデータはどうする？

「バックアップ」を取っていない場合は早めに修理店へ！！！

水没したらまず今以上の悪化を防ぐ為と復旧率を上げる為に

1. 水没してしまった「iPhone」の電源は早めに落とす
2. 出来るだけ早い内部の「洗浄」と「乾燥」が必要
3. 充電ケーブルもささないようにする（内部では電源が入っている可能性が！）

当店スマホスピタルではパーツだけの交換を主に取り扱っており

パーツだけの交換のメリットとしては

改善できればデータがそのまま残っている可能性が高いということです(*’▽’)

例えある期間使っていない端末・壊れたと思って放置していた端末等でも

パーツ交換で直れば「本体が故障しない限りデータは残っている」のです(*’▽’)

これは水没端末でも同じことが言えますので復旧すればデータの移行が可能です！！

この作業はお使いのiPhoneが水没してしまった場合に対しての作業であり

「データの救出」に重点を置いている内容になります。一度でも水没してしまうと

どこまで使えるかは誰にもわかりません。。水没しても生きている端末も少なからずありますが

「寿命はかなり短い」と言えるでしょう・・・

まとめ

内部の洗浄・乾燥に2時間前後費やします。

iPhone内部の不純物を出来るだけ取り除き、通電しやすい状態にします。

 分解なしでの「自然乾燥」は一週間前後かかると言われているので

乾燥材やお米などに入れてもあまり効果はありません！！

その間に端末が死んでしまう恐れがあるので

復旧作業をどれだけ早く行うかで

データが取れる状態まで持って行けるかの線引きになります！！！

元のパーツで反応しない場合

水没の影響で破損したパーツが原因で電源が入らない場合は

新しい画面パーツ、バッテリー、充電口などの交換を試すことが可能です！

もしお使いのiPhoneが水没してしまったら時間の勝負になる場合も多いので

お早めにご相談頂く事をおすすめいたします！！