iPhoneが割れたまま、水がかかってしまった！ | スマホスピタル

スマートフォンをお風呂で動画や音楽を流しながら使いたいなぁ！と

多くのユーザーが夢見ていますよね(*’ω’*)

現在のiPhoneXsシリーズはIP68で防水仕様となっておりますが

それでも水没復旧のご依頼は減りません、それはスマートフォンや

電子機器の水に対する指標で「完全防水」が確立されていないからです。

IP67であれIP68であれ防水性はある一定の条件のもとメーカーが

動作の確認をしてそれをクリアしているというレベルでしかありません。

「常温で一時的（〇〇分）に水深〇mの深さに水没しても内部に浸水しない」

という試験を行っております、真水の常温という条件や何分間、何メートルという

条件以外は想定の範囲外になります。

お風呂の中は常温ではなく湿気や温度も高いですよね、お湯であったり海水など

真水ではない媒体に関しても動作の保証がされていないのが現状です。

画面が割れたままでもお風呂で使っていた！？

以前に当店へご相談に来られた方はiPhone7でしたが、画面がすでにかなり前から

割れていたのですが、耐水だから大丈夫とお風呂で構わず使い続けておられたそうです。

そうすると次第に亀裂から水分が入り、液晶にシミのような模様が出てきて

お持ち込み時にはなんと起動も出来ない状態まで悪化していました。

これはお客様の勘違いではありますが、やはり画面に亀裂が入っている時点で

「耐水性能」はほぼなくなっていると判断するべきだと思います。

水が亀裂を伝って、液晶やタッチセンサーに影響を及ぼす可能性は割れていない状態より

遥かに高くなっております。

そして、幸運だったのは感電などでケガをされなかった事です、iPhoneのタッチセンサーには

微弱な電流ではありますが流れていますのでそこから水を通じて感電していたら・・・と考えると

恐ろしいですよね。

海外ではお風呂に入りながら充電ケーブルをさして使用している際に

感電して命を落とされている事例もございます。( ;∀;)

WaterProofケースに入れてお風呂内で使用する事自体自己責任ではありますが

決して充電ケーブルや延長ケーブルを持ち込んでまでお風呂や水場でスマホを

使用するのは避ける事をおススメ致します。

メーカーによってはお風呂での試験テストを行っている機種も稀少ではありますが

存在しています、そういったデバイスをスマホ替わりに使用するのも一つのアイデアですよね(‘◇’)ゞ

水没は不運が重なって突然訪れる事がほとんどです、そんな時はまず落ち着いて

内部に侵入した水によってショートを防ぐ為に「電源を素早く切りましょう！」

念のためSIMカードも抜きとり、カードをふき取り、本体も無理に振ったりせず

優しく水気を取ってあげてください。

内部の水分を乾かすのはものすごく時間がかかります、その過程で腐食してしまったり

さびてしまい起動が困難になる事がほとんどですのでまずはお近くのスマホスピタルに

ご相談ください”(-“”-)”濡れてから内部をショートさせず、完全に乾かすまでのスピードが

復旧のカギとなります、お早目のご依頼をお待ちしております。