
iPhone水没修理について
水没したiPhoneの電源が入らない!緊急時の対処法を紹介 | スマホスピタル
雨に濡れたりトイレに落としてしまったりなど、iPhoneが水没してしまい電源が入らない状態になると、どのように対処したらいいのか分からず、困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
iPhoneの水没時には、行ってはいけない行為とすぐやるべき対処法があるため、前もって覚えておくと安心です。 もしもの場合に備えて、この記事では水没したiPhoneへの対処法について紹介します。
Contents
ステップ1:iPhoneの電源を切る
iPhoneが水没したら、まずは電源を切りましょう。
シャットダウンの方法は、機種ごとで異なります。以下にそれぞれの手順を紹介します。
- Face ID搭載モデルの場合
- ホームボタン搭載モデルの場合
Face ID搭載モデルの場合
サイドボタン+音量ボタン(上下どちらでも良い)を同時に長押しし、画面に「スライドで電源オフ」と表示されたらスライドします。
【対象モデル】
- iPhone 16シリーズ
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 14シリーズ
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 12シリーズ
- iPhone 11シリーズ
- iPhone Xシリーズ
参考:iPhoneのオン/オフを切り替える – Apple サポート (日本)
ホームボタン搭載モデルの場合
サイドボタンまたは上部のスリープボタンを長押しし、画面に「スライドで電源オフ」と表示されたらスライドします。
【対象モデル】
- iPhone 8シリーズ
- iPhone 7シリーズ
- iPhone 6シリーズ
- iPhone 5シリーズ
- iPhone 4シリーズ
- iPhone SEシリーズ
参考:iPhoneのオン/オフを切り替える – Apple サポート (日本)
ステップ2:iPhoneの水分を拭き取る

iPhoneの電源を切ったら、本体に付着している水分を拭き取ります。
まずスマホカバーや有線イヤホンといったアクセサリ類を使用している場合は全て取り外し、付属のSIMピンを使ってSIMトレイを本体から引き抜きましょう。SIMピンをSIMトレイの穴に挿して押し込むと、SIMトレイが前に出てくるので指で引き抜くことができます。(SIMピンが無い場合は安全ピン等で代用可能)
本体に付着した水分の拭き取りには「糸くずの出ない柔らかい布」を使用し、目に見える全体の水分を拭き取ります。充電口やスピーカーに溜まった水分については充電口を下向きにし、手のひらの上で優しく叩いて水分を取り除きましょう。なお、充電口の吸水に綿棒やペーパータオルを使用するのはNGです。
参考:iPhoneで液体検出の警告が表示された場合 – Apple サポート (日本)
ステップ3:iPhoneを自然乾燥させる

続いて、風通しの良い場所でiPhoneを自然乾燥させます。
Appleでは5時間以上の乾燥時間を推奨していますが、内部に浸水している場合は5時間では足りない場合が多いため、24時間は乾燥させることをおすすめします。
なお、早く乾燥させたいからと「ドライヤーを使う」「米袋に入れる」「乾燥剤+密閉容器に入れる」といった行為は、かえって故障を招く行為となるためやらないようにしてください。
※ここで紹介する処置はスマホの一時復旧・データ復旧を見据えた対処法となります。
参考:iPhoneの取り扱いに関する重要な情報 – Apple サポート (日本)
ステップ4:iPhoneを修理店で点検してもらう
ステップ2またはステップ3が済んだら、iPhoneを修理店にて点検してもらいましょう。
iPhoneに限らず、水没したスマホは完全に乾く前に内部パーツが腐食してしまうケースが散見されます。仮に水没後に使えていたとしても突然電源が入らなくなったり、データが消失したり、機種そのものも使えなくなってしまうようなことにも繋がりかねません。
iPhoneの点検および修理の依頼先としては、「正規店(Apple・正規サービスプロバイダ・キャリア)」と「非正規店(街のスマホ修理店)」が候補に挙がります。
正規店ではApple公認の修理サービスを受けることができますが、水没は全損扱いとなっており、本体交換での対応が基本です。そして、AppleCare+に加入している場合はお得な料金で新品端末を入手できますが、未加入の場合はモデルによって10万円以上かかる場合があるため注意しましょう。
一方、非正規店ではAppleの保証適用や本体交換を行っていませんが、「水没復旧」といった水没に対する修理メニューを用意している場合があります。また来店予約が必須な正規店での修理に対し、来店予約不要の非正規店は緊急時にも対応してもらえる点はメリットと言えます。
注意点:iPhoneが水没した時にやってはいけないこと
iPhoneが水没した時に絶対にやってはいけないことを解説します。
- 電源を入れてはいけない
- 充電してはいけない
- 操作してはいけない
電源を入れてはいけない
iPhoneが水没した時に電源がつかなくなることがありますが、この状態では絶対に電源を入れてはいけません。
水没によってiPhone内部に水分が混入している場合、電源を入れた拍子に基板がショートする恐れがあります。基板には各種データが保存されているパーツ等、重要なパーツが密集しており、この基板がショートによって物理的に壊れた場合は再復旧が困難になります。
充電してはいけない
水没したiPhoneは絶対に充電してはいけません。
前述の基板ショートに加え、引火性の電解液を含むリチウムイオン電池が発火する可能性があり、火災といった二次被害に繋がるリスクがあります。特に充電口は水分が溜まりやすく、未乾燥のままだと充電ケーブルを接続した瞬間にショートする恐れがあります。
操作してはいけない
水没したiPhoneは乾燥しきるまで操作してはいけません。
iPhoneの安否を確認したくなる気持ちもわかりますが、iPhoneを操作するということは基板に電気が流れます。この通電によって基板がショートすることもあるため注意しましょう。
内部まで水が浸透しているか確認する方法
iPhone本体には「液体浸入インジケータ(LCI)」と呼ばれる水没シールが備え付けられており、機種の内部まで水没しているかどうか確認することができます。
iPhone 5以降のモデルであれば、いずれもSIMトレイの穴の中にLCIがあり、LCIが赤く染まっている場合はiPhoneが浸水したことを意味します。
なお、LCIのより具体的な場所はAppleのサポートページ「iPhoneやiPodの液体による損傷は保証対象外」で確認することができます。
水没したiPhoneのデータ復旧について

水没を引き金にiPhoneの電源が入らなくなることもあります。
iPhoneの新調が必要ですが、データのバックアップが無い場合は水没端末からデータ移行ができないため、新調してもデータは失うことになります。これは正規店での本体交換も同様であり、水没端末からデータを取り出すためには一時的にでも水没端末を使えるようにする必要があります。
こういった一時的にでも水没端末を使えるようにする修理は正規店では取り扱っておらず、一部の非正規店が行っています。またデータ復旧だけでなく、新調したiPhoneへのデータ移行も別途サービス提供しているなど、1回の依頼で諸々任せられるため、必要な方はぜひ検討してみると良いでしょう。
iPhoneの水没修理は『スマホスピタル』にお任せください!
iPhoneは一定の耐水性能がありますが、完全防水ではありません。たとえ外側からは見えなくとも、水が内部に残っていることがあり、内部の基板が錆びているケースはよく見られます。
水没後の応急処置によってiPhoneが復活したとしても、使い続けることには常にリスクが付きまとうため、必ず修理店で点検してもらうことをおすすめします。
スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。水没に関する修理もこれまでに多くご依頼いただいています。どこに修理を依頼して良いのか分からない方は、ぜひお近くのスマホスピタルにご相談ください。
※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値
データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日で修理が可能で、修理後最長6ヶ月の保証がつきます(※パーツ交換を伴う修理・一部症状除く)。ご予約不要で飛び込みのご来店でも無料相談・お見積りを承っております。どこに修理を依頼して良いのか分からない方は、お近くのスマホスピタル店舗にてぜひご相談ください!

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