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iPhone水没修理について

iPhoneXSは防水と思って水没させる方が多発!その判断基準はどこにある? | スマホスピタル

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iPhoneX以降防水と言われるようになり、多くの方が「水没」で持ってきます。つい先日も2台持ち込まれました。

ユーザーの方が口をそろえて「防水じゃないの?」と聞かれます。確かにCM等でみる映像は防水もアピールしているように見えます。では防水ってどういう基準があるのか?

防水の定義は〇〇分〇〇mまでの水圧に耐えるという基準があります。それを「iP〇〇」とされています。この「〇」には防塵と防水の基準値がそれぞれ当てはまります。0~8段階ほどあり防水性能は「0<8」となります。※過去の記事にも詳しく書いています。

防水という意味の盲点

一見「防水」と聞くと「水に浸けても壊れない」という認識をするユーザーがほとんどではないでしょうか?まず知っておく事は「内部の電子基板や部品が防水」というわけではありません。そもそも水中での使用を前提としていない為、生活防水に少し足して浸水しにくくなっているという事です。そもそも、水中での使用を推奨できるのであれば「完全防水」になります。それはGショックのようなダイバーが使う時計ぐらいです。※一部そういうスマホはあります。

iPhoneの場合フレームの側に沿って「防水テープ」が貼っていて浸入を防いでいます、そのシールは一度水に触れると水分を含み極端に劣化していきます、またスピーカーやマイク等のメッシュ部分にも撥水の措置がされている事、機密性を一定に保つ事で浸水を防ぐというものです。では過去に落として割れている場合や、フレームに歪みがある場合はどうでしょうか?ある程度シールが頑張っていますが、伸びきったシールは効果を発揮できずに浸水を許してしまいます。つまり内部部品には「防水」のような機能はないという事です。

修理した事がある端末は?

修理に出す事でシールはなくなります、また新しく張り直しても割れるほどの衝撃による凹みや歪みにより新品と同様というわけにはいきません。修理した=防水機能はなくなるという事です。

水中に落としていないのに水没と診断された。

「水没」とは水に落ちた、水がかかったという事だけではありません。夏場にポケットの中に入れていたレシートやお札等が湿っていたという経験はありませんか?お風呂の天井にシャワーもかかっていないのに濡れていませんか?これの正体は「湿気と結露」です、湿度が高いと身体もベタベタしますよね。iPhone内部の温度は外気温よりも高くなります、またポケットのような空気が流れていない場所では、そこに湿気が加わると内部で結露が発生し水没するという事です。

スマホの使用環境や保管環境

基本的に通気性の良い場所となり、湿度の高い空間や場所での保管はNGです。また本体に水没の症状が出ていなくても内部には湿気を感知し変色するシールがあります、その色が変わっていると水没と診断されます。

水没したら?

挙動が怪しいと思ったら心当たりを探ってみて下さい。水没かもと思ったら早急に処置をオススメします、水没のダメージが直る事はありませんので放置はオススメしません。これから雨が多い季節、夏へと変わっていきます。スマホが使えなくなった時に備えて、バックアップや修理のお店をチェックしておく事で慌てないという準備がユーザーの安心に繋がります。是非お近くのスマホスピタルにご相談ください。

 

 

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