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iPhone水没修理について

iPhoneSE(第2世代)の耐水性能に関して | スマホスピタル

2020年に登場したiPhoneSE(第2世代)ですが、見た目はiPhone8とほぼ同様ですが、それぞれの性能がアップし、より使いやすくなっております。
更にホームボタンの復活により、ホームボタンの使用に慣れていた方にも人気になりそうなシリーズです。

今回はそんなiPhoneSE(第2世代)の耐水性能に関してご説明いたします。

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これから本格的な夏が到来します。

海やプールなど、夏になれば水にかかわる機会が増えてきます。そのような機会に水没しないように心がけるのは勿論ですが、自分のiPhoneがどれぐらいの耐水機能を備えているのかを知っておくことも重要です。

・iPhoneSE(第2世代)の耐水性能について

防水・防塵のレベルを表す数値があります。
この企画はIEC規約という国際規約に基づいての基準になります。

iPhone SE(第2世代)の防水防塵のレベルは(IP67)です。

最初の数字の「6」は防塵レベルを表しており、「6」の場合は最高レベルの(全て)に該当します。

次の数字「7」が防水レベルを表しており、「7」の場合は(水圧が一定の状態で30分水に浸かっても影響なし)というレベルに属しています。

一見、水に浸けても大丈夫なような書き方になっておりますが、使用劣化によっても変わってきます。

使用年月が過ぎていくと、画面と本体の隙間を埋めるための耐水シールが弱くなってくるので、隙間が出来るようになります。

隙間ができると、そこから水が浸水してしまう恐れがあり水没する可能性がございます。

実際に修理店として、iPhoneの水没案件を扱ってみると、ほとんどが水に浸けた、或いは水に浸かってしまったかのどちらかが多いです。

ですので、身近なところではお風呂での使用などは危険です。

水がかかる程度なら大丈夫な場合も多いですが、お風呂の中は湿度も高く水蒸気が待っている状態です。入浴中に浴槽に落としてしまう恐れもございます。

浴槽に落とした場合、ほとんどのiPhoneが危険な状態になります。

あくまで耐水といった機能なので、防水とは異なります。

・水没してしまったら?

では、実際に水没してしまった場合はどのように対処すればいいのでしょう?対処方法についてもご紹介させて頂きます。

まずは電源が切れる状態であれば必ず電源をお切りください。

電源が入っていなければいくら中身が濡れても本来なら問題ございません。

ほとんどの場合が濡れた後に通電して、それによる過熱によって、ショートしたりして故障します。

ショートした箇所が交換できるパーツであれば助かる可能性もございますが、交換できない基板自体になった場合はデータを取り出せない可能性があります。

電源を切った後は最低でも2~3日は水が端末内に残るので完全乾燥後に電源をつける必要があります。

当店では、そのような日にちのかかる乾燥作業の短縮やパーツ交換を試すことが可能ですので、水没した場合はご相談ください。

端末の電源がつかなくてご連絡できない場合もそのままご来店頂ければ対応可能です。

2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。

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