iPhone水没修理について
防水スマホも水没する? どのくらいなら大丈夫? | スマホスピタル
スマホは毎年多くの新機種が発売され続けています。
現在では、防水性能をもったスマホがスタンダードになっており、
多くのメーカーが高い防水・防塵性能を掲げて新機種を売り出しています。
しかし、この防水性を過信するあまり水没して故障してしまったというご相談は後を絶ちません。
スマホの防水性能について
スマホの防水性能は「IPX」という保護等級で記載されることがほとんどです。
IPXは0から8までの段階があり、基本的には数字が大きいほど防水性が高いことを示します。
各メーカーの最新機種の仕様のページによると
iPhone XS → IPX8
Xperia 1 → IPX5 / IPX8
Galaxy S10 → IPX5 / IPX8
となっています。
※IPX5 と IPX8 が併記されているのは、IPX5が噴流水に対する防水性を示すのに対して
IPX8は水没状態での防水性を示すものであり、想定する状況が異なる性能のためです。
基本的には大手メーカーは最高の防水性を示す IPX8 のスマホを開発しています。
IPX8 も 完全防水ではない
防水スマホで勘違いしがちな点として、現在表示できる最高の防水性能であるIPX8も
完全防水ではなく、条件が変われば水没してしまう可能性は大いにあるということです。
防水性能を確認するための試験は、基本的に常温の水道水などの真水で行われます。
つまり、不純物が混入した水での試験は行われていないこととなります。
そのため、塩分を多く含む海水やプールの水、お風呂場での浴槽のお湯などに対しては
その防水性能が十分に発揮されない可能性があるのです。
また、スマホメーカー各社のページをご覧いただくと、
防水性能は永続するものではなく、使用とともに劣化し性能が落ちると記載されています。
いつまでも購入当時の防水性があるわけではないというところも落とし穴のひとつです。
スマホを水没させないためには
一度水没してしまったスマホは、内部のパーツや電子回路が焼損し故障する可能性が高いです。
起動すらできず全く使えなくなるような症状になることも珍しくありません。
防水スマホとはいっても、すべての水から保護できるものでないことを忘れず、
大雨の日や、お風呂場、海水浴といった水に触れる可能性が高い場所には
できる限りスマホをもっていかないようにすることが一番の対策です。
どうしても持っていく必要がある場合は、防水ケースを使うなどして
本体に直接水が触れてしまう危険を少しでも減らしましょう。
また、事前に必ずバックアップを行い、万が一の際にも
大切なデータを守ることが出来るようにしておくことも大切です。
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