iPhoneの画面のシミは実は水没の可能性が…？ | スマホスピタル

「iPhoneの液晶画面にシミが出来てしまって・・・。」とお持ち込みがありました。

iPhone画面のシミには要注意！

シミといっても、お持ち込みいただいた際に見させていただくのですが、画面にシミの原因はいろいろあります。まず一番多いのが「黒いシミ」です。色鮮やかに見える液晶画面ですが、液晶内部には液体があります。俗にいう「液漏れ」という現象ですが、液晶画面が割れてしまうことによって液体が漏れ出してしまい黒いシミとなる、というもの。

オレンジ色の〇で囲った、黒い部分です。表面のガラスが割れてしまうなどの衝撃によって起こってしまう可能性があります。

また、稀にガラスは割れず、液晶画面のみが割れてしまいシミとなって表れることも。

操作可能なこともあれば、タッチセンサー自体も故障してしまっていることがあります。

起こってしまった場合は無理に使用せず、バックアップを取って修理店へのお持ち込みをお勧めしております。

次に「黄色っぽいシミ」です。これは経年劣化などによって液晶が焼けてしまい、黄色っぽく見えることです。

どこか一部にというわけではなく、液晶の縁に黄色い枠のような色焼けが見えると液晶焼けが起こっている状態です。

長く使っていると避けられない為、使用年数が比較的多い、iPhone5シリーズでお持ち込みされることが多いです。

こちらも気になるということであれば、画面交換をすることで綺麗になります！

ほんのり色が変わる「水シミ」あと、よくあるのは水が内部に入ったことによっておこる「水シミ」です。

水没してしまっている端末で、液晶画面が映っていても一部が光っているなどの症状がみられることをいいます。

水没と聞くと、みなさん水の中にぼちゃんと入ってしまったことを想像しますが、実はそれだけはありません。

湿気の多い場所や、濡れた手で触っていて運悪く水が入り込んでしまうこともあるんです。

特にわかりやすい事例はこういった映り方になります。左側と比べて、右側が白っぽいというか、明るいというか・・・。

液体が入ったのかな？と思う見た目をしています。このような光り方は、高確率で水が浸入している可能性が。

水の中に落ちたことはない、との事でしたが、開けてみると・・・。

びちゃびちゃでしたね・・・お風呂に防水ケースに入れて持ち込んだりということはあったようなので、怪しいのはそこになります。

しっかり防水ケースに入れていても、空気がある以上、湿気はどうしても内部にも出来てしまいます。

また、防水ケースに穴が開いていて、気が付いたら水が入り込んでいた…というケースも。

これが結構陥りやすい点でして、怖いところが、「ケースに入れてるから大丈夫」という気持ちになってしまいやすいというところ。

実際には湿気によっても内部に水が出来てしまって、水没してしまう恐れもある為、精密機器にとって水は大敵！ということを日常生活で使用していくうえで、しっかりと覚えておいてもらえればと思います。シミが出来た際は画面交換で！

液晶漏れによるシミ、液晶やけによるシミ、水没によるシミ・・・。いずれも画面交換で改善される可能性はあります！しかし、注意するべき点としてはやはり水による水シミ！これに関しては画面交換で画面が綺麗になったとしても、水の付着による影響がのちのち不具合として出てきてしまう可能性があります。

これは本体の使用に影響が出てしまう可能性もある為、水シミが原因であった場合、バックアップはこまめに取りつつ、何かあった時のために備えておきつつ使用していく形になります。

ただ、画面交換で綺麗に使える様になる可能性はあるので、操作が出来ない場合や、バックアップが取れていない！

とお困りの際は、データはそのままで操作可能な状態になる可能性がございますので、ご希望の際はお気軽にご相談くださいませ。