iPhone水没修理について
iPhone 11は海水に浸かっても大丈夫?耐水性能や水没時の対処法を徹底解説! | スマホスピタル
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iPhone 11シリーズの耐水性能はどれくらい?
2020年9月現在、歴代のiPhoneシリーズの中で最強の耐水性能を持つとされているのが「iPhone 11」シリーズです。
iPhone 11シリーズの耐水性能は「IEC規格60529にもとづくIP68等級」に相当し、iPhone 11が最大水深2mで最大30分間、iPhone 11 Pro/Pro MAXは何と最大水深4mで最大30分間も耐えられます。
iPhone 7~Xの耐水性能がIP67相当で、水深1mで最大30分間耐えられる性能であることからも、iPhone 11シリーズの方が大きく優れていることが分かります。
水辺のレジャーや日常生活で軽く水がかかった程度であれば、水没する可能性は低く、安心して使用できますね。
iPhone 11は海水にも耐えられる?理由について
iPhone 11シリーズはiPhone至上最強クラスの耐水性能を備えていますが、海水など真水以外の水分にも耐えられるのでしょうか?
結論から言えば、ある程度耐えることは可能ですが、海やプールでの使用はおすすめできません。
お風呂や洗い物などの生活防水であれば真水の浸水で済みますが、海水やプールなどは塩や塩素などの成分がこびりつく恐れがあるためです。
また、耐水性能は使用し続けていると経年劣化によって性能が低下します。
とくに、長く使っているものや傷・ヒビ・破損があるものは防水性能が大きく落ちており、水没するリスクが高くなっている状態です。
海やプールなどで使用する際には、耐水性能があるから大丈夫だと判断せず、防水ケースに入れて持ち歩くようにしてください。
精密機械が海水に弱い理由と想定されるリスクとは
精密機械は海水に特に弱く、海水で水没したことが原因でさまざまな故障を引き起こすリスクがあります。
iPhoneも同様で、海水やプールの水によって故障してしまい、慌てて修理店に持ち込まれるケースも少なくありません。
ここでは、なぜ精密機械が海水に弱いのか、その理由と想定されるリスクについて見ていきましょう。
ショートの原因になる
iPhoneが海水で濡れたまま使用したり充電したりすると、通電時にショートを引き起こす可能性があります。
ショートによって焦げ付いてしまったパーツは交換修理が必要になるほか、場合によっては基盤が損傷して修理ができなくなってしまうことも。
海水は、真水と比べて塩分などが含まれることから電気を通しやすく、真水で濡れた時よりもショートを引き起こすリスクが高くなります。
また、ショートの際に発火・爆発するリスクもあるため、海水で濡れたものを使用するのは非常に危険です。
ショートを引き起こさないようにするためにも、海水などで濡らさないための対策を講じることが重要になります。
海水によって錆や腐食が発生する
海水で濡れた際に想定されるリスクは、ショートだけではありません。
ショートを起こさずに済んだものであっても、そのまま乾かしてしまうと海水に含まれる塩分などがこびりつき、金属に錆や腐食が発生します。
例えば、iPhoneの内部にまで海水が入り込んでパーツが腐食すると、交換修理を行わなければ使用が困難になることもあります。
それが基盤であれば、大切なデータを失ってしまう恐れも。
水没した際、慌てて乾かそうとすることがありますが、海水などの場合は逆効果です。
海水などで水没した際の対処法は次項で紹介していますので、もしもの時に備えぜひ覚えておいてください。
iPhoneが海水で水没してしまった時の応急処置方法
iPhoneが海水で水没してしまったとき、どのような応急処置を行うべきなのでしょうか?
応急処置は、iPhoneが海水で水没したときと真水で水没したときとで対処法が異なります。
ここでは、とくにiPhoneが海水で水没した際に被害を最小限に抑えるための応急処置方法について、ご紹介します。
海水だけでなく、ジュースやコーヒーなど飲み物で水没した際にも役立ちますので、参考にしてみてください。
まずはとにかく真水で洗う!
海水で水没した際に、もっとも恐ろしいのが成分のこびりつきによる錆や腐食です。
一度腐食してしまうと元に戻ることはありませんので、最悪の場合本体ごと買い替えなければならなくなることもあります。
海水で水没した際は、成分の付着をできるだけ抑えるために、水道水などの真水で洗い流しましょう。
水没の症状が余計にひどくなってしまうのでは?と思われるかもしれませんが、成分の付着に比べれば故障の重症度が軽減できます。
とにかく乾かそうとして症状を悪化させないためにも、海水で水没したら真水で洗い流し、可能であれば乾燥する前に修理店に持ち込みましょう。
電源を落として絶対に充電しない
海水だけでなく、水没した際はとにかく通電が大敵です。
ショートを起こしてしまうと修理不能となるケースが多いため、電源を落として充電は行わないようにしてください。
iPhoneがショートしてしまうだけでなく、場合によっては持っている人が感電してしまうリスクもあります。
海水で水没したらすぐに電源を落として充電器を外し、付属品の損傷を避けるためにも、SIMカードやイヤホンなどもすべて取り外しておきましょう。
素早く修理店へ持ち込んで復旧修理を依頼する
iPhoneの水没故障は過失による故障に該当するため、Apple Care+に加入していなければ保証修理を受けることができません。
そのような場合には、街の修理店に急いで持ち込み、基盤洗浄などの処置をなるべく早く受けるようにしてください。
水没故障の復旧作業は時間との戦いになるため、とくに真水以外の水分で水没したときには、一刻も早く修理に出す必要があります。
水没故障は時間との戦い!すぐに修理店にご相談を!
iPhoneの水没故障は、時間との戦いです。
とくに海水で水没してしまった場合、乾燥して成分がこびりつくまえに洗浄しなければ、内部パーツが腐食してしまいます。
水没による故障は、自然に直ることはありません。
一時的に使えるようになったとしても、時間が経つにつれて不具合が目立つようになり、気付けば電源すら入らなくなるということも。
一度でも水没によって電源が落ちるなどの症状があった場合には、すぐに修理店に相談しましょう。
スマホスピタルならiPhoneの水没復旧も即日対応
スマホスピタルでは、iPhoneの水没復旧修理を大好評受付中です!
iPhoneを海やプールに落としてしまった、電源が入らなくなったなどの時は、ぜひご相談ください。
iPhone修理のプロがしっかりと症状を診断の上、パーツを丁寧に洗浄し水没復旧を行います。
バックアップが取れていない場合でも、可能な限り中のデータを取り出せるよう対応いたします。
グループ全国80店舗以上、延べ修理件数100万件以上の確かな技術で、旧型のモデルから最新モデルまで、様々なiPhone修理が可能。
iPhoneの水没による異常や故障でお困りの際は、ぜひスマホスピタルまでお気軽にお問い合わせください。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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