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iPhone水没修理について

洗剤に落としてしまい、危ないからと洗ってしまった!?防水と浸水の違いについて | スマホスピタル

昨今ではiPhoneの役割というのは、携帯できる電話機というよりは、電話機能も搭載された小さなパソコンと言えるほどに進化を遂げました。そんなiPhoneですが、最近では水に耐えるような設計の物も多数出てきており。その便利さと、簡単に情報を集められる手軽さから手放せなくなってしまいます。ついついお風呂でのんびり使ってしまったり、水場の近くで音楽を流しながら作業をしたりしてしまいがちですよね。ですが、水に耐える造りであるとしても、精密機器であることには変わりありません。一度内部の基板が水に触れてしまっては、そこから浸食が始まってしまい、故障となってしまいます。iPhoneの耐水規格は「IP」という等級が振り分けられています。今回は防水と耐水との違いや、「IP」について話していきます。

耐水と防水は別物?!

耐水とは水に対して変形、変質、破損などの影響が無いことを意味します。

防水とは、物に対して外部より水が入り込まないように加工、処理を施している事を意味します。

この事からもわかるように、iPhoneは水の力で変形等はしないものの、内部への水の浸食を完全に止める事はできないのです。実は、フレームとフロントパネルの間に剥がれにくい強力な防水テープが貼られていて、粘着性が非常に強いのが特徴なのですが、iPhoneのフレームが少しでも変形すると、接合部の防水テープが剥がれてしまい、その隙間から水が浸入することで水没故障となってしまう可能性があります

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水に落としても使えるじゃん!と放置しているとこんな事になっていることも….

防塵・防水等級「IP」の数字の意味とは?

世の中には「IP」という規格があり【Ingress=侵入・Protection=保護】の略となります。実はiPhoneにもこの等級が振り分けられており、この数字が大きい程防塵・防水性能に優れているという事になります。iPhone7からiPhoneXRまでが「IP67」、iPhoneXsから最新のiPhone12Promaxまでが「IP68」となります。。「IP○○」というこの数字、実は左の数字は防塵のレベル、右が防水のレベルを表しているのです。この等級を割り振るにあたって製品の耐久テストをするのですが、「IP68」ともなると一番高い等級になるのです! 常温の水道水を決められた圧力・角度で噴射をして、使用に問題がなければその等級へ認定となります。ですが、そんなiPhoneでも水没が起きてしまっているのが事実です。これはメーカー側が新品の端末を用いて実験した物なので、それを過信して水の中へ….なんてことは辞めておきましょう。

まとめ

最近では防水と記載された製品が多くなってきましたが、精密機器は変わらず水には弱いので、水場の近くには置かないようにしましょう。今回は防水と耐水について、また最近はよく目にする「IP」について細かく書いてみました。水に濡れて不具合を少しでも感じたらお早めの水没修理をオススメ致します。スマホスピタルでは水没したiPhoneの復旧も行っておりますので、お困りでしたらお気軽にご相談ください!

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