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スマホの画面が真っ暗・映らない原因は?修理費用やデータ移行の方法 | スマホスピタル
「急にスマホの画面が真っ暗になり、何をしても映らない…」とお困りではありませんか?
スマホの画面が映らないとタッチ操作不能になるのはもちろん、買い替えるにもデータ移行ができないため実質的にLINE等の生活必需アプリが使えなくなります。厄介な状態だけに出来れば修理したい。
結論から申し上げますと、余程甚大なダメージが入っていない限りは基本的に修理可能です。
本記事では、スマホの画面が映らない原因をはじめ、画面操作ができないスマホのデータ移行方法、修理にかかる値段について解説していきたいと思います。
Contents
スマホの画面が映らない原因は?
スマホの画面が映らない主な原因は次のとおりです。
- 落下・衝撃による故障
- 水没・水濡れによる故障
- バッテリー劣化
- バックライトの故障
落下・衝撃による故障
スマホを落としたり、本体が変形するような強い衝撃を与えると、液晶や基板が破損して画面が映らなくなることがあります。
画面破損の場合、赤・青・緑の線が入ったり、液晶漏れで部分的に真っ黒になるケースが良く見られます。ダメージの入り方で現れる症状は異なり、完全に暗転した状態になることもあります。
また大きな外傷が見られなくても、基板と画面を繋ぐ配線が断線していたり、基板破損によって画面表示機能が失われている等、落下・衝撃によって引き起る故障は複数あります。
水没・水濡れによる故障
水没・水濡れはスマホに様々な故障を招く原因であり、画面が映らなくなる症状も例外ではありません。
スマホ内部に浸水するとパーツの腐食が起こりやすく、最悪の場合は水滴と電気によって基板がショートすることもあります。
ちなみに「浴槽に落とす」等の分かりやすい水没以外にも、「雨中」や「湿度の高い浴室」での端末使用でスマホが水没状態になることもあります。実際に「長時間お風呂で使う事が多い」というお客様の端末には水没反応やパーツの腐食がよく見受けられます。
バッテリー劣化
バッテリー劣化をはじめ、電源周りに問題が起きると電源が入らない状態に陥ることがあります。
例えば、本来ケーブル接続で充電マークが画面に表示されますが、完全に劣化したバッテリーだとそういった表示が出ないこともあります。その他、バッテリーは正常でもコネクターが故障しており、バッテリーに充電されないといったケースもあります。
いずれにしても、電源が入らない状態なのであれば、何をしても画面が真っ暗なままとなります。
バックライトの故障
液晶ディスプレイのスマホに限った話ですが、バックライトが故障すると画面が真っ暗に感じるようになります。
画面の明るさ調整を最低にするとかなり暗くなるかと思いますが、実はこの状態でもバックライトは点灯しています。バックライト機能を失ったスマホは液晶が暗過ぎて何も確認できないほどです。
ちなみに昨今のスマホは有機ELディスプレイに変わっており、液晶ディスプレイは旧式スマホ(iPhoneなら8以前)に多い傾向があります。
画面が映らないスマホは修理できる?
画面が映らなくなったスマホも基本的には修理可能です。ただし、故障状態によって修理内容や費用・時間が異なります。具体的に次のように分類することができます。
- 電源が入る・音が鳴る
- 電源が入らない
- スマホが大破している
電源が入る・音が鳴る
「ケーブル接続で音が鳴る」「バイブレーションが働く」といった場合は、画面は映らずとも通電していることを意味しており、ディスプレイ故障の可能性が考えられます。
画面修理はスマホ修理の中でもポピュラーなものであり、スマホスピタルでも多数の修理実績があることから、ほとんどの場合は直ると考えて問題ないかと思います。
電源が入らない
電源が入らない場合は「バッテリー」「コネクター」「基板」のいずれかが故障している可能性が考えられます。
バッテリー交換については、修理料金も安価です。ただし、基板修理だった場合は技術的に最も難しい部類に入るため、どうしても料金や時間が掛かります。
とはいえ、買い替えよりは安く済むことはもちろん、故障原因はスマホを分解して初めてわかるため、まずは修理店に点検依頼をすることをおすすめします。
スマホが大破している
車に轢かれた等、スマホが大破しているような場合は修理できないこともあります。
例えば、水没が原因で故障した場合、基板の原型があるため修理できる可能性があります。一方でショートで基板が焼け焦げていたり、記録媒体が破損した場合は写真等のデータ復旧も極めて難しくなります。
スマホの画面が映らない場合のデータ移行方法は?
画面が映らなければタッチ操作もできないため、スマホ単体ではバックアップが取れなくなります。そういった場合のデータ移行については、次のような方法があります。
- 過去のバックアップを使用する
- パソコンでデータをコピーする
- キャリアでデータ復旧を行う
- スマホ修理店でデータ復旧を行う
過去のバックアップを使用する
過去にバックアップを取ったことがある場合、最新の状態ではないものの一部のデータは復旧できます。
バックアップデータの保存先は、iCloudやGoogleドライブといったクラウド、またはパソコンに保存されているかと思いますので、バックアップデータの有無を確認すると良いでしょう。
パソコンでデータをコピーする
一部のスマホは、パソコンでスマホ内のストレージにアクセスし、データをコピーすることもできます。
ただし、セキュリティが強固なiPhoneについては、PC接続時に必ずiPhone側でも画面操作を求められます。ストレージへのアクセスはもちろん、パソコンにバックアップを取ることもできません。
Androidについても、基本的にはPC接続時に「充電モード」から「データ転送モード」への変更を画面操作で行う必要があります。ただし、画面操作不要でデータ抽出を行うPCソフト(有料)などもあることから復旧自体は不可能ではありません。
ちなみにSDカードに保存されているデータについては、SDカードが壊れていない限りは簡単にデータを取り出すことができます。SDカードをスマホ本体から抜き、パソコンでSDカードにアクセスしましょう。
キャリアでデータ復旧を行う
au・ドコモ・ソフトバンクでは、データ復旧サービスを提供しています。
電源が入らないスマホからデータを取り出すサービスであり、連絡先・写真・動画・メール等の一部データがその対象となっています。
データ復旧に掛かる期間は約1〜2週間。料金については加入プランによって変わりますが、1,100円〜8,800円(税込)。なお、預けたスマホが破棄になったり、同じスマホをもう一台用意する必要がある等、決して修理サービスではないことに注意してください。
詳細については、各キャリアのサポートページをご覧ください。
au:データ復旧サポート
docomo:ケータイデータ復旧サービス
SoftBank:メモリーデータ復旧サポート
スマホ修理店でデータ復旧を行う
スマホ修理店でデータ復旧を行うこともできます。
スマホ修理店でのデータ復旧は多くの場合、“データを取り出す”のではなく、“スマホを修理してデータにアクセスできる状態にする”というニュアンスになります。
キャリアでのデータ復旧と異なり、「修理」での対応となるため、その後もスマホを使用することができます。
画面が映らないスマホの修理料金は?
ここでは画面の映らないスマホの修理料金の参考価格として、よくある修理である「画面修理」にかかる料金を紹介していきます。
なお、ここで紹介するのはiPhone、Google Pixelの修理料金となります。各種Androidデバイスについては、様々なメーカーのスマホがあるため、ご自身のAndroidデバイスの修理料金が気になる方は、お近くのスマホスピタル店舗にお問い合わせください。
iPhoneの画面修理料金
モデル | Apple
(AppleCare+あり) |
Apple
(AppleCare+なし) |
スマホスピタル |
iPhone 14 | 3,700円 | 42,800円 | 28,300円〜 |
iPhone 13 | 16,300円〜 | ||
iPhone 12 | 10,980円〜 | ||
iPhone 11 | 28,800 円 | 6,680円〜 | |
iPhone X | 42,800 円 | 6,080円〜 | |
iPhone SE (第2世代) | 19,400 円 | 3,480円〜 | |
iPhone 8 | 21,800 円 | 3,480円〜 | |
iPhone 7 | 2,780円〜 |
※税込価格
※Apple/スマホスピタル 新宿アルタ店(2024年5月22日時点)
iPhoneの画面修理費用は、2,780円〜42,800円(税込)です。
AppleCare+に加入している場合、各モデル一律3,700円で修理可能。ただし、電源が入らないような状態の場合は別の修理メニューとなり、最大114,800円(税込)かかる点に注意してください。配送修理には5〜10日間かかり、修理期間中の代替機提供も特に無いため、その点についても注意しましょう。
AppleCare+に未加入の方、即日で修理を済ませたい方は、スマホスピタルでの修理がおすすめです。
Google Pixelの画面修理料金
モデル | iCracked | スマホスピタル |
Google Pixel 7a | 22,880円 | 27,000円 |
Google Pixel 7 Pro | 41,580円 | 39,200円 |
Google Pixel 7 | 26,180円 | 27,800円 |
Google Pixel 6a | 22,880円 | 25,800円 |
Google Pixel 6 Pro | 44,880円 | 49,800円 |
Google Pixel 6 | 27,280円 | 21,900円 |
Google Pixel 5a (5G) | 22,880円 | 18,400円 |
Google Pixel 5 | 33,880円 | 32,800円 |
Google Pixel 4a (5G) | 22,880円 | 26,800円 |
Google Pixel 4a | 22,880円 | 26,800円 |
Google Pixel 4 XL | 45,980円 | 24,800円 |
Google Pixel 4 | 43,780円 | 16,600円 |
Google Pixel 3a XL | 19,580円 | 19,500円 |
Google Pixel 3a | 18,480円 | 17,600円 |
Google Pixel 3 XL | 47,080円 | 23,600円 |
Google Pixel 3 | 44,880円 | 22,600円 |
※税込価格
※iCracked/スマホスピタル 新宿アルタ店(2024年5月22日時点)
Google Pixelの画面修理にかかる費用は、17,600円〜49,800円です。
モデル毎にショップの修理費用は異なりますので、ご自身の使用されているモデルに合わせて最適なショップを選びましょう。
なお、ここではiCracked(正規サービスプロバイダ)とスマホスピタルの料金を比較しておりますが、Googleの公式修理サービスの料金が気になる方もいるかと思います。
Google公式修理サービスの具体的な修理代に関しては一般公開されておらず、デバイス毎に付与されたIMEI番号を用いて各自問い合わせを行う必要があります。手続き方法の詳細については「Pixel スマートフォンの修理 – Google Pixel ヘルプ」の「修理の依頼を開始する」をご覧ください。
画面の映らないスマホの修理は『スマホスピタル』にお任せください!
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スマホスピタルは150万台以上の修理実績を持つ修理業者です。
どこに修理を依頼して良いのか分からない方は、お近くのスマホスピタルにご相談ください。
※修理実績はiPhone・スマホ・ゲーム機の数値
データは基本的にそのまま、修理に関しても最短即日で修理が可能です。ご予約不要で飛び込みのご来店でも無料相談・お見積りを承っております。ぜひお気軽にご相談ください。
2014年より、日本PCサービス株式会社にて、年間700件以上のパソコン・スマホ・タブレット修理およびお困りごと解決を行うフィールドエンジニアとして活躍した後、IT人材の育成や事業責任者として業界に従事。2021年11月、同社取締役に就任。
同年12月よりスマホ・iPhone修理のスマホスピタルを運営する株式会社スマホスピタル 取締役として、全国のスマホ修理事業を統括。
2023年5月、特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事に就任。リテラシー格差、使い方やトラブル時の正しい対処法など、スマホの正しい知識の普及のためスマートフォン整備士検定の構築に携わるなど、スマホ・パソコンをはじめIT関連業界に10年以上従事。
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