Nintendo Switch
充電しても溜まっていかないSwitchが充電切れで動かなくなった・・・修理してデータそのまま復活! | スマホスピタル
今回は動かなくなってしまったSwitchの修理事例をご紹介していきます!
修理依頼のあったSwitchは、ある日突然、充電器に挿しても充電されなくなってしまったそうです。
そのまま充電できるように戻ることなく充電切れになり、全然動かなくなってしまったという事で当店まで修理のご依頼をくださいました!
Switchの充電不良系の故障だと、故障原因として考えられる箇所がいくつか候補があります。
充電器を差し込む部分のType-Cのコネクターであったり、内部基板だったりが原因です。
Type-Cコネクターの部分が原因であれば、コネクターがグラグラと動いたり、端子が変形していたりするのですぐに確認できるのですが、内部基板に関してはSwitch本体を分解して詳しく点検してみないと診断が出来ません。
今回のswitchは充電コネクターの部分は大丈夫そうでしたので、内部基板の故障を調べるためにそのまま端末をお預かりして修理を進めさせて頂きました!
まず分解して基板を取り出しました。
充電IC等を点検していきましたが特に異常が見つからず。
充電残量のある別のバッテリーを接続したところ、普通に起動していました。
ただ、通常と違ったのは充電器を挿した時に本体では認識はされていてカミナリの充電マークは表示されるのですが、電流が一切流れておらず充電残量が増えていかないというところでした。
症状を実際に確認して、改めて故障の原因を探したところ、今回の故障の原因を特定できました。
壊れていたのはこのインダクターコイルという部品です。
一見普通に見えていましたが、持ち上げてみると本来はんだで固定されているはずのインダクターコイルが簡単に持ち上がります。
おそらく経年劣化も相まって、落下の衝撃などで剥離を起こしていたのだと思われます。
問題のあったインダクターコイルは新しい部品に交換していきました。
その後、部品を組み上げて動作テストをしていきました!
まずこちら。
お預かりした時には充電器を挿しても何も反応しませんでしたが、充電ランプが点灯してます。
しばらく充電したところ、無事に起動が確認できました!
充電残量もしっかり溜まっていっているので、これで問題ありません。
お客さまに完了をご連絡して後にお引き取りとなりました。
今回は充電関係の修理でした。
いままでたくさんのSwitchを修理してきましたがインダクターコイルのクラックが原因で壊れてしまっている方は意外と少なくないです。
Switchが充電出来ないという症状は様々な故障原因がありますが、しっかりと調査したうえで修理を進めていきますのでSwitchの故障については当店までご相談くださいませ。
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