ゲーム機修理
SwitchやSwitch Liteの不調が、メンテナンスで改善する!? | スマホスピタル
SwitchやSwitch Liteが人気!修理でも人気!?
今年2020年は、
ゲーム機であるNintendo SwitchやSwitch Liteが
爆発的な売り上げを記録しています。
特に、春~夏にかけて
新型コロナウィルス拡大に伴う
外出自粛が強く要請されていた時期などに、
多くの方がSwitch・SwitchLiteを購入されたようです。
そして、買ったはいいもののSwitchを使わずに眠らせていたという方でも、
「どうぶつの森」や「マリオ」関連など
人気シリーズの相次ぐリリースをきっかけに、
久々に引っ張り出してみたなんてケースも
よくお聞きします。
そんな多くの方が遊んでおられるSwitchやSwitchliteですが、
実は比較的故障しやすい・不具合が起きやすい傾向にあるんです。
そのため、スマホスピタルでお受けしている
各種ゲーム機の修理ご依頼の中でも、
SwitchとSwitch Liteの修理ご依頼が
ご依頼数No.1とNo.2を占めているんです!
部品交換などの修理もできるけど…メンテナンスも可能です!
そんな故障しやすいSwitchとSwitch Liteですが、
故障した部品を交換することで症状が改善するケースが
ほとんどです。
割れて表示がおかしくなった液晶を交換したり、
動きがおかしくなった内部冷却ファンを交換したり、
うまく動かなくなってしまったジョイコンのスティックを交換したりと、
様々な部品交換を行なうことができます。
しかし、お持ちいただくSwitchやSwitch Liteの中には、
部品交換ではない作業により、
不具合や症状が改善するケースも存在します。
スマホスピタルでは、部品交換を伴わない作業については、
基本的に「メンテナンス」として取り扱っております。
その内容は多岐にわたりますが、
今回はメンテナンスに当たる事例を
いくつかご紹介しましょう。
内部の清掃
SwitchもSwitch Liteも、
内部で発生した熱を外部へ逃がすための排熱機構が存在します。
しかし、排熱機構ということは、
内部へ通じる穴が開いているということでもありますので、
どうしても本体内部にホコリなどが入りやすい構造になっている
ということもできます。
そして、内部に蓄積されたホコリなどが
悪さを働くケースも少なくありません。
こういったホコリ類で影響を受けやすいものの一つが、
それこそ上でご紹介した「排熱関連の機構」でしょう。
特に、冷却ファンにホコリが付着して、
うまく回らなくなってしまう事例が多いんです。
冷却ファンが正常に回らなくなったり、
排熱関連の動作が正常に働かなくなったりすると、
本体に熱が溜まりやすくなってしまいます。
その結果、ちょっとゲームをしただけで
「高温注意」と表示されて、
ゲームが中断されやすくなってしまいます。
内部に侵入したホコリが悪さをしているのなら、
そのホコリを清掃(クリーニング)してしまうことで
症状の改善が期待できますよね?
先日持ち込まれたSwitchを例にご紹介しましょう。
ゲームを少しプレイしただけで、
「高温注意」と出てしまう症状が発生していました。
早速、本体を分解してみると…
ご覧の通り、かなり多くのホコリがついてしまっていますね。
本体側はもちろん、
バックパネルの裏側にもホコリがしっかり付着してしまっています。
中央やや上に見える丸い部品が、内蔵の冷却ファンです。
この冷却ファンにも、ホコリがびっしりついてしまっていますね。
このまま分解を進め、
内部に詰まっているホコリもきれいに吹き飛ばしてみました。
ご覧の通り、ピッカピカです。
この状態で組み立てて起動させたところ、
なんと冷却ファンが正常に回転しました!
しばらく様子を見ても、
「高温注意」の表示は出なさそうです。
このSwitchは、
部品の交換をしなくても、
内部清掃により不具合が改善されたのです。
ご紹介したSwitchのように、
内部に入り込んだホコリなどのせいで動作がおかしくなっている場合は、
部品が故障してしまう前に清掃することで、
症状の緩和が期待できます。
しかし、特に冷却ファンについたホコリを放置してしまうと、
ファン部品に負担をかけ続けることになり、
最終的にファン部品が故障してしまうこともあります。
その時は、清掃だけでは症状が改善せず、
冷却ファン部品の交換修理が必要になってしまいます。
メンテナンスで済む内に、
早めに手を打ってしまう方がいいでしょう。
組み立て直し
SwitchのセットになっているJoy-con(ジョイコン)は、
ゲーム操作のために使用頻度が高く、
特に故障しやすいものです。
その中でもとりわけ、アナログスティックは
任天堂の社長がお詫びのコメントを述べるほど。
そのためか、
ご自身で交換用スティック部品を購入されて、
部品交換に挑戦される方も少なくありません。
しかし、慣れない修理はトラブルの元。
当店でも、
ご自身でジョイコンなどの修理を試してみられて、
逆に別の問題を引き起こしてしまった
という事例が後を絶ちません。
ご自身で分解・修理を試された時に、
何らかの部品を壊してしまった場合は、
該当する部品の交換修理が必要でしょう。
しかし、ここでも
部品交換ではなくメンテナンスで改善が見られる事例が
存在するのです。
その代表例が「組み立て直し」でしょう。
例えば、以前ご依頼をいただいたのは、
ご自身でスティック部品を交換された、Switchのジョイコンです。
お客様によると、
なんとかスティック部品を交換し終え、
スティック自体はきちんと動くようになったそうなのですが…
よーく見ると、
十字ボタンの「上」と「左」が微妙に陥没していますね。
そして、実際に押してみても、
全く押し心地がなく、
使えなくなってしまっていたのです。
お客様によると、
スティック部品を交換するのに精いっぱいで、
ボタンの陥没までは対処しきれないと判断されたとのこと。
そのため、当店にお持ちくださったそうです。
そういうわけで、一度分解し、
もう一度正確に組み立て直してみました。
くぼんでしまっていたボタンがちゃんと飛び出し、
押し心地や機能も無事復活しました!
ご自身で購入されたパーツ代と、
当店でお支払いいただいたメンテナンス費用を考慮すると、
「最初っからお願いしてた方がよかったですね…」と、
お客様も苦笑されていました。
このジョイコンの事例のように、
自己修理に失敗してしまうと、
逆に出費が高くなってしまう事例も少なくありません。
少しでもご不安に思われた場合は、
自己修理にチャレンジされるのではなく、
スマホスピタルにご相談いただくことをお勧めいたします。
もちろん、ご自身で修理に挑戦されて、
別のトラブルに見舞われてしまった場合も、
お気軽にご相談くださいませ!
結論:部品交換修理するだけが全てではない
今回は2つの例だけに留めましたが、
これ以外にも「メンテナンス」に該当する作業は存在します。
実際にお持ちいただいたSwitchやSwitch Liteを拝見した上で、
メンテナンスなのか何らかの部品交換修理が必要なのかを
チェックすることができます。
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