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水没復旧修理

スマホスピタル大丸札幌

iPhone 13は水没しても普通に使える?修理屋が体験したiPhone 13の耐水性とは

iPhone 13シリーズの水没について詳しく解説!


iPhone 13 Proの耐水性は「IP68等級」とあり、

最大水深6mで30分間は耐えられるとあります。

iPhone 13iPhone 13 ProiPhone 13 Pro MaxiPhone 13 miniと全モデル共通の使用となっています。

また、iPhone 12シリーズも同様の「IP68等級」。

2世代前のiPhone 11シリーズも「IP68等級」と公表されていますが、

耐水性はどの進化しているのか?

実際にiPhone修理屋で働いている感覚と実体験からお話すると、

iPhone 13 Proの耐水性は公式等級を超える耐水性を感じさせます!

耐水性機能が搭載されてから、

iPhoneを水に落としてしまったり、お風呂で使用したりした場合のリスクは軽減されたように感じます。

今回の内容は、あくまでも個人的な実体験と見解で書いているということをご了承ください!

*この記事を書いたのは札幌のiPhone修理店 スマホスピタル大丸札幌店です。

JR札幌駅直結のスマホスピタル大丸札幌店

2015年から北海道札幌市でiPhone修理店として営業。
2016年から札幌市内ではいち早くAndroid、3DSなどのゲーム機修理に取り組む。
累計修理実績はグループ合計150万台以上。

オープン当初から最前線であらゆる修理を経験。iPhone修理キャリア8年の豊富な経験と知識がお客様のお悩みを解決します。

【住所】〒065-0005 北海道札幌市中央区北5条西4丁目7番地 3F KiKiYOCOCHO 大丸札幌店

【TEL】011-213-1153

 

ここをチェック!

 

目次

1.iPhone 13シリーズは本当に水没しないの?

2.実体験が物語るiPhone 13Proの耐水性の凄さ!

3.iPhone 13シリーズは完全防水ではない!お風呂での使用がiPhoneを危機的な状態に追い込む?

4.水没からiPhone 13シリーズを守るためにできることは?

5.iPhone 13シリーズ耐水性と水没まとめ

このページのPOINT

  • iPhone 13 Proは水没しないのか?耐水性とは?
  • 実際にiPhone 13 Proを水没させてしまった体験談から耐水を解説しています。
  • iPhoneを水没から守るためにできることを解説しています。

iPhone 13シリーズは本当に水没しないのか?


今回はiPhone 13シリーズの中でも、iPhone 13Proに焦点を当ててご紹介していきたいと思います!

皆さんが気になるポイントとして、

iPhone 13 Proは水没しないのか?

ということが気になると思います。

公式の性能では、iPhone 13 Proは「最大水深6mで30分間の耐水性能」ですが、

2世代前のiPhone 11Proの耐水性を比較すると最大水深が2mほど向上しています! 

iPhone 12シリーズも同様の「最大水深6mで30分間の耐水性能」

ほぼ同等の耐水性とみて間違いありません。

ちなみに最新機種のiPhone 16シリーズも同様の耐水性能となっています。

ですが、いくら数値化された性能をみても、ピンときませんよね?

動画などで、耐久性をテストするような映像はありますが、

自分のiPhoneを水に沈めてみようと思う方なんてなかなかいません!

そこで、iPhone修理屋として、数々の水没復旧修理を手がけてきた私が、

実際の体験談を交えて、iPhone 13 Proの耐水性について書いていこうと思います!

ここからは私の実体験について書かせていただきます!

実体験が物語るiPhone 13 Proの耐水性の凄さ!


実体験が物語るiPhone 13  Proの耐水性の凄さをご紹介します。

iPhone 13 Proを使用している私は、

あるとんでもないミスを犯してしまいます。

疲れていたのでしょう。

ちょっとお酒を飲みすぎたのが原因かもしれません。

部屋の鍵を開ける際、iPhone 13 Proをうっかり玄関先のポストの上に置きっぱなしにしてしまいました・・・

悲劇は続きます。

その日は夜から雨が降ったのでした。

次の日の朝にポストの上にあるiPhone 13 Proに気がつくまで、

9時間程度雨にさらされてしまいました。

発見した時は、電源が落ちていて、画面は真っ暗なままです。

長時間雨にさらされていたので、水没しているのは間違いありません。

iPhoneの修理屋として働いている経験上、

絶対にしてはいけない事は誰よりもわかっています。

  • 電源を入れてしまう。
  • ドライヤーなどで熱を加えて乾かす。
  • 充電器に接続する。

このようなことは絶対にしてはいけません。

もはや自らのスマホを自ら修理するしか道はないと判断した私は、

出勤してから恐る恐る雨によって水没したiPhoneを分解していきました。

そうすると、なんということでしょう!!!

内部に全く水分がありません!!!

乾燥してしまったなら、通常の水没時に見られる腐食があってもおかしくありません。

しかし、今までの修理経験を思い返してみると、

iPhone 13 Pro、iPhone 12 Proと同様にそれまでのiPhoneシリーズよりも、

本体とディスプレイの粘着力が強力になっているように感じました。

水没したiPhoneを数えきれないくらい分解してきた経験から、

「これはもしかして、水没していないのでは?」

お客様の端末では絶対にしませんが、自分のiPhoneです。

「よし、試してみよう!」

再度、iPhoneを組み上げ、電源ボタンを押してしまいました・・・・

すると・・・リンゴマークが!!!起動しました!!!

しかし、ここで喜んではいけません。

リンゴマークが点滅してしまう「リンゴループ」と呼ばれる現象が起きるかもしれません。

しばらくすると・・・

「あれ?」

「普通に立ち上がったぞ・・・」

起動を確認した後、パスコードを解除して、

カメラ機能、通話機能、Face ID、充電ができるか等の「動作確認」をしていきました。

結果は・・・

全て正常に動作している!

私自身のiPhone 13 Proの水没経験では、長時間(9時間程度)雨にさらされていても

内部に水の侵入はなく、動作も正常だった!

あくまでも私の個人的な経験なので、

全てのiPhone 13 Proがそうなるとは言えませんが、

iPhone 13 Proの脅威の耐水性を実感した出来事でした!

 

体験談はここまでにして、

一旦、iPhoneの耐水性について振り返ってみたいと思います。

Appleの公式ページにある下記の注意点をご確認ください。

水濡れによる損傷を防ぐため、以下の行為はお控えください。

  • iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
  • iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
  • iPhone をサウナやスチームルームで使う
  • iPhone を意図的に水没させる
  • 推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる

iPhone 13 Proは耐水性が高く、防止機能付きというイメージを持っている方も多いようですが

耐水と完全防水は似て非なるものです。

スマホスピタル大丸札幌店へ「水没修理」依頼に来られるお客様の多くが、

プールや海で使用していたり、入浴中に使用している方がほどんどです!

耐水性が高いとはいえ、高温・多湿は良い影響を与えないのはいうまでもありません。

iPhone 13 Proも例外ではなく、絶対に「水没」しないとは言い切れませんよね。

この修理のPOINT

  • 高い耐水性に疑いはないが、100%水没しないとは言い切れない。
  • 万が一水没してしまっても、適切な対処をすることで復旧する可能性が高い。

iPhone 13シリーズは完全防水ではない!お風呂での使用がiPhoneを危機的な状態に追い込む?


まず初めにiPhoneは防水性能ではなく耐水性能だということです。

防水は簡単に言えば内部に水が入ってこないことを指します。

水の侵入を防ぐのが防水です。

耐水は水圧に強く、濡れても耐える性質を持っていることを指します。

Appleの公式HPでも耐水性能と記載されています。

Apple公式HPの耐水性能については下記をご参照ください。

 

話は変わりますが、

iPhoneの修理屋だからこそ、故障の原因がわかることもあります。

iPhoneの画面割れ修理、バッテリー交換、水没復旧修理などは、

ある意味故障の原因がはっきりしているので、修理方法もすでに確立された手法で行うことができます。

一番難しいのが、「原因のわかない故障」です。

iPhone X以降のシリーズから度々見られるようになった故障・・・それは

急にリンゴループして起動しなくなってしまう故障です。

リンゴループについてはすでに復旧方法が確立されており、

手順にしたがって作業を行うのが通例ですが、

iPhone X以降のリンゴループには、通常発生するリンゴループの原因とは別にもう一つの原因があります。

それは・・・

お風呂や水辺で使用した際、

インカメラ近郊にあるメッシュの部分から水が入ってしまったり、

ほんの少し濡れてしまうことで、

内部のケーブルが故障してしまうことによる「リンゴループ」です。

iPhone X移行の水没原因

写真の赤丸部分のメッシュから水が入ってしまうことがあります。

内部の構造は下記のようになっています。

iPhone X移行のスピーカーケーブル

ディスプレイのメッシュ部分から水が侵入することで、

スピーカーケーブル近郊が水没したことが原因で起こるリンゴループを特定するために我々がすることは、

本体とディスプレイ部分のパネルを開けた後、スピーカーケーブルのみを接続せずに起動させることです。

iPhoneは電子基盤側と各パーツがコネクターで接続されています。

異常があると起動しない仕組みになっているので、故障している箇所の特定になります。

上記のスピーカーケーブルの故障の場合だと、

ディスプレイだけを接続して起動すると立ち上がりますので、

スピーカーケーブルの交換修理でリンゴループは改善します。

ただし、問題点は、スピーカーケーブルを交換してしまうと、

「Face ID」が使えなくなってしまうことです・・・

「Face ID」は使用していない方や、データさえ取れれば良いという方は問題ないとは思いますが、

やはりいくら耐水機能が向上したといっても、水辺での使用は十分注意したいところですね!

iPhoneをお風呂に落とした?!むしろ落としてなくても水没します

意外とやりがちなことを少し事例として紹介していきます!

みなさんお風呂に入りながらiPhoneで動画見たり、音楽聞いたりすることはありませんか?

iPhoneを防水性能と勘違いして、防水ケースやジップロックに入れずそのままの状態で持って行ってる方もいるかと思います。

実はそのままの状態でiPhoneを持っていく場合、水没してしまう可能性はあります。

iPhoneをお風呂で水没してしまう状況は2つあります。

  1. iPhoneをお風呂に落として水没
  2. お風呂の中外の温度差で水没

1つ目は純粋にiPhoneは防水ではないため、水に落としてしまうと水没してしまう可能性はあります。

そして2つ目が一番盲点かもしれません!

iPhoneをそのままの状態でお風呂に持っていくと、浴室内と浴室外の温度差で内部に水滴が発生し水没してしまう場合があります。

先程ご紹介したリンゴループの状態でお持ち頂いた方に、水に濡れたことはないですか?と聞くと、みなさん無いと言いますが、お風呂ではそのまま使ったことはあると言っていたお客さまがほとんどです。

もしお風呂でiPhoneを使用する場合は、防水ケースなどに入れて使用するようにしましょう!

水没からiPhone 13シリーズを守るためにできることは?


まず大切なことは使用しているiPhoneの性能についての最低限知っておくことです。

iP68等級がどうとか、最大水深6mで30分とか具体的な数字よりも、

やってはいけないことだったり、避けた方が良い行動くらいは把握しておくと良いかと思います!

 

iPhoneを「完全防水」と勘違いしている方はかなり多くいます。

耐水性の知識は頭に入れておくことで、最悪の事態は防げる可能性が上がります。

次に水没してしまったあと、どのような行動をとるかが重要になってきます。

こちらはAppleの公式ページに記載されている一文です。

水以外の液体が iPhone に飛び散った場合は、その部分を水道水ですすぎます。

糸くずの出ない柔らかい布 (レンズクロスなど) で iPhone を拭きます。

SIM トレイを開ける前に、iPhone が乾いたことを確かめてください。

iPhone を乾かすには、Lightning コネクタを下に向けて手のひらに置き、優しく叩いて、余分な水を排出させます。風通しのよい乾いた場所で iPhone を自然乾燥させてください。iPhone を扇風機の前に置き、Lightning コネクタに直接涼風を当てると、乾きが早くなる場合があります。

高温の熱源で iPhone を乾かしたり、綿棒やペーパータオルなどの異物を Lightning コネクタに挿入したりすることはおやめください。

とにかく水分が完全に乾燥するまで、電気を通さないのが重要になってきます。

 

次に修理について説明していきます。

水没による故障は、内部に水分が残った状態で通電してしまうことで起きるショート、

水の影響で各パーツが故障してしまう、というように原因がいくつか想定されます。

通常の水没復旧修理は、iPhoneを分解して内部の電子基盤その他を無水エタノールで洗浄して、

完全に乾燥させることで水分を飛ばし、内部の腐食を防ぎます。

この作業だけで復旧することも数多くあります。

水没復旧についてもっと詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください!

iPhone水没復旧修理の費用などの詳細はこちら>>

iPhoneを水没させてしまったらやってはいけないこと

  • ドライヤーなどで乾かしてはいけない。
  • 充電ケーブルを差し込んで充電してはいけない。

iPhone 13シリーズ耐水性と水没まとめ


iPhone 13シリーズの耐水性についてはiPhone 11 Proを超える性能を搭載しています。

私の実体験でも、その耐水性には驚かされました!(運が良かっただけの可能性はあります・・・)

しかし、精密機械である限り、水没のリスクは必ずつきまといます。

「完全防水」と勘違いして海に入れてしまったり、プールに入れてしまったり、

耐水性を過信して水深3mだから大丈夫だろうというような行動は避けるべきですね!

万が一水没してしまった場合の対処方法もある程度知識として知っていれば、

最悪の事態を防ぐ可能性はもっと高くなります!

少しでも参考にしていただけたら幸いです!

 

郵送修理の流れ

  • ご相談・お見積り
    まずはお気軽にご相談ください。店舗スタッフがお客様のご質問にお答えします。
  • 修理するiPhone・iPadを郵送
    名前・返送先住所・連絡先・パスコード・故障内容をご記入のメモを同封の上、iPhone・iPadと一緒にお送りください。
  • iPhone・iPadを修理
    お送りいただいたものが、お店に到着して、当日に修理を行います。
  • 修理を完了したiPhone・iPadを送付
    大切にお送りいたします。しばらくお待ちください。
  • 01.
    ご相談・お見積り
    ご相談・お見積り

    まずはお気軽にご相談ください。店舗スタッフがお客様のご質問にお答えします。

  • 02.
    修理するiPhone・iPadを郵送
    修理するiPhone・iPadを郵送

    名前・返送先住所・連絡先・パスコード・故障内容をご記入のメモを同封の上、iPhone・iPadと一緒にお送りください。

  • 03.
    iPhone・iPadを修理
    iPhone・iPadを修理

    お送りいただいたものが、お店に到着して、当日に修理を行います。

  • 04.
    修理を完了したiPhone・iPadを送付
    修理を完了したiPhone・iPadを送付

    大切にお送りいたします。しばらくお待ちください。

iPhone・iPadの画面や液晶は落としてしまった時だけでなく、ポケットやバックに入れていて割れてしまった、ということもあるくらい大変割れやすいです。 最初は端が割れていただけなのに、気付いたら全体に広がったということも!ひどくなる前に早期の修理をおすすめします。
※割れの範囲によっては重度となりますので、ガラス+液晶交換修理(重度)もご確認ください。

スマホスピタル大丸札幌店
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〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西4丁目7番地 大丸札幌店3F KiKiYOCOCHO
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10:00〜20:00(修理時間は大丸札幌店の営業に準じます)
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