【iPhone13】落として画面表示がおかしくなった…こんな状態でも直せるの！？

画面が緑色に！？
液晶漏れまで起きたiPhone修理！

お客様から飛び込みでiPhone修理のご依頼がありました。

落とした衝撃で液晶表示がおかしくなった
とのご相談でした。

大事にしていたiPhone13だったとのことで、
とても落ち込んだご様子でした。

iPhone13の液晶破損

お客様からiPhone13をお預かりして状態確認をしました。

▲iPhone13の状態

画面の色が明らかにおかしくなっています。
さらに白い線や黒い点などもあります。
この状態では使い続けることできないですよね…

画面交換修理は早めがいい！？

我慢して使い続けることはストレスが溜まる他に危険もあります。

画面表示がおかしくなる程の衝撃があったので、
もちろんタッチセンサーにも異常が起きている場合があります。

中でもゴーストタッチ（誤操作）は特に厄介です。
タッチセンサーの異常で勝手に画面操作がされてしまう症状ですが、
画面ロックのパスコードも勝手に入力してしまいます。

何度も間違ったパスコードが入力されてしまえば、
セキュリティーの仕様で初期化しなければ使えなくなる可能性もあります。
大事なデータを自身の手で消去すること嫌ですよね…。

よって早めの画面交換修理をオススメします。

画面交換修理開始

それでは、ゴーストタッチが起きてしまう前に
iPhone13の電源を切って画面交換を始めます。

画面を外していく

画面を開けると内部は次の写真のようになっています。

▲画面を展開

画面などのケーブル部分はプレートで覆われていますので、
まずはネジを外しプレートを取っていきます。

次にバッテリー、画面、フロントセンサーのケーブルを順に外していきます。
基板部分を傷つけないように慎重に行っていきましょう。

画面を外せました

次の写真はiPhone13の画面を外した状態になります。

▲画面取り外し

以前よりもだいぶ内部の構造が変わっています。

今回のiPhone修理は画面交換になりますので、
次に画面裏に付いているフロントセンサーケーブルを外して移植していきます。

フロントセンサーケーブル取り外し

まずはセンサー部分に固定してあるプレートを外します。
オレンジ色の部分にネジがあるので外しておきましょう。

▲画面裏パーツ取り外し①

次に緑枠部分ですが、強力な粘着で画面についています。
特にケーブル自体は非常に柔く、負荷を掛けすぎると断線してしまう事があります。
なので丁寧に少しずつ画面から剥がしていきましょう。

上記で外したプレートの下にセンサーがそれぞれあります。
こちらも粘着性があり、非常に外しずらいです。

▲画面裏パーツ取り外し②

特にケーブルが細く、断線の危険性があるのでここも慎重に作業を進めていきましょう。

フロントセンサーケーブル移植

やっとの思いで無事にフロントセンサーケーブルを外し終えました。

▲フロントセンサーケーブル

これを新しい画面に移植していきます。

ちなみにこちらのセンサーを移植していかないと、FaceIDが使用できなくなってしまいます。
とても重要な部品なので画面交換を行う際は気を付けて移植していきましょう。

最後に移植し終えた画面を本体に戻して組み上げていきます。

画面交換修理完了

写真をご覧ください！
無事に画面交換を終えたiPhone13になります。

▲iPhone13 画面交換修理後

iPhone修理前にあった液晶漏れやガラス割れが綺麗に直っています。
画面交換修理後の動作確認でも特に異常なく、FaceIDもバッチリです！

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