ある日突然、SwitchLiteの音が聞こえなくなった？！【イヤホンジャック交換修理】

Nintendo Switch Lite

Contents

1 SwitchLiteの音が聞こえなくなった
- 1.1 考えられる原因
2 イヤホンジャック交換修理開始
3 40分でゲーム機修理完了
4 スマホスピタル鹿児島店
- 4.1 修理対応機種
- 4.2 スマホ・タブレット高価買取

SwitchLiteの音が聞こえなくなった

さて、今回は「SwitchLiteのゲーム機修理」のご紹介です。
まずは状態を見て頂きましょう。

…？特に問題なさそうです…？
いえ、写真ではわからない部分の故障なんです。
実はこのSwitchLite、イヤホンを差し込んでも音が聞こえないんです。

普段、イヤホンを使用してゲームをしていたそうなのですが、
ある日突然イヤホンの音が聞こえなくなってしまったそうです。

考えられる原因

可能性として考えられるのは、イヤホンの故障、断線、SwitchLiteのイヤフォンジャックの故障、
システムの問題などが原因の場合が考えられます。

しかし、既にお客様の方で新しいイヤホンを購入して試してみたものの変化なし…。
こうなると本体側の不具合ですね。

イヤホンジャック交換修理開始

という訳でSwitchLiteのイヤホンジャック交換修理に取りかかっていきましょう！

背面から分解

まずは本体外側の背面カバーを外していきます。
背面カバーを開けるときには他のケーブルも近くにあるので、開けるときには慎重に作業を行います。

SwitchLiteの背面を開けることが出来ると、この様な状態になります。
イヤホンジャック交換の時にはこの銀色のパネルも取り外していきます。

構造のちょっとしたお話

すると、基板全体を見ることが出来ます。

ぱっと見ではわかりませんが、SwitchLiteは基板が2つに分かれています。
写真で見て右側のコントローラー付近とそれ以外の部分が分かれ目です。

なので、SwitchLiteのスティック交換の時には左右どちらの修理かによって
修理案内のお時間が変わってしまいますので、お問合せ時には交換したい
スティックの場所も一緒に伺っております。

イヤホンジャック交換

さてさて、構造の話はここまでにしておきます。
イヤホンジャック交換の話に戻りましょう。
写真の水色の矢印のところに今回は故障があるので、
ちょっとずつ分解をしていきます。

水色の線で囲んでいるのがSwitchLiteのソフトトレーです。
実はイヤホンジャックはソフトトレーと一緒になっているんです。
ネジと基板に接続されているケーブルを外します。

写真では分離させていますが、この2つの部品は本来一緒になっています。
SwitchLiteの場合は分離タイプなのですが、Switchの場合ソフトトレーと一体型のタイプになるので
症状によってはソフトトレーの交換やイヤホンジャック交換となることもあります。
その時にははんだを使用し溶接を行うので修理難易度がググっと上がってしまいます。

ですが、今回はラッチといいゲーム機修理の時に多い特殊な構造のコネクターで接続されています。
このラッチは力加減を間違えると壊れてしまう事もありますので慎重に作業を行う必要があります。

さて、ここまで分解することが出来れば、イヤホンジャック交換もあと少しです。
新しい部品へ付け替え、組み上げていきましょう。
手順は今までと逆順でしていくので、部品やネジがわからなくなってしまわないようにしっかりと管理をしておきます。